2014年8月、宇野駅を訪れた後、四国へ向かうべく 茶屋町駅まで戻ってきたのですが、ふと1・2番のりばの発車標に目をやると、とんでもない表示が出ていました!


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応援ファジアーノ  丸亀行き!?Σ(゚д゚;)

種別欄に 「応援」、列車名欄に 「ファジアーノ」 と表示された謎の列車です。

四国へ向かう電車ですが、なぜか1・2番のりば(岡山方面行きホーム)の発車標に表示され、3・4番のりば(児島・四国方面行きホーム)の発車標には表示されていませんでした。

漢字2文字の行き先の場合、通常は  「 岡  山 」 というように 2つの文字の間があいていますが、丸亀行きの表示は 「丸亀」 と 文字がくっついているので 違和感ありますね。

当初は 宇野駅での撮影後、すぐに四国へ行く予定でしたが、この列車がすごく気になったので、予定を変更し ここでしばらく留まることにしました。



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英語表示の時も、謎の列車の種別・列車名表示は日本語のままでした。

Marugame の文字のフォントは、Okayama の表示と同じです。


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反対側から撮った写真も貼っておきます。

駅員アナウンスによると、この電車は団体専用列車で 一般の利用客は乗れないとのこと。

京阪神地区の発車標であれば、種別欄に 「団体」  「Group」 と表示して終わりですが、この駅では 団体専用列車であっても その列車名と行き先を表示するようです。

それにしても凄いですね。種別が 「応援」 って・・・。


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改札口の発車標でも この通り。

ホームと違って日光が当たらないので、綺麗に表示を撮ることができました。


スクロール表示は、「この電車は団体専用列車です。一般のお客様はご乗車にならないように願います。」 というようなものかと思っていたら・・・



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「ファジアーノ岡山応援号」
岡山のプライドを賭けた 「瀬戸大橋ダービー」
ガンバレ! 「ファジアーノ岡山」!!


スクロール表示も 非常に独特でした。

この列車は、「ファジアーノ岡山応援号」 というようです。

ファジアーノ岡山とは、岡山県をホームタウンとするプロサッカークラブ。

2014年現在は J2に所属しています。

ファジアーノ岡山と 香川県の 「カマタマーレ讃岐」  が対戦する試合 「瀬戸大橋ダービー」 が 8月31日に丸亀で開催されるのに伴い、岡山駅から ファジアーノ岡山サポーター専用の列車を運行したというわけです。

※ファジアーノ岡山 公式サイトのニュース
【アウェイツアー】貸切臨時列車で行く!8月31日(日)瀬戸大橋ダービー讃岐戦のご案内  も参照。


ちなみに、ファジアーノ(Fagiano)とは イタリア語で 「キジ(雉)」 の意味だそう。

キジは岡山県を代表する鳥として、県鳥に指定されています。


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13時41分頃に ファジアーノ岡山応援号が到着するとの駅員アナウンスがあり、再びホームへ。

列車名欄の表示は、「電車がまいります」 でした。



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こちらが、2・3番のりばに到着した ファジアーノ岡山応援号。

岡山地区でおなじみの黄色一色の電車でした。



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正面には JR西日本のICカード 「ICOCA」 のマスコット 「カモノハシのイコちゃん」 と、ファジアーノ岡山のマスコット 「ファジ丸」 が描かれたヘッドマークが取り付けられています。


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側面のLED行き先表示器には、「団体」 の文字が!

これもなかなか見れませんよね。



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電車の窓にも、ファジアーノ岡山の装飾がされています。


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ファジアーノ岡山応援号の車内には、なんと イコちゃんが!!!

車内では 様々なイベントも行われたようです。
(手前に男性がいますが、顔をモザイクしても隠し切れなかったので、パンダのスタンプを貼ってあります)

電車はその後、定刻に発車していきました。


以上、茶屋町駅で撮影した 「ファジアーノ岡山応援号」 を紹介しました。


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