このブログでは、2012年に 天王寺駅のホームに設置されている電光掲示板を紹介しましたが、2015年5月に天王寺駅を訪れると、路線記号の導入に伴って 電光掲示板が変化していたので、改めて撮影しました。
変化前の写真と新旧比較しながら、紹介したいと思います。
まずは、阪和線ホームから見ていきましょう。
1番のりばは、2015年現在 定期列車の発車がない予備ホーム。
(1番のりばに到着する定期列車はあります)
2番のりばは、3番のりばの降車ホームです。
そのため、このホームの電光掲示板には、15番のりばから発車する 関空/紀州路快速や 特急はるか・くろしおの案内が表示されています。
路線記号導入前、1・2番のりばの電光掲示板には、「きのくに線 和歌山・白浜方面」 「関西空港線 関西空港方面」 と 特急くろしお・はるかの方面案内が書かれていました。
導入後は どうなったかというと・・・
!!!
路線記号を目立たせるためか、電光掲示板が灰色から黒に変わました。
案内表記が R 阪和線 S 関西空港線 鳳・和歌山・関西空港方面 と 標準的なものになったほか、のりば番号の数字が大きくなっています。
表示欄の真上に書かれている 「種別 Type」 「列車名 / 遅れ Train Name / Delay」 などの文字が、以前よりも小さくなって 見にくいです。
この写真を撮った2015年5月9日は、南海電鉄 難波駅付近で不発弾の撤去・処理作業が行われ、安全確保のため、朝7時30分頃から撤去作業終了まで南海線の難波~住ノ江駅間、高野線の難波~堺東駅間が運休となりました。
そのため 電光掲示板の一番下の段には、南海電鉄の列車運行情報がスクロール表示されていました。
当駅始発の快速電車が発車する 3・4番のりばの電光掲示板です。
路線記号導入前は、「阪和線 鳳・和歌山方面」 「関西空港線 関西空港方面」 というように 分けて書かれていましたが・・・
路線記号導入後は、1・2番のりばと同様 「鳳・和歌山・関西空港方面」 とまとめて表記されるようになりました。
普通電車と朝晩の区間快速が発着する 7・8番のりばの電光掲示板です。
このホームから関西空港行きの電車が発車しないためか、電光掲示板には 「阪和線 鳳・和歌山方面」 と 阪和線の案内しか書かれていませんでしたが・・・
こちらも 1・2番のりばや3・4番のりばと同じ表記に。
路線記号の導入で、阪和線ホームの電光掲示板の案内表記が統一されたことになります。
続いて、大阪環状線・大和路線ホームを見ていきます。
環状線 内回りの電車が発車する11・12番のりばの電光掲示板。
路線記号導入前は のりば番号が書かれていませんでした。
路線記号の導入で、こちらも 電光掲示板が黒色に。
「鶴橋・京橋方面」 という表記が 「鶴橋・京橋・大阪方面」 に変わりました。
電光掲示板には 遅れ表示も出ますが、阪和線ホームと違って 「遅れ」 の表記はありません。
環状線 外回りの電車が発車する13・14番のりばの電光掲示板。
こちらも、路線記号導入前は のりば番号が書かれていませんでした。
路線記号導入後は こんな感じ。
「新今宮・西九条方面」 という表記が 「新今宮・西九条・大阪方面」 に変わっています。
12番のりば と 13番のりばは 1本の線路を共有していて、13番のりばは 12番のりばの降車ホームになっています。
そのため、12番のりばに 内回りの電車が到着する時、13番のりばの電光掲示板では 一番の下の段に 列車がまいります と表示されます。
14番のりばに停車中の回送列車。
「回送・試運転」 の方向幕は初めて見ました。
15・16番のりばの電光掲示板です。
15番のりばからは、大阪環状線から阪和線へ直通する電車が、16番のりばからは、大和路線 王寺・奈良方面行きの電車が発車します。
このホームの電光掲示板は、6段表示の大きなタイプで、上3段が阪和線で 下3段が大和路線 というように、発車案内が路線ごとに分けられています。
路線記号導入前は、上の写真のような感じでしたが・・・
こちらも黒色になりました。
阪和線の発車案内は、3・4番のりばの電光掲示板と同じように 阪和線と関西空港線で別々に書かれていたものが 一つにまとられたほか、「関空特急はるか」 「特急くろしお」 の列車名表記が追加されています。
大和路線の発車案内は、「(関西線)」 の表記が消えたほか、直通先である和歌山線の路線記号 T が追加されています。
最後は、17・18番のりばです。
このホームからは、阪和線・大和路線から大阪環状線へ直通する電車や 大和路線のJR難波行き、新大阪方面へ向かう特急はるか・くろしおが発着しますが、電光掲示板には 大阪環状線の案内表記がなく、「JR京都線 新大阪・京都方面」 と 特急はるか・くろしおの方面案内が書かれていました。
路線記号導入後は、大阪環状線 新今宮・西九条・大阪方面の案内表記が追加されたほか、「JR京都線 新大阪・京都方面」 という方面表記が 「特急はるか」 「特急くろしお」 と 列車名表記になりました。
字やラインカラーは小さくなりましたが、こちらの方が分かりやすいですよね。
以上、天王寺駅のホームに設置されている電光掲示板を紹介しましたが、電光掲示板の色や表記だけでなく、表示にも変化があったことに気づいた方はいるでしょうか?
昨年まで この駅の電光掲示板は、阪和線の発車案内を除いて 英語表示が出なかったのですが、いつの間にか 環状線・大和路線の発車案内も 英語表示が出るようになったのです。
これが普通ですよね。
JR西日本で3番目に利用客の多い主要駅なのに これまで 英語表示が出なかったのが不思議でなりません。
次は、天王寺駅の改札口に設置されている電光掲示板を紹介します。
天王寺駅 改札口の電光掲示板(発車標) 【路線記号導入後】
変化前の写真と新旧比較しながら、紹介したいと思います。
まずは、阪和線ホームから見ていきましょう。
1番のりばは、2015年現在 定期列車の発車がない予備ホーム。
(1番のりばに到着する定期列車はあります)
2番のりばは、3番のりばの降車ホームです。
そのため、このホームの電光掲示板には、15番のりばから発車する 関空/紀州路快速や 特急はるか・くろしおの案内が表示されています。
路線記号導入前、1・2番のりばの電光掲示板には、「きのくに線 和歌山・白浜方面」 「関西空港線 関西空港方面」 と 特急くろしお・はるかの方面案内が書かれていました。
導入後は どうなったかというと・・・
!!!
路線記号を目立たせるためか、電光掲示板が灰色から黒に変わました。
案内表記が R 阪和線 S 関西空港線 鳳・和歌山・関西空港方面 と 標準的なものになったほか、のりば番号の数字が大きくなっています。
表示欄の真上に書かれている 「種別 Type」 「列車名 / 遅れ Train Name / Delay」 などの文字が、以前よりも小さくなって 見にくいです。
この写真を撮った2015年5月9日は、南海電鉄 難波駅付近で不発弾の撤去・処理作業が行われ、安全確保のため、朝7時30分頃から撤去作業終了まで南海線の難波~住ノ江駅間、高野線の難波~堺東駅間が運休となりました。
そのため 電光掲示板の一番下の段には、南海電鉄の列車運行情報がスクロール表示されていました。
当駅始発の快速電車が発車する 3・4番のりばの電光掲示板です。
路線記号導入前は、「阪和線 鳳・和歌山方面」 「関西空港線 関西空港方面」 というように 分けて書かれていましたが・・・
路線記号導入後は、1・2番のりばと同様 「鳳・和歌山・関西空港方面」 とまとめて表記されるようになりました。
普通電車と朝晩の区間快速が発着する 7・8番のりばの電光掲示板です。
このホームから関西空港行きの電車が発車しないためか、電光掲示板には 「阪和線 鳳・和歌山方面」 と 阪和線の案内しか書かれていませんでしたが・・・
こちらも 1・2番のりばや3・4番のりばと同じ表記に。
路線記号の導入で、阪和線ホームの電光掲示板の案内表記が統一されたことになります。
続いて、大阪環状線・大和路線ホームを見ていきます。
環状線 内回りの電車が発車する11・12番のりばの電光掲示板。
路線記号導入前は のりば番号が書かれていませんでした。
路線記号の導入で、こちらも 電光掲示板が黒色に。
「鶴橋・京橋方面」 という表記が 「鶴橋・京橋・大阪方面」 に変わりました。
電光掲示板には 遅れ表示も出ますが、阪和線ホームと違って 「遅れ」 の表記はありません。
環状線 外回りの電車が発車する13・14番のりばの電光掲示板。
こちらも、路線記号導入前は のりば番号が書かれていませんでした。
路線記号導入後は こんな感じ。
「新今宮・西九条方面」 という表記が 「新今宮・西九条・大阪方面」 に変わっています。
12番のりば と 13番のりばは 1本の線路を共有していて、13番のりばは 12番のりばの降車ホームになっています。
そのため、12番のりばに 内回りの電車が到着する時、13番のりばの電光掲示板では 一番の下の段に 列車がまいります と表示されます。
14番のりばに停車中の回送列車。
「回送・試運転」 の方向幕は初めて見ました。
15・16番のりばの電光掲示板です。
15番のりばからは、大阪環状線から阪和線へ直通する電車が、16番のりばからは、大和路線 王寺・奈良方面行きの電車が発車します。
このホームの電光掲示板は、6段表示の大きなタイプで、上3段が阪和線で 下3段が大和路線 というように、発車案内が路線ごとに分けられています。
路線記号導入前は、上の写真のような感じでしたが・・・
こちらも黒色になりました。
阪和線の発車案内は、3・4番のりばの電光掲示板と同じように 阪和線と関西空港線で別々に書かれていたものが 一つにまとられたほか、「関空特急はるか」 「特急くろしお」 の列車名表記が追加されています。
大和路線の発車案内は、「(関西線)」 の表記が消えたほか、直通先である和歌山線の路線記号 T が追加されています。
最後は、17・18番のりばです。
このホームからは、阪和線・大和路線から大阪環状線へ直通する電車や 大和路線のJR難波行き、新大阪方面へ向かう特急はるか・くろしおが発着しますが、電光掲示板には 大阪環状線の案内表記がなく、「JR京都線 新大阪・京都方面」 と 特急はるか・くろしおの方面案内が書かれていました。
路線記号導入後は、大阪環状線 新今宮・西九条・大阪方面の案内表記が追加されたほか、「JR京都線 新大阪・京都方面」 という方面表記が 「特急はるか」 「特急くろしお」 と 列車名表記になりました。
字やラインカラーは小さくなりましたが、こちらの方が分かりやすいですよね。
以上、天王寺駅のホームに設置されている電光掲示板を紹介しましたが、電光掲示板の色や表記だけでなく、表示にも変化があったことに気づいた方はいるでしょうか?
昨年まで この駅の電光掲示板は、阪和線の発車案内を除いて 英語表示が出なかったのですが、いつの間にか 環状線・大和路線の発車案内も 英語表示が出るようになったのです。
これが普通ですよね。
JR西日本で3番目に利用客の多い主要駅なのに これまで 英語表示が出なかったのが不思議でなりません。
次は、天王寺駅の改札口に設置されている電光掲示板を紹介します。
天王寺駅 改札口の電光掲示板(発車標) 【路線記号導入後】