主にJR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・JR東西線・学研都市線で運用されているJR西日本の207系通勤形電車。

JR発足後に製造された 比較的新しい車両ですが、中でも初期に投入した車両は 新製から既に20年以上が経過しているため、安全性向上対策やバリアフリー対応の充実などを目指したリニューアルが行われます。

【JR西日本 ニュースリリース】

207系通勤形電車をリニューアルします!


2014年11月から リニューアルされた207系が走り始めましたが、まだ数が非常に少ないので(1編成だけ?)、なかなか見る機会がないんですよね.。

しかし先日、学研都市線で 207系のリニューアル車に運よく乗ることができたので、このブログで とりあえず紹介しておこうと思います。



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今回のリニューアルで自分が最も注目したのは、電車の行き先表示器。

これまでの3色LEDから フルカラーLEDに変わっているのです。

来年 広島地区に投入される227系からフルカラーLEDが採用されており、今後導入される車両にも順次使用されると思われます。

表示も変更されており、文字のフォントが変わったほか、右側に号車番号が表示されるようになりました。

3色LEDでは、英語が全て大文字で表示されていましたが、フルカラーLEDになってからは 小文字を使った一般的な表記に変わっています。



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英語表示の部分は、 「東西線経由」 「Via Tōzai Line」 と 交互に表示されるようになっています。

日本語表示の部分が 以前に比べ小さくなったため、このような表示が可能になったのでしょう。

交互に変わる行き先表示は、JR西の在来線の電車には これまでなかったので、ここまで進化したのかと驚いています。


3色LEDでは 大きく 「東西線経由 宝塚」 と表示されていたので、日本語表示の方は 以前の方が分かりやすかったような気がします。

ただ、英語表示は 「TŌZAI,TAKARAZUKA」 だったので、「Via Tōzai Line」 と表示できるようにしたのは良かったと思いますね。



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尼崎駅に到着後、電車を降りて 車両を撮影。

できれば先頭車両を撮影したかったのですが、この時は最後尾の車両に乗っていたので、ここで撮るしかありませんでした。



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ちょうど1年前に新大阪駅で撮影した 207系・321系の写真も貼ってみました。

リニューアル前後の207系を比較すると、オレンジの細い線が ライトの上から下に移動し、その下にさらに青い線が追加されるなど、前面のデザインが 321系とほぼ同じものに変わっているのが分かります。



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207系リニューアル車の行き先表示器を拡大して撮影。

3色LEDだった時は 日本語しか表示されませんでしたが、フルカラーLEDになってからは 日本語の下に英語の表示も出るようになりました。


混雑していたため今回は撮影しませんでしたが、車内も大きく変化!

車内の照明がLED化されており、これまでとの明るさの違いに まず驚きました。

座席の中間には 仕切りと縦の握り棒が新設されたほか、座席の端の袖仕切りが大型化されています。


以上、207系のリニューアル車をちょっとだけ紹介しました。

今後はリニューアル車が順次投入され、見かける機会も増えてくると思うので、新しいフルカラーLEDの行き先表示などを いろいろ撮ってみたいと思います。

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