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※ICOCAのマスコットキャラクター 「カモノハシのイコちゃん」。(新大阪駅で撮影)

JR西日本のICOCA、JR東日本のSuica をはじめ、PASMOPiTaPaKitacaTOICAmanacaSUGOCAはやかけんnimoca といった全国相互利用カード
※以下、「ICカード」 と言えば、これら10種類のカードのことを指します。

券売機に並んで切符を買うことなく、タッチするだけで改札を通れるので、電車での移動には欠かせないという方も多いと思います。

そんなICカードですが、全ての路線で使えるわけではありません。

日本全国 ICOCAで行こか。」 と宣伝している JR西日本でも、ICカードが使えない駅は 地方を中心に非常に多く、福知山駅や伊賀上野駅のように 大都市から比較的近くても使えないことがあるのです。

しかし、ICカードが使えない路線や区間を知らずに使っている人は 意外と多いのではないでしょうか?
事実、ICカードで乗車したら 降りる駅でICカードが使えず、現金で全額精算するケースが多発しています。

そこで今回、JR西日本の在来線で ICカードが使える路線・使えない路線をまとめてみました。

電車に乗った後で 
「ICカードが使えないって聞いてないよ!」
「いっぱいチャージしてきたのに意味なかった!」
「現金が残り少ない! どうしよう・・・」
なんてことにならないよう、しっかり確認していただければと思います。


※記事内容は随時更新する予定です。
※新幹線については、別記事 「新幹線でSuica・ICOCAなどのICカードが使える路線・使えない路線 【まとめ】 」 をご覧ください。

最新更新日:2019年9月21日
※きのくに線 海南~紀伊田辺駅間の特急通過駅で、2020年春からICカードが利用可能になります。
※七尾線 津幡~和倉温泉駅間で、2021年春からICカードが利用可能になります。
※2021年春に TOICAエリアが米原まで拡大し、米原駅⇔TOICAエリアの移動にICカードが使えるようになります。
(ただし、TOICAエリアと 米原駅以外のICOCAエリアの駅と跨っての利用はできません)



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【重要】  ICカードでは 「エリア跨ぎ」 ができません。

ICカードは、JR西日本のICOCAエリアや JR東海のTOICAエリア、JR東日本のSuicaエリア、JR九州のSUGOCAエリアなど、それぞれのエリア内で利用できます。

ICOCAエリアの駅からICカードで乗車して、TOICAエリアやSuicaエリア、SUGOCAエリアの駅でICカードで下車するというように、エリアを跨っての利用はできません。

ICカードでエリアを跨って利用しようとすると、下車駅で現金で全額精算することになります。

※下関駅はJR西日本の駅ですが、ICOCAエリアではなくSUGOCAエリアの駅となっています。
(九州方面のみICカードが利用可能)



例えば、以下のような利用ができません。

①大阪駅や京都駅、米原駅、金沢駅、福井駅、敦賀駅からICカードで乗車し、大垣駅や岐阜駅、名古屋駅でICカードで下車すること。
ICOCAエリアとTOICAエリア(2019年度版)


②天王寺駅や奈良駅、加茂駅、柘植駅からICカードで乗車し、亀山駅や四日市駅、桑名駅、名古屋駅でICカードで下車すること。
関西線


③紀伊勝浦駅や新宮駅からICカードで乗車し、四日市駅や桑名駅、名古屋駅でICカードで下車すること。
特急南紀


④金沢駅や高岡駅、富山駅からICカードで乗車し、直江津駅や長岡駅、新潟駅でICカードで下車すること。
ICOCA北陸エリアとSuica新潟エリア


⑤富山駅からICカードで乗車し、岐阜駅や名古屋駅でICカードで下車すること。
特急ひだ icカード(2019年)


⑥広島駅や宮島口駅、岩国駅からICカードで乗車し、下関駅や九州の駅でICカードで下車すること。

SUGOCAエリアとICOCAエリア

※エリアを跨ぐ場合は、乗車する駅で切符を購入してください。



【ICOCAエリアの一体化について(2018年9月15日~)】

2018年9月15日(土)、山陽本線 相生~和気駅間、赤穂線 播州赤穂~長船駅間、北陸本線 近江塩津~大聖寺駅間にICOCAが導入されました。

これにより、近畿、北陸、中国・四国地方のICOCAエリアがつながり、岡山⇔姫路や京都⇔福井などといったように、エリアを跨いで利用することが可能になりました。


※ただし、利用区間に IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道が含まれる場合、利用可能区間は 大聖寺~越中宮崎駅間、高岡~新高岡駅間となります。

例えば、関西や福井県の駅からICカードで乗車し、富山方面へ向かう場合、ICカードが使えるのは金沢駅までです。
(IRいしかわ鉄道の駅や 富山県の駅では ICカードで下車できません)

関西のICOCAエリア+北陸本線 特急停車駅の図


逆に、富山県の駅や IRいしかわ鉄道の駅からICカードで乗車し、福井方面へ向かう場合、ICカードが使えるのは大聖寺駅までです。
(福井県や関西の駅では ICカードで下車できません)


ICOCA 石川・富山



【ICOCAエリアでの 「営業キロ200km制限」 について】

2018年3月17日から、ICカードを使ってICOCAエリア内を移動できる区間が、
乗車駅から下車駅までの最短経路で 営業キロ200km以内 に制限されています。
(例外もあります)

このため、以前はICカードが使えたのに 現在は使えなくなっている場合があります。

※寺前⇔米原(222.8km)、岡山⇔岩国(202.7km)、福山⇔松江(214.5km)など。

詳しくは、別記事 「【JR西日本】 ICOCAエリア 「営業キロ200km制限」 について 【まとめ】
 」 をご覧ください。



【Suica・PASMOのオートチャージについて】

JR西日本の駅では、ICカードが使えるエリアであっても、Suica・PASMOのオートチャージは行われません。


オートチャージが可能なエリアは、Suicaの首都圏エリア・仙台エリア・新潟エリアと、PASMOエリア(首都圏の私鉄・地下鉄)のみです。




【JR西日本でのPiTaPaポストペイ(後払い)サービスについて】

JR西日本の京阪神地区では、2018年10月1日から PiTaPaのポストペイサービスが開始されており、乗車駅と下車駅が どちらもポストペイエリア内の場合、ポストペイが適用されます。

乗車駅 または 下車駅がポストペイエリア外の場合、ポストペイサービスが適用されず、カード内残額から減額されます

詳しくは、別記事 「JR西日本でのPiTaPaポストペイ(後払い)サービスについて 【まとめ】 」 をご覧ください。



【ICOCA以外のICカードの購入について】

JR西日本の駅では、ICOCA以外のICカード(Suica・PASMOなど)を購入できません。


また、ICOCA以外のICカードでJR西日本エリアの定期券を作ることもできません。




北陸地方(福井・石川・富山)

ICカードが使える路線


北陸本線 
←NEW!(近江塩津~敦賀~福井~大聖寺駅間、2018年9月15日~)
城端線 高岡~新高岡駅間
IRいしかわ鉄道 
あいの風とやま鉄道
※関西・福井県⇔IRいしかわ鉄道(金沢駅以外)・富山県を移動する場合、ICカードは使えません。
ICカードを使って移動する場合は、北陸本線 大聖寺~金沢駅間の駅で一旦改札を出るか、下車駅で現金で精算してください。




ICカードが使えるようになる予定の路線

【2021年春から利用可能】
七尾線 津幡~和倉温泉駅間
※七尾~和倉温泉駅間の、のと鉄道の普通列車では、2021年春以降も ICカードが使えません。
(和倉温泉駅では、特急列車利用時のみ ICカードが利用可能になる予定)




ICカードが使えない路線

七尾線
津幡~羽咋・七尾・和倉温泉方面
氷見線
城端線 新高岡~砺波・城端方面
高山本線
大糸線
九頭竜線(越美北線)
小浜線

※富山駅から新潟方面は、越中宮崎駅(泊駅の隣の駅)までICカードが使えます。
えちごトキめき鉄道の駅(市振駅・糸魚川駅など)では ICカードが使えません。
直江津駅は JR東日本のSuica新潟エリアのため、石川県・富山県の駅からICカードで乗車した場合、ICカードで下車できません。

新潟県内でICカードが使えない鉄道路線については、別記事 「新潟県でSuica・PASMOなどのICカードが使えない鉄道路線 【まとめ】 をご覧ください。

※北陸の私鉄でICカードが使えない路線については、別記事 「北陸地方でICOCA・SuicaなどのICカードが使えない鉄道路線 【まとめ】 」 をご覧ください。



近畿地方(関西)
ICOCAエリア2019

ICカードが使える路線
※路線記号順

北陸本線
←NEW!(近江塩津~敦賀~福井~大聖寺駅間、2018年9月15日~)
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線 (東海道本線 米原~京都・大阪方面など)
山陽本線 ←NEW!(相生~和気駅間、2018年9月15日~)
赤穂線 ←NEW!(播州赤穂~長船駅間、2018年9月15日~)
湖西線
草津線(柘植駅も含む)
JR奈良線
嵯峨野線(山陰本線) 京都~園部駅間
おおさか東線 ※2019年3月16日に開業した新大阪~放出駅間もICカードが利用可能。
JR宝塚線(福知山線) 大阪~尼崎~篠山口駅間
JR東西線
学研都市線
(片町線)

加古川線 加古川~西脇市駅間
播但線 姫路~寺前駅間
姫新線 姫路~播磨新宮駅間
大阪環状線
JRゆめ咲線(桜島線)
大和路線(関西本線) JR難波~奈良~加茂駅間
阪和線
関西空港線
和歌山線 王寺~高田~五条駅間
万葉まほろば線(桜井線)
きのくに線(紀勢本線) 和歌山~海南駅間の各駅、海南~新宮駅間の特急 「くろしお」 停車駅
※きのくに線では、和歌山駅・宮前駅・紀三井寺駅・黒江駅・海南駅・箕島駅・藤並駅・湯浅駅・御坊駅・南部駅・紀伊田辺駅・白浜駅・周参見駅・串本駅・古座駅・太地駅・紀伊勝浦駅・新宮駅でICカードが利用可能です。
※海南駅以南の特急停車駅では、ICOCA定期券は利用できません。
※名古屋駅から特急 「南紀」 に乗るなど、三重県側から新宮・紀伊勝浦方面へ行く場合、ICカードは利用できません。
紀勢本線 和歌山~和歌山市駅間
羽衣線
和田岬線

※大阪府では、全ての駅でICカードが使えます。



ICカードが使えるようになる予定の路線

【2020年春から利用可能】

和歌山線 五条~和歌山駅間
きのくに線(紀勢本線) 海南~紀伊田辺駅間の特急通過駅
※同時に、海南~紀伊田辺駅間の全駅でICOCA定期券が利用可能になります。

【2021年春から利用可能】
福知山線 篠山口~福知山駅間の各駅
山陰本線 園部~胡麻駅間の各駅、胡麻~城崎温泉駅間の特急停車駅(綾部・福知山・和田山・八鹿・江原・豊岡・城崎温泉)
舞鶴線 西舞鶴駅、東舞鶴駅
播但線 生野駅、竹田駅

※綾部・和田山・八鹿・江原・豊岡・城崎温泉・西舞鶴・東舞鶴・生野・竹田の各駅は、2021年春以降も ICOCA定期券が使えません。
(福知山駅は 福知山線  篠山口・宝塚・尼崎方面のみ ICOCA定期券が利用可能になる予定)



東海道本線(JR東海) 米原駅⇔大垣・岐阜・名古屋方面

※2021年春に TOICAエリアが米原まで拡大し、米原駅⇔TOICAエリアの移動にICカードが使えるようになります。
(ただし、TOICAエリアと 米原駅以外のICOCAエリアの駅と跨っての利用はできません)




ICカードが使えない路線

関西本線
加茂~笠置・伊賀上野・亀山方面 ※伊賀上野駅では ICカードが使えません。
※柘植駅はICカードが利用可能。
山陰本線 園部~綾部・福知山・豊岡・城崎温泉・香住・浜坂方面
※福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅では ICカードが使えません。
舞鶴線 ※西舞鶴駅・東舞鶴駅では ICカードが使えません。
小浜線
福知山線 篠山口~谷川・柏原(かいばら)・福知山方面
加古川線 西脇市~谷川方面
播但線 寺前~生野・竹田・和田山方面 ※竹田駅では ICカードが使えません。
姫新線 播磨新宮~佐用・上月・津山方面
和歌山線 五条~和歌山駅間(橋本駅・粉河駅・岩出駅など)
きのくに線(紀勢本線)  海南~新宮駅間の特急通過駅
紀勢本線(JR東海) 新宮~熊野市・尾鷲・松阪・津・名古屋方面

東海道本線(JR東海) 米原→大垣・岐阜・名古屋方面、醒ケ井→米原・京都・福井方面
※醒ケ井駅・近江長岡駅・柏原(かしわばら)駅は、2019年3月2日からICカードが使えるようになりましたが、TOICAエリアのため、ICOCAエリア(米原駅以西・以北)と跨っての利用はできません。


関西⇔東海地方をJRの在来線で移動する場合、ICカードは使えません。
※ちなみに、関西⇔東海地方を 近鉄で移動する場合は ICカードが利用可能です。


※関西の私鉄でICカードが使えない路線については、別記事 「関西でICOCA・SuicaなどのICカードが使えない鉄道路線 【まとめ】 」 をご覧ください。



山陽地方(岡山・広島・山口)

岡山県のICOCAエリア2019

ICカードが使える路線
(岡山県)


山陽本線
←NEW!(相生~和気駅間、2018年9月15日~)
赤穂線 ←NEW!(播州赤穂~長船駅間、2018年9月15日~)
伯備線 岡山~倉敷~備中高梁駅間、新見駅
瀬戸大橋線(宇野線・本四備讃線) 岡山~茶屋町~児島~高松駅間
宇野みなと線(宇野線) ←NEW!(茶屋町~宇野駅間、2019年3月16日~)
桃太郎線(吉備線)
津山線 岡山~法界院駅間



【伯備線 備中高梁~伯耆大山駅間について】

伯備線の備中高梁~伯耆大山駅間では、特急 「やくも」 停車駅(備中高梁・新見・生山・根雨・伯耆大山)のみ、ICカードが利用可能です。(それ以外の駅はICカードが使えません)


※新見駅・生山駅・根雨駅では、ICOCA定期券は利用できません。
また、島根県・鳥取県⇔岡山県を跨ぐICOCA定期券も作ることができません。



ICカードが使える路線(広島県・山口県)
広島県 ICOCAエリア2018

山陽本線
岡山方面~福山~広島~南岩国駅間
呉線
可部線
芸備線 広島~狩留家駅間
福塩線 福山~神辺駅間



ICカードが使えない路線(岡山県・広島県)

伯備線
備中高梁~新見・米子方面 (新見駅除く)
津山線 法界院~金川・福渡・津山方面 ※津山駅では ICカードが使えません。
※津山線でICカードが使えるのは、岡山駅と法界院駅だけです。

福塩線 神辺~万能倉・府中・上下・三次方面
※福塩線でICカードが使えるのは、福山・備後本庄・横尾・神辺の4駅だけです。
姫新線
因美線
芸備線 狩留家~志和口・三次・備後落合・新見方面
※三次駅では ICカードが使えません。
※狩留家~中三田駅間は、2018年7月の西日本豪雨の影響で運転見合わせ中。
(2019年10月23日に運転を再開する予定)
中三田~三次駅間は朝晩のみ運転。下深川~三次駅間でバス代行輸送を実施。




ICカードが使えない路線(山口県)

山陽本線
南岩国~柳井・徳山・新山口・下関方面
※下関駅は 九州方面のみICカードが利用可能。(JR九州 SUGOCAエリア)
岩徳線
山口線
宇部線
小野田線(本山支線も含む)
美祢線
山陰本線(仙崎支線も含む)


山口県でICカードが使えるのは、和木・岩国・南岩国・下関の4駅だけです。
新山口駅・徳山駅をはじめ、ほとんどの駅でICカードが使えません。




香川県(JR四国)
香川県のICOCAエリア

ICカードが使える路線


予讃線
高松~多度津駅間
瀬戸大橋線(本四備讃線)
※香川県の駅では、ICOCA定期券は利用できません。


ICカードが使えるようになる予定の路線

【2020年3月頃から利用可能】
予讃線
  詫間駅、観音寺駅
土讃線  善通寺駅、琴平駅
高徳線  栗林公園北口駅、栗林駅、屋島駅
※これらの駅も、ICOCA定期券は利用できません。


ICカードが使えない路線

予讃線
多度津~観音寺・伊予西条・今治・松山方面
土讃線 多度津~善通寺・琴平・阿波池田・高知方面
高徳線 高松~栗林・志度・三本松・引田・徳島方面

徳島県・高知県・愛媛県では、全ての駅で ICカードが使えません。



山陰地方(鳥取・島根)

山陰地方のICOCAエリア 2019


ICカードが使える路線


山陰本線
出雲市~松江~米子~伯耆大山駅間
伯備線 根雨駅・生山駅
境線 ←NEW!(2019年3月16日~)



ICカードが使えない路線

山陰本線
出雲市~大田市・江津・浜田・益田方面、伯耆大山~倉吉・鳥取方面
伯備線 根雨駅・生山駅以外の駅(特急通過駅)
因美線
木次線
山口線
※三江線は 2018年3月31日をもって廃止されました。

鳥取駅では、ICカードが使えません。

※中国・四国地方の私鉄でICカードが使えない路線については、別記事 「中国・四国地方でICOCA・SuicaなどのICカードが使えない鉄道路線 【まとめ】 」 をご覧ください。




福岡県(JR西日本)

ICカードが使えない路線

博多南線


※JR九州でICカードが使えない路線については、
別記事 「九州でSUGOCA、SuicaなどのICカードが使えない鉄道路線 【まとめ】 をご覧ください



※ICカードが使えないJRの駅について もっと具体的に知りたい方は、サブブログ 「JRの駅でICカードが使えるか使えないか分かるブログ 」をご覧ください。


【ICOCAを持っている方へ】
ICOCAは東京では使えないと思っていませんか?

【ICカードが使えない鉄道路線(地方別)】
北海道
東北地方
関東(首都圏)
新潟県
長野県・山梨県
東海地方(岐阜・愛知・三重・静岡)
北陸(富山・石川・福井)
関西
中国・四国地方
九州・沖縄

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