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※広島地区の新型車両227系(写真は山陽線 瀬野駅で撮影)。

2016年3月26日(土)に行われるダイヤ改正。
先日書いた記事 では、近畿エリアのダイヤ改正を取り上げましたが、
今回は 広島エリアのダイヤ改正について書きたいと思います。

【JR西日本 ニュースリリース】
平成28年春ダイヤ改正について ダイヤ改正日:平成28年3月26日(土曜日)


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①山陽線で土休日に快速 「シティライナー」 を新設。
山陽線 広島~岩国駅間、西条~広島駅間で、土休日に快速 「シティライナー」 を新設。
全列車 227系で運転。
※快速 「シティライナー」 は2010年のダイヤ改正で廃止されており、今回のダイヤ改正で復活する形に。

山陽線(広島~岩国)
広島~岩国駅間では、9~18時台(広島駅基準)に
快速 「シティライナー」 を 1時間あたり上下各2本(1日に上下各20本)運転。
停車駅は、広島、五日市、宮内串戸、宮島口、大野浦~岩国駅間の各駅
所要時間は、普通電車に比べ、広島~宮島口駅間で8分、広島~岩国駅間で10分短縮。
※2010年以前のシティライナーの停車駅と比較すると、
横川駅・西広島駅・新井口駅が通過となり、広島~五日市駅間がノンストップに。
(新白島駅は当時未開業)
一方で、大野浦駅・玖波駅・和木駅が停車駅に加わっている。


広島駅や宮島口駅では、1時間に普通4本、シティライナー2本の計6本が停車。
運転間隔は シティライナーが30分間隔、普通電車が15分間隔で概ね統一。
シティライナーは広島駅を毎時12分・42分、普通は0分・15分・31分・45分に発車。
シティライナーの前を走る普通電車(広島0分発・31分発)は大野浦行き。
大野浦駅以西で各駅に止まることにより普通電車の補完的役割を果たす。
(12~14時台は広島45分発の普通電車も大野浦行き)

山陽線(西条~広島)
西条~広島駅間では 土休日の10時台(西条駅基準)に、西条発 広島行きの快速 「シティライナー」 を2本新設。
10時台の本数は 普通電車3本(現状維持)と合わせて5本の運転に。
停車駅は、西条、八本松、海田市、広島
所要時間は現在の10時台の普通電車に比べ 西条~広島駅間で7~6分短縮。
※2010年以前のシティライナーの停車駅と比較すると、瀬野駅が通過となり、海田市駅が停車駅に加わっている。
上りの列車(広島→西条・三原方面)と西条駅以東の運転はない。


②呉線、土休日の朝に 「安芸路ライナー」 を増発。
土休日、呉駅を9時台に発車する広島方面行きの下り列車3本のうち2本を
普通電車から快速 「安芸路ライナー」 に変更。
広島駅に9~11時台に到着する下り列車を 1時間に快速2本、普通2本で統一。
呉駅を9時台に発車する安芸路ライナーの 広島駅までの所要時間は33~36分で、
現在の9時台の普通電車より15~10分短縮。


③呉線、土休日の夕方のダイヤをリニューアル。
「通勤ライナー」 を 「安芸路ライナー」 に変更・増発し、
概ねパターン化されたダイヤに。

土休日、広島駅を16時以降に発車する呉方面行きの快速 「通勤ライナー」 を
「安芸路ライナー」 に変更し、毎時1本→2本に増発。(普通電車は毎時3本→2本に削減)
広島駅を15~19時台に発車する上り列車を1時間に快速2本、普通2本とし、発車時刻を概ね統一。
(快速は広島駅を毎時0分・30分、普通は毎時10分・40分に発車)
※19時台の普通は10分・50分発

また、呉駅を16~18時台に発車する下り列車3本のうち1本を 普通電車から快速 「安芸路ライナー」 に変更。
1時間に快速1本、普通2本に統一。(快速は呉駅を毎時50分、普通は毎時2分・26分に発車)
土休日は快速の運転時間帯が2時間(16時台まで→18時台まで)拡大する。
呉駅16:54発の快速 通勤ライナーは 16:50発 安芸路ライナーに統合。
16時台の本数が4本→3本に減る。
増発される安芸路ライナーの呉~広島間の所要時間は31分で、
現在の17・18時台の普通電車より22~11分短縮。

これにより、土休日の9時以降、広島駅を発車する上りの快速、広駅を発車する下りの快速は
全て 安芸路ライナーとなり、快速の停車駅が統一される。


④可部線で土休日の午前中に列車の両数を増強
土休日、可部線で広島駅に10~11時台に到着する上り列車の編成両数を 2両→4両に増強。


⑤227系を追加投入。平日の日中は227系で統一。
運転区間を福山~徳山駅間に拡大。

227系を新たに32両追加投入。
平日の日中は、山陽線 三原~岩国駅間、呉線 広~広島駅間、可部線で運転する列車を227系で統一。
また、227系の運転区間を糸崎~由宇駅間から福山~徳山駅間に拡大。

★227系で運転する列車(福山エリア)★
【上り】 糸崎12:17発 福山行き、糸崎20:10発 福山行き
【下り】 福山12:51発 三原行き、福山20:49発 糸崎行き



⑥列車のドア枚数を統一
山陽線 三原~岩国間、呉線、可部線を運転する列車を3ドア車に統一。
2ドア車と4ドア車の運転を終了。(臨時快速 「瀬戸内マリンビュー」 は除く)



⑦土休日の朝と夕方以降を中心に本数削減
山陽線、呉線、可部線で、土休日の朝と夕方以降を中心に 利用状況に合わせて列車を見直し。

山陽線(西条~広島間) ※計9本削減
【上り(西条方面)】
15時台・・・5→4本、17時台・・・6→5本、18時台・・・6→5本
【下り(広島方面)】
 7時台・・・4→3本、8時台・・・5→4本
17時台・・・5→3本、18時台・・・6→5本、19時台・・・5→4本

山陽線(広島~岩国間) ※計2本削減
【下り(岩国方面)】
20時台・・・5→4本、21時台・・・4→3本

呉線(広~広島間) ※計8本削減
【上り(広方面)】
8時台・・・3→2本、15時台・・・5→4本、18時台・・・5→4本、20時台・・・4→3本
【下り(広島方面)】
 8時台・・・4→3本
16時台・・・4→3本、20時台・・・3→2本、21時台・・・3→2本

可部線(広島~可部間) ※計8本削減
【上り(広島方面)】
17時台・・・5→3本、21時台・・・3→2本、22時台・・・3→2本
【下り(可部方面)】
16時台・・・6→4本、20時台・・・4→3本、21時台・・・3→2本


⑧山陽線 岩国~徳山駅間 日中に1往復削減
以下の列車が運転取り止めとなる。
【上り】 徳山13:07発 岩国行き
【下り】 岩国13:45発 下関行きのうち 岩国~徳山間


⑨その他
・利用状況に合わせて、一部列車の運転区間を変更。
・一部、編成両数が短くなる列車がある。



以上、広島エリアのダイヤ改正について書きました。
227系がまた追加投入されるだろうと思っていましたが、
予想以上に 今回は 土休日のダイヤが大きく様変わりしますね。


まさかのシティライナー復活!!!
もう二度と見られないだろうと思っていたので、本当に驚きました
しかも、停車駅が一新され、広島~五日市駅間ノンストップ&大野浦~岩国駅間 各駅停車に。
新白島駅も横川駅も通過するとは、ずいぶんと思い切ったことをしますね。
通勤ライナーの停車駅をシティライナーが通過する という逆転現象が起きています。

以前のシティライナーは 広島市内から岩国駅以西への速達列車という位置づけだったのか、
宮島口駅以東の停車駅が普通電車と大差ありませんでした。(通過駅は廿日市駅と阿品駅のみ)
今回は 広島駅から宮島口駅・大野浦~岩国駅間各駅への速達列車となっており
シティライナーの役割が大きく変わったように思います。

ダイヤ改正後、広島~大野浦駅間では 日中の本数が毎時4本→6本に増加。
土休日は 広島駅から宮島口駅へ向かう観光客が多いのでしょうね。

その一方で、夕方のダイヤを日中とほぼ同じにしたため、夕方の普通電車の本数が削減される事態に。
特に 宮島口駅を15~17時台に発車する広島方面行きの普通電車は
毎時6本→4本に減少しているので、シティライナー通過駅の利便性は下がりますね


呉線の夕方のダイヤのリニューアル
通勤ライナーが安芸路ライナーに 「格下げ」 され、普通電車の本数も減りましたが、
個人的に これは良いと思いますね。
快速の本数が毎時1本→2本に増えて利用しやすくなり、
海田市駅・坂駅・吉浦駅の停車本数も増えるわけですから。
(海田市駅は山陽線 西条方面との乗り換え需要が結構あるでしょうし)
今回の改正で、広島駅を15~19時台に発車する呉方面行きの発車時刻がほぼ統一されて
非常に分かりやすいダイヤになったことは評価したいです。

今回の広島エリアのダイヤ改正では、シティライナーを復活させるなど、「攻め」 の姿勢が見られるのですが、
一方で 土休日の夕方以降を中心に 大規模な減便も行われるんですよね
特に、山陽線 西条→広島方面の17時台は 5→3本に、
可部線は 16時台の下り(可部方面)が6→4本、17時台の上り(広島方面)が5→3本と がっつり減らされています。

新型車両の227系、今年の春に運用開始されたばかりなのに、
わずか1年で 山陽線 三原~岩国駅間、呉線 広~広島駅間、可部線で
平日の日中の全列車を227系が占めるまでになるとは

驚異的なペースで国鉄車両の置き換えが進んでいますね。
運転区間も拡大され、今回初めて福山駅・徳山駅へ乗り入れることになります。
過去記事 で紹介したとおり、岡山・福山エリアでは来年春に路線記号が導入されるので、
227系の行き先表示器に 山陽線 福山~糸崎駅間の路線記号  X  が表示されるのか、気になります。
岡山駅や下関駅に乗り入れるのは いつ頃になるでしょうね・・・

再来年(2017年春)のダイヤ改正では、
可部線が 可部駅から新河戸駅(仮称)まで延伸開業(廃止された区間が一部復活)するほか、
山陽線 西条~八本松間に新駅・寺家駅(仮称)が開業する予定です。
広島エリアの今後が ますます楽しみになってきました。

※2016年7月12日追記※
仮称:新河戸駅の駅名が、「あき亀山駅」 に正式に決まりました。
また、山陽線の新駅の駅名は 仮称と同じ 「寺家駅」 に決まりました。
詳しくは、以下の別記事をご覧ください。

可部線 延伸区間の新駅の駅名が決定! 終着駅は 「あき亀山駅」 に!

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