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※ICOCAのマスコットキャラクター 「カモノハシのイコちゃん」。

関西では JR西日本などがICOCA(イコカ)を導入しているほか、
大手私鉄(阪急・阪神・京阪・近鉄・南海)をはじめ 多くの私鉄や地下鉄がPiTaPa(ピタパ)を導入しています。

「ICOCAエリアやPiTaPaエリアでは ICOCA・PiTaPaしか使えない」 と勘違いしている人がいますが、
これらのエリアは 交通系ICカードの全国相互利用サービスに対応しているため、
Suica、PASMO、Kitaca、TOICA・manaca・SUGOCA、はやかけん、nimoca も利用できます。
(以下、「ICカード」 といえば、ICOCA・PiTaPaも含めた これら10種類のカードのことを指します)


しかし、関西の全ての鉄道路線が ICカード1枚で乗れるわけではありません。
JR西日本では 北近畿地区や和歌山地区を中心に
ICカードが利用できない路線が多く残っているほか、ICカード未導入の鉄道会社もあります。
そこで今回、関西でICカードが使えない鉄道路線を 都道府県別にまとめてみました。


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※新幹線については、別記事 「新幹線でSuica・ICOCAなどのICカードが使える路線・使えない路線 【まとめ】 」 をご覧ください。
※ケーブルカーについては、別記事 「<ケーブルカー> Suica・ICOCAなどのICカードが使える路線・使えない路線 【まとめ】 」 をご覧ください。

最新更新日 2018年11月1日

<目次>
【重要】 ICカードでは 「エリア跨ぎ」 ができません。 
ICOCAエリアの一体化について(2018年9月15日~)
ICOCAエリアでの 「営業キロ200km制限」 について
Suica・PASMOのオートチャージについて
JR西日本でのPiTaPaのポストペイ(後払い)サービスについて
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
りんくうタウン・柏原(かしわら)・吉野口駅での乗り換え・乗車・下車について


【重要】 ICカードでは 「エリア跨ぎ」 ができません。
ICカードは、JR西日本のICOCAエリアやJR東海のTOICAエリアなど、それぞれのエリア内で利用できます。
TOICAエリアの駅からICカードで乗車して、ICOCAエリアの駅でICカードで下車するというように、
エリアを跨っての利用はできません。

ICカードでエリアを跨って利用しようとすると、下車駅で現金で全額精算することになります。


例えば、以下のような利用ができません。
①名古屋駅や岐阜駅、大垣駅からICカードで乗車し、
米原駅や京都駅、大阪駅でICカードで下車すること。

ICOCAエリアとTOICAエリア(北陸・関西と東海地方)

②名古屋駅や桑名駅、四日市駅からICカードで乗車し、
柘植駅や加茂駅、奈良駅、天王寺駅でICカードで下車すること。

関西線

④名古屋駅や桑名駅、四日市駅からICカードで乗車し、
新宮駅や紀伊勝浦駅でICカードで下車すること。

特急南紀

※エリアを跨ぐ場合は、乗車する駅で切符を購入してください。

 
【ICOCAエリアの一体化について(2018年9月15日~)】
2018年夏、山陽本線 相生~和気駅間、赤穂線 播州赤穂~長船駅間、
北陸本線 近江塩津~大聖寺駅間にICOCAが導入されました。
これにより、近畿、北陸、中国・四国地方のICOCAエリアがつながり、
岡山⇔姫路や京都⇔福井などといったように、エリアを跨いで利用することが可能になりました。


【ICOCAエリアでの 「営業キロ200km制限」 について】
2018年3月17日から、ICカードを使ってICOCAエリア内を移動できる区間が
乗車駅から下車駅までの最短経路で 営業キロ200km以内 に制限されています。
(例外もあります)
このため、以前はICカードが使えたのに 現在は使えなくなっている場合があります。
※寺前⇔米原(222.8km)、播磨新宮⇔米原(220.5km)など。

詳しくは、別記事 「【JR西日本】 ICOCAエリア 「営業キロ200km制限」 について 【まとめ】 」 をご覧ください。

【Suica・PASMOのオートチャージについて】
関西では、ICカードが使えるエリアであっても、Suica・PASMOのオートチャージは行われません。
オートチャージが可能なエリアは、Suicaの首都圏エリア・仙台エリア・新潟エリアと、
PASMOエリア(首都圏の私鉄・地下鉄)のみです。


【JR西日本でのPiTaPaポストペイ(後払い)サービスについて】
JR西日本の京阪神地区では、2018年10月1日から PiTaPaのポストペイサービスが開始されており、
乗車駅と下車駅が どちらもポストペイエリア内の場合、ポストペイが適用されます。

乗車駅 または 下車駅がポストペイエリア外の場合、ポストペイサービスが適用されず、
カード内残額から減額されます

詳しくは、別記事 「JR西日本でのPiTaPaポストペイ(後払い)サービスについて 【まとめ】 」 をご覧ください。


滋賀県
【JR東海】
東海道本線 米原~大垣・岐阜・名古屋方面
※醒ケ井駅・近江長岡駅・柏原(かしわばら)駅では、ICカードが使えません。
この3駅は 2019年春からICカードが使えるようになる予定ですが、ICOCAエリアではなく TOICAエリアとなります。


近江鉄道
信楽高原鐵道



京都府
【JR西日本】
関西本線 加茂~笠置・伊賀上野・亀山方面
山陰本線 園部~綾部・福知山・豊岡・城崎温泉方面
福知山線 篠山口~谷川・柏原(かいばら)・福知山方面
舞鶴線
小浜線


京都丹後鉄道

●叡山電鉄では、2016年3月16日からICカードが利用可能になりました。
●嵯峨野観光鉄道では、トロッコ乗車券をICカードで購入できます。ただし、PiTaPaは利用できません。

※京都府北部の駅では、ICカードが使えません。
(胡麻駅・綾部駅・福知山駅・西舞鶴駅・東舞鶴駅・宮津駅・天橋立駅など)


大阪府
なし(全ての鉄道路線でICカードが利用可能)

●能勢電鉄では、かつてPiTaPaとICOCAしか使えませんでしたが、
2016年6月10日からSuicaやPASMOなど 他の全国相互利用カードも使えるようになりました。



兵庫県
【JR西日本】
山陰本線
福知山線 篠山口~谷川・柏原(かいばら)・福知山方面
加古川線 西脇市~谷川方面
播但線 寺前~生野・竹田・和田山方面
姫新線
播磨新宮~佐用・上月・津山方面


※兵庫県北部の駅では、ICカードが使えません。
(豊岡駅・城崎温泉駅・香住駅・浜坂駅・和田山駅・竹田駅・谷川駅・柏原(かいばら)駅など)

北条鉄道
智頭急行
京都丹後鉄道


●能勢電鉄では、かつてPiTaPaとICOCAしか使えませんでしたが、
2016年6月10日からSuicaやPASMOなど 他の全国相互利用カードも使えるようになりました。

●2014年3月1日から神戸新交通(ポートライナー、六甲ライナー)で
2014年3月21日から山陽電車で、2015年3月3日から神戸電鉄と北神急行で、
2016年6月10日から能勢電鉄で、交通系ICカード全国相互利用サービスへの対応を開始しました。
2018年現在、PiTaPaとICOCAしか利用できない関西の鉄道会社は ありません。


奈良県
【JR西日本】
和歌山線  五条~橋本・粉河・和歌山方面
※2018年9月現在、奈良県内のJR駅で ICカードが使えないのは 大和二見駅だけです。
※2020年春から、五条~和歌山駅間でICカードが利用可能になる予定。



和歌山県
【JR西日本】
和歌山線  ※2020年春からICカードが利用可能になる予定。
きのくに線(紀勢本線)
 
海南~新宮駅間の特急通過駅
きのくに線では、和歌山駅・宮前駅・紀三井寺駅・黒江駅・海南駅・箕島駅・藤並駅・湯浅駅・御坊駅・南部駅・紀伊田辺駅・白浜駅・周参見駅・串本駅・古座駅・太地駅・紀伊勝浦駅・新宮駅でICカードが利用可能です。
※海南駅以南の特急停車駅では、ICOCA定期券は利用できません。
(和歌山~海南駅間の各駅では利用できます)
※名古屋駅から特急 「南紀」 に乗るなど、
三重県側から新宮・紀伊勝浦方面へ行く場合、ICカードは利用できません。



【JR東海】
紀勢本線 新宮~熊野市・尾鷲・松阪・津・名古屋方面

和歌山電鐵(わかやま電鉄 貴志川線)
紀州鉄道



りんくうタウン・柏原・吉野口駅での乗り換え・乗車・下車について
りんくうタウン駅でJR⇔南海、柏原(かしわら)駅・吉野口駅でJR⇔近鉄を乗り換える場合は、
ICのりかえ改札機」 に必ずタッチしてください。
乗り換えの時に この改札機にタッチしないと、下車駅の改札機で処理できません。


りんくうタウン駅
ICのりかえ改札機は、改札内コンコースに設置されています。
JRから南海へ、南海からJRへ乗り換える場合は、ICのりかえ改札機に必ずタッチしてください。
改札口には南海の自動改札機が設置されていますが、
JRを利用する場合でも、この自動改札機を利用できます。

(ICのりかえ改札機にタッチする必要はありません)

柏原駅
ICのりかえ改札機は、1番線(近鉄ホーム)に設置されています。
JRから近鉄へ、近鉄からJRへ乗り換える場合は、ICのりかえ改札機に必ずタッチしてください。
改札口には、JRの自動改札機が設置されています。
近鉄のみを利用する場合、改札口の自動改札機、ICのりかえ改札機の両方にタッチしてください。


吉野口駅
ICのりかえ改札機は、2・3番のりばと地下通路に設置されています。
JRから近鉄へ、近鉄からJRへ乗り換える場合は、ICのりかえ改札機に必ずタッチしてください。
改札口には、近鉄のIC改札機が設置されています。
JRのみを利用する場合、改札口のIC改札機、ICのりかえ改札機の両方に必ずタッチしてください。
近鉄のみを利用する場合は、ICのりかえ改札機にタッチしないでください。


※関西でICカードが使えないJRの駅を具体的に知りたい方は、サブブログの記事
近畿地方でICOCA・SuicaなどのICカードが使えないJR駅 <まとめ>」 をご覧ください。


【関連記事】
【JR西日本】 ICOCA・SuicaなどのICカードが使える路線・使えない路線 【まとめ】

【ICカードが使えない鉄道路線(地方別)】
北海道
東北地方
関東(首都圏)
新潟県
長野県・山梨県
東海地方(岐阜・愛知・三重・静岡)
北陸(富山・石川・福井)
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