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大阪環状線では、2015年3月14日に行われるダイヤ改正で
夕方~夜にかけてのダイヤが一新されます。
16~20時台に 阪和線へ直通する関空/紀州路快速と 大和路線へ直通する大和路快速区間快速を、
それぞれ毎時2~4本から 日中と同じ毎時4本・15分間隔に増発。
あわせて、この時間帯のダイヤがパターン化され、分かりやすくなるのです。

(過去記事 「☆JR西日本 2015年春のダイヤ改正(関西編)☆
大阪環状線 夕方のダイヤをパターン化! 学研都市線 日中の快速を区間快速に格下げ・・・
」 を参照)

2014年12月にダイヤ改正の概要が発表されたものの、
JRゆめ咲線直通列車に関する記述がないなど、疑問の残る点があったのですが、
2015年1月16日に、大阪環状線・JRゆめ咲線のダイヤ改正内容について
追加で発表されたので、このブログで紹介しておきたいと思います。

【JR西日本 ニュースリリース】
『大阪環状線改造プロジェクト』
夕時間帯を中心に大阪環状線のダイヤが充実!! 平成27年3月ダイヤ改正



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今回のニュースリリースで 新たに発表された内容は、以下の通り。

【夕方時間帯】
①外回りの京橋止まりを廃止。全列車 天王寺まで運転!
京橋駅の南側に車庫があるため、朝晩に 外回りの京橋行きが設定されていますが、
夕方ダイヤのパターン化に伴い、概ね17~20時台は京橋止まりの電車がなくなり、
全列車が天王寺まで運転されることになります。

これまでは 京橋止まりの電車が設定されているために
京橋~鶴橋~天王寺駅間では 夕方の運転間隔が6~8分も開くことがありましたが、
改正後は 約4分間隔と均等になります。



②JRゆめ咲線 大阪方面への直通列車を毎時4本に増発!
西九条行きと合わせて、毎時8本に!
夕方ダイヤのパターン化は、JRゆめ咲線でも行われます。
JRゆめ咲線では、これまで夕方以降の発車時刻がバラバラで、
18時台に至っては 大阪方面への直通列車が1本しか設定されていませんでしたが、
改正後、概ね17~21時台は 大阪方面への直通列車と西九条行きシャトル列車が
それぞれ毎時4本・15分間隔に統一

2つを合わせると、これまでの毎時5~6本から毎時8本に増発されることになります。

また、この時間帯の大阪方面へ直通する列車は
西九条駅で 阪和線直通の関空/紀州路快速に接続し、
西九条行きのシャトル列車は 大和路線直通の区間快速に接続するようになります。


③環状運転の普通電車は毎時4本に減少
関空/紀州路快速が毎時4本、大和路快速・区間快速が毎時4本、
JRゆめ咲線直通列車が毎時4本ということで、もしや・・・と思ったら案の定でした。
2015年1月現在、環状運転の普通電車は 平日夕方だと毎時6~8本運転されていますが、
改正後は、日中だけでなく 夕方以降(概ね16~20時台)も、環状運転の普通電車は毎時4本のみとなります。

17時台以降は、大和路線直通列車が 環状線内各駅停車の区間快速となり、環状線普通の補完的役割をします。
内回りは、関空/紀州路快速の3分後に区間快速が発車するダイヤになることから、
おそらく、関空/紀州路快速→区間快速→JRゆめ咲線直通→環状線普通→関空/紀州路快速・・・
の順に運転されるのでしょう。
※2015年12月22日追記※
関空/紀州路快速→区間快速→環状線普通→JRゆめ咲線直通→関空/紀州路快速・・・の順でした。



【朝時間帯】
土休日に JRゆめ咲線の列車を増発

土休日の概ね7~9時台に、JRゆめ咲線の列車が増発されます。
桜島行きの本数は、7時台と9時台が毎時6本→7本に、8時台が毎時7本→8本となり、
毎時1本ずつ、計3本増える形です。
前回のダイヤ改正 では、平日の朝8~9時台に JRゆめ咲線の列車が増発されており、
今回はそれに続くダイヤ改正となります。




以上、大阪環状線のダイヤ改正について紹介しました。
今回のように、ダイヤ改正の概要が 後になって追加で発表されるのは 初めてではないでしょうか

自分がまず驚いたのは、ニュースリリースのタイトル。
今回の大阪環状線のダイヤ改正は、 「大阪環状線改造プロジェクト」 の一環だったんですね

JR西は、余程気合が入っているのでしょう。
阪和線・大和路線の直通列車が増発される上、夕方のダイヤがパターン化されて分かりやすくなり、
さらには京橋止まりの電車がなくなるのですから。
一石二鳥ならぬ 一石三鳥の改正で、利便性が大きく向上しますね
(むしろなぜ今までやらなかったのかと思います。やはり、夕方のダイヤをパターン化するという発想がなかったのでしょうか。)

ただ、阪和線・大和路線直通列車の増発と引き換えに、減らされることになったのが 環状運転の普通電車です。
改正後は、夕方以降も毎時4本しか運転されなくなります。
環状線なのに環状運転の電車が少ないというのは 何だか変な感じがしますが、
客の大半が天王寺で入れ替わってしまうので、
天王寺を跨いだ利用が多くないと判断されたのでしょう。
鶴橋方面からだと、需要が多いのは新今宮での南海乗り換えぐらいで
そこから先の大正・弁天町方面へ行く利用客は比較的少ないのかもしれません。

今回のダイヤ改正は、大阪から阪和線・大和路線への通勤輸送と USJアクセスに重点が置かれており、
旅客流動に合ったダイヤになったのではないかと思います。

改正後の夕方のダイヤは、阪和線直通・大和路線直通・JRゆめ咲線直通・環状線普通が、
それぞれ毎時4本・15分間隔となり、2011年のダイヤ改正時の日中のダイヤに近いなという印象を持ちました。
この時は、日中の関空/紀州路快速が京橋止まりだったため、
京橋~鶴橋~天王寺間の運転間隔が4~7分間隔になっていましたが、
翌年のダイヤ改正で 関空/紀州路快速を天王寺まで延長した上で、日中のJRゆめ咲線直通列車を廃止したため、
環状線の東側が5分間隔に揃えられたんですよね。
関空/紀州路快速と大和路快速の停車駅が 2年連続で増えたのも、この時でした。
(2011年春から大正、2012年春から福島にも停車)

16~20時台のダイヤがパターン化されると、この時間帯の大和路線直通列車は 奈良行きと加茂行きだけになり、
奈良・高田行き加茂・五条行きといった 和歌山線直通列車との併結運転は
22時台の1本を除いて 消滅するかもしれません。
また、環状線から阪和線へ直通する 快速 日根野行きも、おそらく 23時台の2本を除いてなくなるでしょう。

※2015年12月22日追記※
ダイヤ改正後も、夕方~夜にかけて 和歌山線直通列車との併結運転が残りました。
特に平日は、17~19時台に 区間快速 加茂・五条行き、奈良・高田行き、
奈良・五条行き、加茂・高田行きの4本が設定されています。
また、快速 日根野行きは 20時台に1本設定されました。

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