※この記事を読む前に、過去記事 「南草津駅の利用客数が滋賀県内で最多に!長年1位の草津駅をついに上回る! 」 をぜひご覧ください。


昨年(2014年)度の1日平均乗車人員が、これまで県内1位だった草津駅を上回り、
滋賀県で最も利用客の多い駅となった
南草津駅

開業以来、利用客が急速に増え続けています。

今後も この勢いを保ったまま、2位に陥落した草津駅を引き離すだろうと思っていたのですが、そんな南草津駅の利用客数に 大きな影響を与えそうな出来事が 今年ありました。

南草津駅が最寄駅である
立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(以下:BKC)の学部移転です。


【産経WESTの記事】
立命館大の学部移転で、滋賀・草津市の不動産業界に“異変”…
学生3700人消え、家賃1万円台の物件も



今年の春、立命館大学は 大阪府茨木市に 「大阪いばらきキャンパス(以下:OIC)」 を開設しました。

これに伴い、経営学部と大学院経営学研究科が BKCからOICに移転したのです。


産経WESTの記事によると、昨年度までは15の学部・大学院研究科があり、学部生と院生合わせて約1万7千人が在籍していましたが、今回の移転で 学生ら約3700人が流出し、1500~2000人の下宿生が減少したとみられる とのこと。

下宿生以外は 大半が電車通学だと思うので、この数字が本当なら、
BKCの電車通学者は1000人以上減ったことになります。

そうなれば、南草津駅の利用客数に大きなダメージを与えることは必至です。

開業以来 初めて減少に転じるだけでなく、減り具合によっては、草津駅を下回って 県内2位に陥落するかもしれません。

もっとも、BKC以外の利用は増加傾向のまま変わらないでしょうし、BKCの学部移転で 今年の利用客数が減ったとしても、翌年からは再び増加して 草津駅を引き離すのではないかと思いますが、今後の利用客数の推移が ちょっと心配になりますね・・・


※2016年9月29日追記※
2015年の利用客数がどうなったかについては、
こちらの記事
  をご覧ください。

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