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※大阪駅に設置されている 「異常時情報提供ディスプレイ」(2014年4月撮影)。

JR西日本 近畿エリアの約200駅に設置されている 「異常時情報提供ディスプレイ」 では、
列車の遅れなどが発生した際に、路線図式の運行情報を表示して、
利用客に 現在の状況などを知らせています。


また、JR西日本 公式ホームページの 「列車運行情報」 でも、
京阪神地区の在来線に限り、同じように 路線図式の運行情報を表示します。

2016年9月2日、JR西日本は 公式ホームページで
この路線図式の運行情報に表示する路線を拡大すると発表しました。


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【JR西日本 ニュースリリース】
近畿エリア 「異常時情報提供ディスプレイ」 の表示路線を拡大します!

今回新たに追加されるのは、以下の4つの線区です。

加古川線  加古川~西脇市駅間
播但線  姫路~寺前駅間
姫新線  姫路~播磨新宮駅間
きのくに線  和歌山~御坊駅間

加古川線・播但線・姫新線の上記の区間は、今年の3月26日に ICOCAが導入されたところです。
いずれもJR神戸線に接続していて、神戸や大阪から比較的近いにも関わらず、
どういうわけか 路線図式の運行情報に表示されていなかったんですよね
これらの路線で遅れや運転見合わせが発生しても 路線図式の運行情報を見ただけでは分からないので、
自分は以前から このことを問題視していました。

播但線は、姫路駅の構内を除く全線を福知山支社が管轄している関係で、
JR西日本の列車運行情報では 「北近畿地区」 に表示されるわけですが、
寺前駅以南は 姫路やJR神戸線沿線への通勤圏内であり、
北近畿地区(京都府北部・兵庫県北部)とは 明らかに一線を画しているので、
この区間の列車運行情報は 「京阪神地区」 に表示するべきだと思っていました。

今回、これらの路線が 路線図式の運行情報に表示されることになって、本当に良かったです。

欲を言えば、姫新線は 兵庫県最西端の上月(こうづき)駅まで入れてほしいところ。
加古川線の西脇市~谷川駅間も入りませんでしたが、
こちらは 1日9往復(土休日は8往復)しか運転されない 関西で屈指の閑散区間なので、
「京阪神地区」 より 「北近畿地区」 の方が合っているような気がします。

きのくに線は、JR西日本の列車運行情報で 「和歌山地区」 に表示されますが、
和歌山~御坊間は大阪への通勤圏内であり、阪和線のダイヤ乱れの影響を受けやすいことから、
路線図式の運行情報に表示されることになったのでしょう。
正直これは予想していませんでしたが、良いと思いますね。


路線図式の運行情報:路線図イメージ(現行)
路線図式の運行情報:路線図イメージ(新規)
※JR西日本のニュースリリースより引用。上が拡大前、下が拡大後。

また、今回の表示路線拡大に伴い、
JR西日本が2014年度から導入を進めている 「路線記号・ラインカラー」 にも対応します。

路線記号の導入で、これまで灰色で表示されていた
北陸線(長浜~敦賀駅間)・山陽線(姫路~上郡駅間)・赤穂線(相生~播州赤穂駅間)・
湖西線草津線関西線(加茂~亀山駅間)・万葉まほろば線和歌山線にラインカラーが設定され、
学研都市線は 黄緑色からJR東西線と同じピンク色に、
JRゆめ咲線は 大阪環状線と同じ赤色から紺色に、それぞれラインカラーが変わったわけですが、
本格的に路線記号が導入されてから1年以上経つのに
路線図式の運行情報が 一向に路線記号と新しいラインカラーに対応せず、
一体いつになったら対応するのか ずっと気になっていたんですよね
今回、や~っと対応することになって良かったです。

新・ラインカラー対応後の路線図式運行情報は、やっぱりカラフルで良いですね

今回の路線図式運行情報を新旧比較してみると、妙なことに気づきます。
学研都市線の旧・ラインカラーと 草津線の新・ラインカラーは どちらも黄緑色ですが、
草津線の方は 学研都市線に比べて濃い色になっています。
学研都市線のラインカラーは JR東西線と同じピンク色になりましたが、
その色は JR東西線の旧・ラインカラーに比べて濃くなっています。

そして、ラインカラーが変更されていないはずの
琵琶湖線JR京都線JR神戸線嵯峨野線JR奈良線おおさか東線JR宝塚線
大阪環状線大和路線阪和線関西空港線のラインカラーも、
拡大前と拡大後とで 微妙に色が違っているのです
一見 色が変わっていないように見える路線も、
路線記号の導入に伴って ラインカラーが見直されたのでしょうね。

在来線だけでなく、新幹線の線の色も変化しました
これまで と白 だったのが、と白に変わっています。


新しい路線図式の運行情報は、2016年9月8日(木)の始発列車から使用開始される予定です。
ただし、前日の夜間に輸送障害が発生している場合などに 使用開始日を延期することがあるとのことでした。
※2016年9月11日追記※
9月8日1時25分に、「和歌山線では、本日(9月8日) 大雨等の悪天候が見込まれるため、
気象状況により 列車に遅れや運転取り止めがでる可能性がある」 との情報が出たため、
1日延期され、9月9日(金)始発から使用開始されました。


今後、2019年春に おおさか東線 放出~新大阪駅間が延伸開業し、
2023年春に梅田貨物線 新大阪~西九条駅間に 北梅田駅(仮称)が開業する予定なので、
その時に この路線図式の運行情報がどのように変化するのか、気になるところです。


JR西日本 京阪神全線運転見合わせ
【おまけ】
京阪神地区 全線運転見合わせで路線図が真っ赤に!
2014年10月13日、台風19号で大きな影響を受けることが予想されたため、
JR西日本は、その前日に 京阪神地区での大規模運休を決定。
14時頃から列車の運転本数が順次削減され、
16時頃から終日、京阪神地区全路線 全列車の運転が取り止めになりました。

上の画像は、その時に JR西日本公式ホームページの列車運行情報で表示されていた
路線図式の運行情報です。
全ての路線が、「運転見合わせ」 を示す赤色に染まっています。

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