JR西日本エリアでは、2012年3月17日にダイヤ改正が行われます。
(概要については 過去記事「JR西日本 2012年のダイヤ改正 」をご覧ください)

改正後の時刻表が、ネットで公開されたので、さっそく改正前のものと比較してみました。


今回は大阪環状線のダイヤ改正を2回に分けて書こうと思います。
まずは、大阪駅・京橋駅・鶴橋駅の新旧ダイヤ比較です。

ダイヤ改正では、12時~15時台の JRゆめ咲線直通電車が廃止され、ユニバーサルシティ方面へは西九条で乗り換えとなります。
また、全ての快速電車が福島駅に停車するようになります。

日中のダイヤパターン
※内回り※
緑字は大和路快速(加=加茂行き、奈=奈良行き)、
青字は関空/紀州路快速、
桃字は桜島行きの普通電車
その他は環状。

※外回り※
緑字は大和路快速(天王寺行き)、
青字は関空/紀州路快速(京=京橋行き、天=天王寺行き)
桃字はJRゆめ咲線からの普通電車(天王寺行き)
その他は環状。



大阪駅(内回り)
改正前
3 6 9 14(奈)  18  21  24  29(加)  
33  36  39  44(奈)
   48  51  54  59(加)

改正後
3 8 13(奈)  18  23  28(加)  
33  38  43(奈)
   48  53  58(加)

環状運転の普通電車の発車時刻は変わっていませんが、関空/紀州路快速の発車時刻が2分遅くなり、大和路快速の発車時刻が1分早くなりました。

大阪駅には5分間隔で電車が来ることになります。

ちなみに、11時台は 大和路快速の発車時刻が1分早くなったこと以外、変化がありません。


大阪駅(外回り)
改正前
0(京) 4 8 12  15(京) 19 23 27
30(京) 34 38 42  
45(京) 49 53 57

改正後
4 9 14(天)  19 24 29(天)
34 39 44(天)  
49 54 59(天)

こちらも5分間隔になりました。
てっきり桜島始発が大阪始発になるだけだと思っていましたが、関空/紀州路快速を天王寺まで延長するようです。

関空/紀州路快速は、11時16分発から15時44分発まで 全て天王寺行きになります。
京橋止まりの電車にイラっとしていた人にとっては朗報かも?

ちなみに、11時台の JRゆめ咲線からの直通電車は、改正後は京橋止まりになります。



京橋駅(内回り)
改正前
1 6(奈) 10 13  16 21(加) 25 28 
31 36(奈) 40 43  
46 51(加) 55 58

改正後
0 5(奈) 10  15 20(加) 25  
30 35(奈) 40  
45 50(加) 55


改正前に比べ、とても分かりやすいダイヤになりました。

15時台は、30分発 関空/紀州路快速が28分発に、35分発 大和路快速が36分発になっているほか、32分に京橋始発 大阪行きの短距離電車が設定されています


ちなみに、11時台は 58分発の関空/紀州路快速の発車時刻が2分遅くなったこと以外、全く変化がありません。


京橋駅(外回り)
改正前
0 4 11  15 19 26  
30 34 41  
45 49 56

改正後
1 6(天) 11  16 21(天) 26  
31 36(天) 41  
46 51(天) 56


JRゆめ咲線からの直通電車がなくなる代わりに、京橋止まりだった関空/紀州路快速が天王寺まで延長されます。


鶴橋駅(内回り)
改正前
2 8 12(加)  17 23 27(奈)
32 38 42(加)  47 53 57(奈)

改正後
2 7 12(加)  17 22 
27(奈)  
32 37 42(加)  47 52 57(奈)

JRゆめ咲線直通電車の代わりに 関空/紀州路快速が運転されます。
今まで4~6分間隔だったのが5分間隔に統一されました。


鶴橋駅(外回り)
改正前
4 8 12  19 23 27

34 38 42  49 53 57

改正後
4 9 14(天)  19 24 29(天)
34 39 44(天)  49 54 59(天)

こちらも5分間隔に統一されています。

ダイヤ改正の概要が発表された当初は 減便・快速の停車駅増でダイヤ改悪と思いましたが、いざ比較してみると、日中の関空/紀州路快速が京橋止まりでなくなったり、運転間隔が統一されたりと、改正前に比べ改善されているように思いました。

次の記事 では、福島駅・野田駅の新旧ダイヤ比較を書きます。

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