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嵯峨野線の時刻表に載っていない行き先 「嵯峨嵐山行き」。

毎年11月は紅葉シーズンで 嵯峨嵐山を訪れる人が多く、通常のダイヤでは輸送力が足りないので、土休日に 嵯峨嵐山行きの臨時列車が運転されます。

今回は、そんな嵯峨嵐山行きの接近放送と電光掲示板の表示をご紹介。

※2020年2月2日追記※
2017年3月のダイヤ改正で、嵯峨野線では 日中の普通電車の本数が毎時3本→4本に増えました。
これに伴い、「嵯峨嵐山行き」 が毎日運転されるようになっています。



まずは、接近放送から。

京都駅は 運行管理システム 対応の自動放送で、英語放送も流れます。
(声:村山明さん)




二条駅と円町駅は、河本俊美さんのアナウンス。

接近放送を聞き比べてみると、「危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください」 の声のトーンが違うのが分かります。
※円町駅の動画は 冒頭のチャイムが抜けています。





終点である嵯峨嵐山駅は、「当駅止」 のアナウンスが用意されておらず、「回送電車がまいります」 という文言になっています。
(声:片山光男さん)

※冒頭のチャイムが抜けています。




続いては 電光掲示板です。


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京都駅
運行管理システム 対応の表示です。
嵯峨嵐山行きは臨時列車ですが、種別欄には 「普通」 としか表示されていません。


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京都駅の西口改札に設置されている電光掲示板。
特急はしだて 天橋立行きの表示にも注目です。


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二条駅
京都駅と異なり、臨時列車であることを強調するためか、種別欄に 臨普 と表示されています。
英語表示は、普通と同じ Local と表示されていました。


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円町駅
二条駅と異なり、種別欄には 臨普通 と表示されています。

琵琶湖線やJR京都線では、電車が3分以上遅れると、遅れ約○分 と表示されますが、この駅では1分以上遅れると 写真のように ○分遅 と表示されます。


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こちらも二条駅と異なり、Special Train と表示されています。
Saga-Arashiyama の表示も少し違いますよね。

「2分遅」 の英語表示は、2 minutes behind ではなく 2min. となっていました。
ちょっと省略しすぎているような気がしますが・・・。


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嵯峨嵐山駅
接近放送と同様、この駅では 「当駅止」 の表示が用意されておらず、回送列車扱いになっています。
電光掲示板には 回送列車の発車時刻も表示されています。


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琵琶湖線やJR京都線の場合、回送列車が到着する時は 列車がまいります と表示されますが、この駅では 写真のように 回送がまいります と表示されます。


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