※2017年8月7日追記※
快速 安芸路ライナー 呉線経由 福山行きの写真を追加しました。
山陽線 広島駅の3駅東にあり、呉線が分岐する 海田市駅。
このブログでは、過去記事 「海田市駅 改札口の発車標(発車標) 」 や「海田市駅で 快速 「通勤ライナー」 可部行き&五日市行きの表示を撮る 」 で海田市駅の改札口に設置されている発車標を紹介しました。
その発車標の行き先欄に出る表示は、全て広島駅の発車標と同じだと思っていたのですが、2017年4月に訪れると、この駅でしか見られないような行き先表示を撮影することができたので、このブログで紹介したいと思います。
まず紹介するのは、三石行き の表示。
広島駅を発車する 岡山方面行きの普通電車の中で 最も遠い行き先といえば、これまでは 朝の6時台に1本設定されている 和気行きでしたが、2017年3月4日のダイヤ改正で、19時台の糸崎行き1本が三石行きに変更されました。
三石駅は 山陽線において岡山県最東端の駅です。
2017年5月に書いた過去記事 で、広島駅と天神川駅で撮影した 三石行きの表示を紹介しましたが、海田市駅の表示はどうなっていたかというと・・・
!!!Σ(゚д゚;)
なんと、「岡山方面 三石」 と表示されていたのです!
JR西日本の広島支社管内(三原駅以西)で 呉駅 の他に 「○○方面」 付きの行き先表示を出す駅があるとは驚きました。
「岡山方面」 付きの行き先表示は、京阪神地区(山陽線 姫路~上郡駅間)でも見られます。
こちらは、相生駅で撮影した 「岡山方面 三原行き」 の表示です。
比較しやすいように、「岡山方面」 表示を拡大してみました。(上が海田市駅、下が相生駅)
「方面」 の大きさや 「山」 の縦線の長さの違いが分かりやすいですが、よく見ると、「岡」 の字も少し違っているのが分かりますね。
ちなみに、「方面」 の表示は 呉駅と同じです。(上が海田市駅、下が呉駅)
三石行きの英語表示は、広島駅と同じでした。
そして、呉線の発車標には、快速 安芸路ライナー 糸崎行きの表示が出ていたのですが、どうなっていたかというと・・・
おおお~!!!
こちらは、「呉線経由 糸崎」 と表示されていました!
「呉線経由」 付きの行き先表示を出すのは、この駅だけでしょうか?
糸崎行きは、山陽線 西条経由と呉線経由の2つがありますが、西条経由の方が本数が多い上、海田市~糸崎駅間の所要時間も短いです。
「呉線経由」 付きの行き先表示を出すことで、西条方面へ向かう利用客が 間違って呉線経由の糸崎行きに乗るといった誤乗を防ぐことができますね。
表示を拡大してみました。
「呉線」 と 「経由」 、「経由」 と 「糸崎」 の間が それぞれ結構あいているのですが、「呉線経由」 の表示は窮屈で、特に 「線」 は いとへんが潰れたようになっています。
英語表示は、 「Itozaki」 でした。
そして翌朝、和気行きの表示を撮るため、再びこの駅を訪れると・・・
案の定、「岡山方面 和気」 と表示されていました!
英語表示はこんな感じです。
呉線の発車標には、呉線経由 三原行き の表示が出ていました!
糸崎行きと同様、「呉線経由」 付きの行き先表示です。
一番上の段に 呉線経由 三原行きの発車案内が表示されている間、一番下の段には 「次の電車は呉線経由の三原行きです。」 とスクロール表示が流れ続けていました。
ちなみに、この駅を発車する 「三原行き」 は 全て呉線経由であり、山陽線 西条経由の三原行きは設定されていません。
※2017年8月7日追加※
後日、改めて海田市駅を訪れ、快速 安芸路ライナー 「呉線経由 福山行き」 の表示を撮影してきました。
安芸路ライナーの福山行きは、1日に1本しか設定されていません。
以上、海田市駅の 「岡山方面」 「呉線経由」 付きの行き先表示を紹介しました。
ただ単に 「三石」 とか 「糸崎」 と表示するよりは、「岡山方面 三石」 とか 「呉線経由 糸崎」 と表示する方が分かりやすいので、広島駅や天神川駅など他の駅でもやってほしいですね。