CIMG1516
※京都駅32番のりばに停車中の普通 「嵯峨嵐山行き」。 レアな行き先だったのですが・・・

JR西日本では、2017年3月4日(土)にダイヤ改正が行われます。
その概要が、今日(2016年12月16日) ついに発表されました。
今回の改正の最大の目玉は、広島エリアでの可部線 可部~あき亀山駅間(1.6km)の延伸開業ですが、
ここでは 近畿エリアのダイヤ改正について 取り上げたいと思います。

【JR西日本 ニュースリリース】
平成29年春ダイヤ改正について ダイヤ改正日:平成29年3月4日(土曜日)


広告


【サンダーバード】
①朝晩の一部列車が高槻駅に新規停車
朝の金沢行き4本、夜の大阪行き4本が 新たに高槻駅に停車。

★高槻駅に新規停車する 「サンダーバード」 の時刻(平日)★
金沢行き

サンダーバード1号(高槻6:45発)
サンダーバード3号(高槻7:15発)
サンダーバード5号(高槻7:55発)
サンダーバード7号(高槻8:25発)


大阪行き
サンダーバード42号(高槻20:23着)
サンダーバード44号(高槻21:08着)
サンダーバード46号(高槻22:16着)
サンダーバード48号(高槻23:13着)



②一部の列車の運転時刻を変更し、北陸新幹線との乗換時間を短縮
サンダーバード23号、25号、27号の運転時刻を30分繰り下げ、
北陸新幹線 「かがやき」 との乗換時間を短縮。

サンダーバード23号・・・大阪12:12発→12:42発(金沢での乗換時間29分、22分短縮)
サンダーバード25号・・・大阪13:12発→13:42発(金沢での乗換時間17分、40分短縮)
サンダーバード27号・・・大阪14:12発→14:42発(金沢での乗換時間29分、26分短縮)


また、サンダーバード22号、24号、36号の運転時刻も変更。
北陸新幹線 「かがやき」 「はくたか」 との乗換時間を短縮。
サンダーバード22号・・・金沢11:55発→12:12発(金沢での乗換時間18分、41分短縮)
サンダーバード24号・・・金沢12:53発→13:20発(金沢での乗換時間28分、36分短縮)
サンダーバード36号・・・金沢16:13発→16:29発(金沢での乗換時間9分、30分短縮)



【くろしお】
夕方の1本が和泉砂川駅に停車

くろしお19号(新大阪16:15発)が新たに和泉砂川駅に停車。 和泉砂川17:01着
これにより、和泉砂川駅17時以降の 「くろしお」 (計7本)が全て停車することになる。
また、くろしお19号は和泉砂川駅で紀州路快速(17:04発)に乗り換えが可能で、
紀伊・六十谷・紀伊中ノ島への到着時間が20分短縮する。



【琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線系統】
新快速を終日12両編成で運転(米原~姫路間)
平日の日中に8両編成で運転している新快速34本を全て12両編成に統一。
これにより、平日も土曜・休日と同様に終日12両編成となる。

※平日17~19時台の大阪駅始発の電車と、京都8:20発米原行きは8両編成で運転。

【嵯峨野線】
日中の普通電車を毎時3本→4本に増発! 15分間隔に!
日中の時間帯、京都~嵯峨嵐山駅間で普通電車を14本(1時間に上下各1本)増発。
現在は概ね20分間隔だが、これが15分間隔での運転となる。

※京阪神地区では、利用状況に合わせて、 一部の列車の運転取り止めや運転間隔・両数の変更を行う。


【播但線】
日中に姫路~福崎駅間で普通電車を増発
姫路11:22発 福崎行きと、福崎12:47発 姫路行きを増発。
現在は1時間間隔だが、この増発によって30分間隔での運転となる。

【山陰線・舞鶴線】
日中に福知山~東舞鶴駅間で直通の普通電車を増発

現在は綾部駅で乗り換えとなっている日中の普通電車を 福知山⇔東舞鶴直通に変更。
(逆に、現在は福知山⇔東舞鶴直通になっているものが綾部駅乗り換えになる)


まず、今回のダイヤ改正日を見て驚きました。
JRのダイヤ改正は、例年だと3月中旬の土曜日に実施されます。
前回は北海道新幹線の開業に合わせたため、ダイヤ改正が3月26日と例年より遅かったですが、
今回はそれとは対照的に3月4日とかなり早いですね
例年通りだと、3月11日か18日になるところですが、東日本大震災があった日(3月11日)を避け、
かつ可部線の延伸区間を1日でも早く開業させようとした結果なのかなと思いました。


嵯峨野線、やっと増発されるんですね!!!
京都の市街地を走る鉄道路線なのに
普通電車の本数が毎時3本・20分間隔だなんて あまりにも少なすぎだと思っていました。
京都~園部駅間の複線化が完了したのは、2010年3月のこと。
なぜその時に毎時4本化しなかったのか。もっと早くにやってほしかったという思いもありますが、
このタイミングで毎時4本化されるのが、意外でもありました。
というのも、嵯峨野線では京都~丹波口駅間に新駅(仮称:JR七条駅。京都鉄道博物館の最寄り駅)が設置され、
2019年春に開業する予定なので、毎時4本化するなら その時だろうと予想していたのです。
やはり、ここ数年の外国人観光客の増加などで 嵯峨野線の利用客が大幅に増えたことが
JR西日本が 新駅の開業を待たずに 毎時4本化に踏み切った要因なんだろうと思いました。

この毎時4本化に伴い、「嵯峨嵐山行き」 が定期列車化されます。
紅葉シーズンは嵯峨嵐山を訪れる人が多く、通常のダイヤでは輸送力が足りないので、
昨年まで毎年11月中旬~下旬の土休日に 嵯峨嵐山行きの臨時列車が運転されてきました。
これまで通常ダイヤでは設定されていませんでしたが、
今回のダイヤ改正後は、日中の時間帯に毎時1本運転されるようになります。
正直、このタイミングで 嵯峨嵐山行きが定期列車化されるとは、全く予想していませんでした。
嵯峨嵐山行きが日常的に見られるようになるのは、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちです。
「紅葉シーズンにしか見られない」 というレア感が良かったのになぁ・・・

なお、毎時4本のうちの1本が嵯峨嵐山駅始発・終着となったことで
嵯峨嵐山~亀岡駅間では 普通電車の運転間隔が20分・20分・20分から
15分・15分・30分と不均等になる可能性が出てきています。

今回のダイヤ改正で毎時4本化されるのは日中だけですが、
今後は朝や夕方以降も 普通電車を増発してほしいところです。


新快速、やっと平日も終日12両編成になるんですね!
土休日の新快速が米原~姫路駅間で終日12両編成になったのが2011年春のダイヤ改正。
その2年後のダイヤ改正で、
平日の夕方以降姫路方面行きは大阪16:00発以降、京都方面行きは大阪17:00発以降)の新快速が、
大阪駅始発のものを除いて、全て12両編成で運転されるのようになりましたが、
平日の日中は8両編成で運転されるものが多く残っていたんですよね。

正直 もっと早くにやってほしかったですが、
昨年の夏頃に新車(225系2次車)が投入され 車両数が増えたことで、
平日の終日12両化が可能になったのかなと思いました。

ちなみに、ダイヤ改正後も8両編成で運転される 平日の京都8:20発米原行きは、
網干発「米原・敦賀行き」の京都駅以東のこと。
この電車は、8両編成の米原行きの後ろに、4両編成の湖西線経由 敦賀行きを連結した電車で、
京都駅から分かれて運転されます。


高槻駅、特急 「はるか」 に続いて
一部の 「サンダーバード」 も止まるようになるんですね・・・

この駅では 混雑緩和のため、新快速用の新しいホームが増設され、
今年のダイヤ改正から使用開始されたわけですが、
これまでホームがなかった通過線にホームができたことで
特急列車を停車させるのが容易になったように思います。

確かに この駅に 「サンダーバード」 を停車させれば、
北陸に用のある高槻駅ユーザーにとっては便利になりますが、
大阪~京都駅間の停車駅が大阪・新大阪・高槻・京都 って 完全に新快速ですやん・・・
そのうち、全ての特急列車が止まるようになったりして


播但線、やっぱり日中の普通電車を増発するんですね・・・
以前、この時間帯に福崎→姫路を移動したのですが、1時間に1本だった上、2両編成だったので、
ダイヤが乱れたわけでもないのに 車内がもの凄く混雑していました。
無人駅である砥堀駅と京口駅では、ワンマン列車だと後ろの車両のドアが開かないので
前の車両の一番前のドアから降りるのですが、
この時は 後ろの車両から前の車両へ移動することが出来ないほど激しい混雑だったので、
運転士は全てのドアを開けざるを得ず(それでも乗降が困難なほどの混雑でした)、
毎時2本に増発するか4両編成にするといった改善が必要だと思っていたんですよね。


今回の近畿エリアのダイヤ改正は、
嵯峨野線の列車増発や新快速の終日12両化といった朗報が目につくものの、
全体としては 例年に比べて 内容がかなり少ないと感じました。
和歌山支社に至っては、特急 「くろしお」19号が和泉砂川駅に止まるようになる だけですからね
もはや、ダイヤ改正ではなく、「ダイヤ修正」 です。

今回のダイヤ改正で、大阪環状線の新型車両・323系が追加投入され、
103系が引退するのかと思っていたのですが、
ニュースリリースには書かれていなかったので、おそらく もっと後になるでしょうね。
また、おおさか東線の列車増発や、
JR奈良線の 「みやこ路快速」 の稲荷駅停車も予想したのですが、外れました。

★次の記事★
☆JR西日本 2017年春のダイヤ改正(広島編)☆ 可部線 可部~あき亀山駅間延伸開業!

広告