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※上の写真は、北陸本線 長浜駅に停車中の223系。(2019年11月撮影)

先日書いた記事 で紹介した通り、JR西日本は2020年2月19日に「2020年度~2023年度にかけて JR京都線・神戸線に225系を大量投入し、221系を大和路線・おおさか東線に転用して201系を置き換える」と発表しています。

そのニュースリリースで、JR西日本がもう1つ重要な発表をしていました。
JR京都線・神戸線の223系に車内ディスプレイを設置する というのです!


【JR西日本 ニュースリリース】
在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実
2020年2月 定例社長会見


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※学研都市線を走行する321系の車内ディスプレイ。
(東寝屋川駅は 昨年春のダイヤ改正で 「寝屋川公園駅」 に改称されました)



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※大阪環状線の新型車両・323系の車内ディスプレイ。


2020年3月5日現在、JR西日本の京阪神地区では 225系のほか、主にJR京都線・神戸線の普通電車などで使用される321系や、大阪環状線の323系に 車内ディスプレイが設置されています。

一度に多くの情報を表示することができ、種別や行き先、号車、次の停車駅や その先の停車駅などが一目で分かるんですよね。


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しかし、223系の乗降ドア上にあるLED表示器は 一目で見える情報量が少なく、液晶ディスプレイに比べ 情報提供に難があります。

特に、「前4両が長浜行き、後ろ8両が米原行き」 といったように、途中で後ろの車両を切り離す列車の案内は、LED表示器だとスクロール表示なので目に留まりにくく、改善が必要だと思っていました。


223系 LEDから液晶へ(JR西日本 ニュースリリースより)
※上の図は、JR西日本 ニュースリリース(定例社長会見)より引用。


ニュースリリースによると、2020年3月中旬頃から2021年度にかけて、JR京都線・JR神戸線などを走行する223系・計330両に、車内ディスプレイを設置するとのこと。

設置場所は225系や321系と異なり、ドア上のLED表示器を液晶ディスプレイに取り替えるようです。

日本語と英語に加え、中国語や韓国語での情報提供も行われます。



特筆すべき点は、運行案内用の車内ディスプレイとは別に、広告・輸送障害時案内用の車内ディスプレイが設置されるということです。

225系や321系では、列車の運転見合わせや遅れなどといった情報が、運行案内用のディスプレイに表示されます。

しかし、JR西日本曰く 「自然災害を始めとした輸送障害時の情報提供の重要性が高まっている」 として、223系では 運行案内と輸送障害案内が分離されることになりました。



JR京都線・神戸線の223系に車内ディスプレイが設置されるのは朗報です。

ただ、個人的には 阪和線の223系こそ車内ディスプレイが必要だと思うんですよね。

関空/紀州路快速は 前4両が関西空港行き、後ろ4両が和歌山行きとなっており、日根野駅から分かれて運転するのですが、223系のLED表示器だと 切り離しの案内が分かりづらいです。

関西空港へ向かう利用客が間違って和歌山方面へ行ってしまうのを防ぐためにも、車内ディスプレイを早く設置してほしいところ。


また、221系は 225系の登場よりも後になってリニューアルされましたが、ドア上には LED表示器が取り付けられています。

このリニューアルに合わせて、223系と同じ車内ディスプレイを設置してほしかったです。



以上、JR京都線・神戸線を走る223系の車内ディスプレイ設置について書きました。

車内ディスプレイの設置された223系は、今月中旬から順次投入されることになります。
225系とは異なる車内ディスプレイ、気になるところです。


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