兵庫県美方郡香美町にある餘部駅
この駅の東側に、全長310.6m、高さ41.5mの余部橋梁(余部鉄橋)があります。

1912年から98年間にわたって 鋼製の赤い鉄橋(以下:旧橋梁)が使われてきましたが、老朽化していたことや 強風による運休・遅延が多発していたことから、2010年8月 新しいコンクリート橋梁に架け替えられました。

旧橋梁は大部分が撤去されたものの、餘部駅側の一部が残され、鉄橋展望台 「空の駅」 として整備されています。

今回は、2015年12月に撮影した 餘部駅や余部鉄橋 「空の駅」 の写真をご紹介。
2016年以降に列車から撮った写真と合わせて紹介します。

※今から4年半前のネタですが、まだ公開していなかったので 今回記事にしてみました。


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香住駅から臨時快速 「山陰海岸ジオライナー」 に乗って、餘部駅へやってきました。
列車を降りて、まずはジオライナーを撮影。


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ホームの様子です。
両側に線路がありますが、列車は上下線共に 右側の のりばを発着します。


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ホームの西側(浜坂側)には 待合室やトイレが設置されていますが、「駅舎」 と呼べるものはありません。

無人駅となっており、自動改札機はおろか 自動券売機すら設置されていませんでした。
ICOCAやSuicaなどのICカードは、2020年6月現在も使えません。


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餘部駅の駅名標を撮影。

鉄橋が 「部」 なのに 駅名が 「部」 なのは、先に開業していた 姫新線の余部(よべ)駅との重複を避けたためと言われています。


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※上の写真は2016年12月に列車内から撮影。

駅名標は その後更新され、帯の色が 山陰本線 城崎温泉~鳥取~米子駅間の新しいラインカラーである黄緑色に変わっています。


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駅名標の隣には、旧橋梁の一部を使ったベンチが置かれていました。


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餘部~鎧・香住駅間を往復し、余部橋梁を列車で渡る 「余部橋梁往復モデルプラン」 が掲示されていました。


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柵がされている側の線路です。
旧橋梁が現役だった頃、列車はこちらの線路を通っていました。

新橋梁の使用開始後、旧橋梁経由の線路は大半が撤去されましたが、この場所から旧橋梁の手前まで残されています。

ちなみに、現在列車が通る線路は、新橋梁の建設に伴い 山を削って敷設されました。
(ホームの反対側に コンクリートの擁壁がそびえ立っているのは そのためです)


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「余部鉄橋 空の駅」 の石碑を撮影。


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石碑の横の坂を下りていきます。


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坂の途中から余部鉄橋を撮影。
手前に鋼製の赤い旧橋梁が、奥にコンクリートの新橋梁があります。


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坂の途中から北側を撮影。
餘部駅は海から程近い場所にあり、余部鉄橋から日本海を望むことができます。


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もう少し降りて、余部鉄橋を撮影。


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旧橋梁の橋脚を撮影。
「空の駅」 の先端部の向こうに、低層部だけ残された橋脚が3本並んでいます。


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地上に下りて、低層部だけ残された橋脚を撮影。 内側に休憩所が建っています。


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余部鉄橋 空の駅 開設記念の石碑が設置されています。


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地上から見上げるように余部鉄橋を撮影。(逆光で暗くなってしまいました)


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余部鉄橋から南へ歩いてすぐのところに、「道の駅あまるべ」 があります。


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道の駅の隣には 「一滴亭」 という鉄橋資料館があり、建物の前に踏切警報器が置かれていました。


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旧橋梁が描かれた顔出し看板が設置されていました。


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さらには国鉄風の餘部駅の駅名標も!

所在地名が 「香美町(2005年に香住町・美方町・村岡町の3町が合併して誕生)になっているほか、「五反畑鉄道」 という架空(?)の鉄道名が書かれているので、実際に駅で使われたものではないと思いますが・・・


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道の駅の前から、新橋梁を撮影。


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坂を上がって、餘部駅へ戻ります。


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ホームの東端から 空の駅へ直接入れるようになっています。


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旧橋梁時代に使われていた線路を、空の駅側から撮影。


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空の駅の入口です。


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余部鉄橋の橋名板が取り付けられています。


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空の駅の様子です。


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空の駅の海側の端から、橋の真下を撮ってみました。


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空の駅から日本海を望みます。


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空の駅の先端部の様子です。
展望台の突き当たりの先に、旧橋梁の線路と枕木が残されていました。

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振り返って、餘部駅方向を撮影。

その後 駅まで戻り、普通列車に乗って豊岡方面へ向かいました。



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※上の写真は2019年1月に列車内から撮影。

2015年12月当時、地上から空の駅へ行くには 急勾配の坂を上るしかありませんでした。
それが利用者の大きな負担となっていたことから 空の駅にエレベーターが設置され、2017年11月から使用開始されています。

全面ガラス張りになっており、「余部クリスタルタワー」 という愛称が付けられています。

※地上から見たクリスタルタワーの写真については、香美町の公式ホームページをご覧ください。



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※2019年1月に列車内から撮影。

新橋梁から見える日本海の景色を撮ってみました。


以上、餘部駅と 余部鉄橋 「空の駅」 を紹介しました。

今後、改めて餘部駅を訪れて 写真を撮りたいと思います。


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