島根県の江津駅と 広島県の三次駅を結ぶ JR三江線。
全長108kmという長大なローカル線でしたが、利用客数の減少などにより 2016年9月に廃止が決定し、本日(2018年3月31日)、最終運行となりました。
今回、2017年8月と2018年3月に三江線を訪れ、写真をいろいろ撮影してきたので、このブログで紹介しておきたいと思います。
※車窓からの写真は、駅名標を中心に紹介しています。
※車窓からの写真と石見川本駅は2017年8月に撮影。その他は2018年3月に撮影(一部除く)。
※浜田・江津・石見川本・宇都井・口羽・三次の6駅については、後日 改めて記事にしたいと思います。
※早朝の三次発 浜田行きは撮りに行けませんでした。
浜田駅(山陰本線)
この駅は 三江線の駅ではありませんが、江津駅を12時34分に発車する三次行きは、浜田駅が始発駅となっています。
この駅は、ホームに発車標が設置されています。
ホームに停車中の三次行きの車両。 キハ120形気動車です。 まずは後ろから。
三次行きの方向幕を拡大して撮影。
今度は先頭車両を撮影。
後になって気づきましたが、こちらは方向幕が黒くなっています。
(拡大して撮れば良かった・・・)
車内の運賃表示を撮影。
江津駅
三江線の島根県側の起点駅です。
まずは、三江線の列車が発着する 3番のりばの駅名標をご紹介。
帯の色は、三江線のラインカラーである水色になっています。(2017年8月撮影)
ホームの東側、屋根のないところにある駅名標です。(2017年8月撮影)
2番のりばの駅名標。 (2017年8月撮影)
こちらは、帯の色が 山陰本線 米子~益田駅間のラインカラーである 朱色です。
三江線の列車は 2番のりばを発着しませんが、駅名標には 三江線の隣の駅である 「江津本町」 も書かれています。
3番のりばに停車中の普通 三次行きです。(2017年8月撮影)
ホームの東側から 三次方面を撮影。右へカーブしている線路が 三江線です。
(2017年8月撮影)
跨線橋の1番のりば側の入口に、このような看板が設置されています。
1番のりばには、このような案内看板も。
先ほどの看板もそうでしたが、なぜか 「三江線」 という路線名が書かれていません。
改札口に設置されている発車標です。 (2017年8月撮影)
各方面とも 次に発車する1列車のみ表示します。
浜田駅と異なり、ホームに発車標は設置されていません。
こちらは、浜原行きの表示です。
改札外コンコースには、こんな顔出し看板が!
NHKのキャラクター・どーもくんが描かれています。
江津本町駅(車窓から)
「江津本町」 という駅名ですが、江津市の市街地にある駅ではなく、川と緑に囲まれた無人駅となっています。
千金駅(車窓から)
川平駅(車窓から)
田津駅(車窓から)
ひらがな駅名標です。
竹駅(車窓から)
JRの駅名標に加え、古い駅名標が設置されています。
石見川本駅
島根県邑智(おおち)郡川本町の中心駅であり、三江線の主要駅の1つでもあります。
三江線の中では数少ない 行き違い設備のある駅です。
江津駅から石見川本駅まで32.6kmありますが、その駅間に 列車交換(行き違い)できる駅は1つもありません。
三次10:02発の石見川本行きは、終点の石見川本駅で江津行きになるので、実質的には三次発 江津行きですが、石見川本駅で1時駅間半近く停車するのです。
1番のりばの ひらがな駅名標を撮影。
1番のりばに停車中の普通 江津行きを撮影。 ラッピング車両 「三江線神楽号」 です。
反対側のホーム(2番のりば)へ行くには、ホームの江津側にある跨線橋を渡ることになります。
2番のりばには、古い駅名標も設置されていました。
石見川本駅の改札口の様子です。
この駅は 三江線の途中駅で数少ない有人駅の1つです。
改札口の奥にある 1番のりばの案内看板を撮影。
結構古そうな看板です。 国鉄時代に設置されたものでしょうか?
外に出て、駅舎を撮影。
浜原駅(車窓から)
三江線の主要駅の1つで、三次発・江津発共に 最終列車は浜原止まりとなっています。
浜原~口羽駅間は 三江線で最後に開通した区駅間です。
この駅も、古い駅名標が設置されています。
乗っている列車が、浜原駅を離れていきます。
宇都井駅
地上20mの高さにホームがある 高さ日本一の高架駅で、「天空の駅」 とも呼ばれています。
エレベーターやエスカレーターは設置されておらず、ホームに上がるには116段の階段を上らなければなりません。
宇都井駅の駅名標です。
ひらがな駅名標を撮影。下の写真のものは、比較的新しそうに見えます。
待合室の様子です。右端に駅ノートが置かれています。
三江線の時刻表と運賃表です。
時刻表を拡大して撮影。
2018年3月のダイヤ改正で、昼駅間の三次発 口羽行きが江津行きに、江津発 浜原行きが三次行きに延長され、宇都井駅に停車する列車本数が上下1本ずつ増えました。
宇都井駅の建物を、入口から最上階まで全体が入るように撮影。
「ありがとう三江線」 と書かれた横断幕が掲げられています。
口羽駅
宇都井駅を17時37分に発車する三次行きに乗ると、口羽駅で15分ほど停車します。
石見川本駅や浜原駅と同様、三江線の主要駅の1つで、2018年3月のダイヤ改正前は、日中に 三次方面からの列車がこの駅で折り返していました。
ひらがな駅名標を撮影。 かなり新しそうに見えます。
2017年8月に訪れた時は、設置されていなかったような気がします。
この駅は島式ホームとなっており、駅前へ出るのに構内踏切を渡ります。
ありがとう JR三江線
口羽駅の駅舎を撮影。
ホームへ行くには 駅舎横の通路を通るため、この建物は待合室として利用されています。
駅の近くには、三江線全通記念碑が設置されていました。(2017年8月撮影)
三次駅
こちらは、改札口に設置されている発車標です。(2017年1月撮影)
この口羽行きと浜原行きは、2018年3月のダイヤ改正で江津行きに延長されました。
三江線の列車は 3番のりばから発車します。
2・3番のりばに設置されている発車標。
三江線 石見川本行きと、芸備線 備後落合行きという、漢字4文字の行き先が並びました。
2017年8月に訪れた時、石見川本行きは2両編成でしたが、廃止が近づいて乗客が増加したためか、この日は3両編成になっていました。
石見川本行きと備後落合行きの表示を拡大して撮影。
3番のりばに停車中の石見川本行きを撮影。 最後尾の車両は 「三江線神楽号」 でした。
石見川本行きの方向幕を拡大して撮影。
今度は先頭車両を撮影。
3番のりばの駅名標を撮影。
帯の色は三江線のラインカラー(水色)ではなく、JR西日本のコーポレートカラーである青色となっています。
ホームの東側、屋根のないところにある駅名標です。
この駅も 「ありがとうJR三江線」 と書かれた横断幕が掲げられていました。
三次駅に掲示されている時刻表を撮影。
自動券売機の上にある運賃表の路線図。
昨年のダイヤ改正で、可部線 可部~あき亀山駅間が延伸開業しており、路線図に 三江線と可部線 延伸区駅間の両方が掲載されるのは、わずか1年ほどでした。
今度は、三江線 江津行きと 福塩線 府中行きの表示を撮影。
この 「江津行き」 は、2018年3月のダイヤ改正で新たに登場した行き先です。
ダイヤ改正前、三次から江津まで全線通して運転される列車は、早朝の三次発 浜田行き(江津から山陰本線へ直通)と、石見川本行き(石見川本駅で1時駅間半停車した後、江津行きとして運転)の2本だけでした。
3番のりばに停車中の江津行きを撮影。
江津行きの方向幕を拡大して撮影。
ホームの西端から 江津方向を撮影。 奥で右へカーブしている線路が三江線です。
全長108kmという長大なローカル線でしたが、利用客数の減少などにより 2016年9月に廃止が決定し、本日(2018年3月31日)、最終運行となりました。
今回、2017年8月と2018年3月に三江線を訪れ、写真をいろいろ撮影してきたので、このブログで紹介しておきたいと思います。
※車窓からの写真は、駅名標を中心に紹介しています。
※車窓からの写真と石見川本駅は2017年8月に撮影。その他は2018年3月に撮影(一部除く)。
※浜田・江津・石見川本・宇都井・口羽・三次の6駅については、後日 改めて記事にしたいと思います。
※早朝の三次発 浜田行きは撮りに行けませんでした。
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浜田駅(山陰本線)
この駅は 三江線の駅ではありませんが、江津駅を12時34分に発車する三次行きは、浜田駅が始発駅となっています。
この駅は、ホームに発車標が設置されています。
ホームに停車中の三次行きの車両。 キハ120形気動車です。 まずは後ろから。
三次行きの方向幕を拡大して撮影。
今度は先頭車両を撮影。
後になって気づきましたが、こちらは方向幕が黒くなっています。
(拡大して撮れば良かった・・・)
車内の運賃表示を撮影。
江津駅
三江線の島根県側の起点駅です。
まずは、三江線の列車が発着する 3番のりばの駅名標をご紹介。
帯の色は、三江線のラインカラーである水色になっています。(2017年8月撮影)
ホームの東側、屋根のないところにある駅名標です。(2017年8月撮影)
2番のりばの駅名標。 (2017年8月撮影)
こちらは、帯の色が 山陰本線 米子~益田駅間のラインカラーである 朱色です。
三江線の列車は 2番のりばを発着しませんが、駅名標には 三江線の隣の駅である 「江津本町」 も書かれています。
3番のりばに停車中の普通 三次行きです。(2017年8月撮影)
ホームの東側から 三次方面を撮影。右へカーブしている線路が 三江線です。
(2017年8月撮影)
跨線橋の1番のりば側の入口に、このような看板が設置されています。
1番のりばには、このような案内看板も。
先ほどの看板もそうでしたが、なぜか 「三江線」 という路線名が書かれていません。
改札口に設置されている発車標です。 (2017年8月撮影)
各方面とも 次に発車する1列車のみ表示します。
浜田駅と異なり、ホームに発車標は設置されていません。
こちらは、浜原行きの表示です。
改札外コンコースには、こんな顔出し看板が!
NHKのキャラクター・どーもくんが描かれています。
江津本町駅(車窓から)
「江津本町」 という駅名ですが、江津市の市街地にある駅ではなく、川と緑に囲まれた無人駅となっています。
千金駅(車窓から)
川平駅(車窓から)
田津駅(車窓から)
ひらがな駅名標です。
竹駅(車窓から)
JRの駅名標に加え、古い駅名標が設置されています。
石見川本駅
島根県邑智(おおち)郡川本町の中心駅であり、三江線の主要駅の1つでもあります。
三江線の中では数少ない 行き違い設備のある駅です。
江津駅から石見川本駅まで32.6kmありますが、その駅間に 列車交換(行き違い)できる駅は1つもありません。
三次10:02発の石見川本行きは、終点の石見川本駅で江津行きになるので、実質的には三次発 江津行きですが、石見川本駅で1時駅間半近く停車するのです。
1番のりばの ひらがな駅名標を撮影。
1番のりばに停車中の普通 江津行きを撮影。 ラッピング車両 「三江線神楽号」 です。
反対側のホーム(2番のりば)へ行くには、ホームの江津側にある跨線橋を渡ることになります。
2番のりばには、古い駅名標も設置されていました。
石見川本駅の改札口の様子です。
この駅は 三江線の途中駅で数少ない有人駅の1つです。
改札口の奥にある 1番のりばの案内看板を撮影。
結構古そうな看板です。 国鉄時代に設置されたものでしょうか?
外に出て、駅舎を撮影。
浜原駅(車窓から)
三江線の主要駅の1つで、三次発・江津発共に 最終列車は浜原止まりとなっています。
浜原~口羽駅間は 三江線で最後に開通した区駅間です。
この駅も、古い駅名標が設置されています。
乗っている列車が、浜原駅を離れていきます。
宇都井駅
地上20mの高さにホームがある 高さ日本一の高架駅で、「天空の駅」 とも呼ばれています。
エレベーターやエスカレーターは設置されておらず、ホームに上がるには116段の階段を上らなければなりません。
宇都井駅の駅名標です。
ひらがな駅名標を撮影。下の写真のものは、比較的新しそうに見えます。
待合室の様子です。右端に駅ノートが置かれています。
三江線の時刻表と運賃表です。
時刻表を拡大して撮影。
2018年3月のダイヤ改正で、昼駅間の三次発 口羽行きが江津行きに、江津発 浜原行きが三次行きに延長され、宇都井駅に停車する列車本数が上下1本ずつ増えました。
宇都井駅の建物を、入口から最上階まで全体が入るように撮影。
「ありがとう三江線」 と書かれた横断幕が掲げられています。
口羽駅
宇都井駅を17時37分に発車する三次行きに乗ると、口羽駅で15分ほど停車します。
石見川本駅や浜原駅と同様、三江線の主要駅の1つで、2018年3月のダイヤ改正前は、日中に 三次方面からの列車がこの駅で折り返していました。
ひらがな駅名標を撮影。 かなり新しそうに見えます。
2017年8月に訪れた時は、設置されていなかったような気がします。
この駅は島式ホームとなっており、駅前へ出るのに構内踏切を渡ります。
ありがとう JR三江線
口羽駅の駅舎を撮影。
ホームへ行くには 駅舎横の通路を通るため、この建物は待合室として利用されています。
駅の近くには、三江線全通記念碑が設置されていました。(2017年8月撮影)
三次駅
こちらは、改札口に設置されている発車標です。(2017年1月撮影)
この口羽行きと浜原行きは、2018年3月のダイヤ改正で江津行きに延長されました。
三江線の列車は 3番のりばから発車します。
2・3番のりばに設置されている発車標。
三江線 石見川本行きと、芸備線 備後落合行きという、漢字4文字の行き先が並びました。
2017年8月に訪れた時、石見川本行きは2両編成でしたが、廃止が近づいて乗客が増加したためか、この日は3両編成になっていました。
石見川本行きと備後落合行きの表示を拡大して撮影。
3番のりばに停車中の石見川本行きを撮影。 最後尾の車両は 「三江線神楽号」 でした。
石見川本行きの方向幕を拡大して撮影。
今度は先頭車両を撮影。
3番のりばの駅名標を撮影。
帯の色は三江線のラインカラー(水色)ではなく、JR西日本のコーポレートカラーである青色となっています。
ホームの東側、屋根のないところにある駅名標です。
この駅も 「ありがとうJR三江線」 と書かれた横断幕が掲げられていました。
三次駅に掲示されている時刻表を撮影。
自動券売機の上にある運賃表の路線図。
昨年のダイヤ改正で、可部線 可部~あき亀山駅間が延伸開業しており、路線図に 三江線と可部線 延伸区駅間の両方が掲載されるのは、わずか1年ほどでした。
今度は、三江線 江津行きと 福塩線 府中行きの表示を撮影。
この 「江津行き」 は、2018年3月のダイヤ改正で新たに登場した行き先です。
ダイヤ改正前、三次から江津まで全線通して運転される列車は、早朝の三次発 浜田行き(江津から山陰本線へ直通)と、石見川本行き(石見川本駅で1時駅間半停車した後、江津行きとして運転)の2本だけでした。
3番のりばに停車中の江津行きを撮影。
江津行きの方向幕を拡大して撮影。
ホームの西端から 江津方向を撮影。 奥で右へカーブしている線路が三江線です。