草津駅・南草津駅  年度別1日平均乗車人員
草津駅と南草津駅 1日平均乗車人員の推移(2016年度まで)

2018年現在、琵琶湖線で最も新しい駅である 南草津駅

1994年9月の開業以来、利用客が急速に増え続けています。

2011年春のダイヤ改正で 新快速が停車するようになると、利用客の増加に拍車がかかり、2014年度には 長年1位だった草津駅を上回って、滋賀県内で最も利用客数の多い駅となりました。





2015年春には、南草津駅が最寄駅である
立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC)の経営学部と大学院経営学研究科が、大阪府茨木市に開設された 「大阪いばらきキャンパス」 に移転し、学生ら約3700人が流出。

BKCの電車通学者が大幅に減って、南草津駅の利用客数に大きなダメージを与えることが懸念されましたが、2015年度の1日平均乗車人員は 2014年度に比べ 1000人以上増加し、県内1位をキープしています。




1日平均乗車人員はさらに増え続け、2016年度は 3万人超えまであと一歩というところまで迫っています。


2017年度はどうなるのか気になっていましたが、2018年9月20日、JR西日本が公式ホームページに 「データで見るJR西日本2018 」 を掲載。

その中の 「P.86-91 駅(PDF形式 1,788KB)」 に 南草津駅と草津駅の2017年度の1日平均乗車人員が記載されていたので、このブログでさっそく紹介したいと思います。


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2016年度の1日平均乗車人員は、

南草津駅・・・29,924人
草津駅・・・・・28,854人 となっていました。


それでは、2017度はどうなったかというと・・・



南草津駅・・・30,363人
草津駅・・・29,591人


おおお~!!!Σ(・ω・ノ)ノ

なんと、南草津駅の1日平均乗車人員が ついに 3万人を突破したのです!

3万人超えは 南草津駅が開業した1994年以降、滋賀県内で初めてとなります。
(草津駅などの1991年以前の1日平均乗車人員がウィキペディアに載っていないので分かりませんが、おそらく 3万人超えは滋賀県内で初めてではないかと思います)


草津駅と南草津駅 1日平均乗車人員の推移(グラフ 2017年度まで)

草津駅と南草津駅の1日平均乗車人員の推移をグラフにしてみました。

こうして見ると、いかに南草津駅の利用客数が急激に伸びてきたか 一目で分かりますね。

開業当初は3,000人台だった 1日平均乗車人員が、20年後には 草津駅を上回って 県内1位に躍り出て、その3年後には 滋賀県で初(?)の3万人超え・・・

感慨深いものがありますね。

今後もまだまだ増え続けるのか、気になるところです。



もう1つ気になるのは、草津駅の1日平均乗車人員。

南草津駅に抜かれる前は ほぼ横ばいで、2万6000~8000人を行ったり来たりしていましたが、抜かれた後は 南草津駅に引っ張られるかのように 徐々に増えているんですよね。

次は、南草津駅と草津駅の1日平均乗車人員が そろって3万人超えを達成するという展開を期待してしまいます。


※2021年10月23日追記※
2020年度は、新型コロナウイルスが感染拡大した影響で、南草津駅の1日平均乗車人員が9,000人以上減少しました。
その結果、草津駅を下回って、滋賀県内1位から陥落しています。



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