呉線・山陽線の新たな観光列車(外観)
呉線・山陽線の新たな観光列車(内観)
※「etSETOra」 の外観と内観のイメージ(JR西日本 ニュースリリース より引用)
イメージのため、実際とは異なる場合があります。



広島地区の新しい観光列車 「etSETOra」(以下:エトセトラ)。

昨年12月22日をもって運行を終えた 呉線の臨時快速 「瀬戸内マリンビュー」 に代わり、今年秋頃から宮島口~尾道駅間で運行を開始する予定です。

2020年7月10日、JR西日本が公式ホームページで、エトセトラの運行日や停車駅、運行ダイヤ、ロゴデザインなど 概要が決定したと発表しました。

このブログで取り上げたいと思います。

※ロゴデザインや列車外観のイメージは、JR西日本 ニュースリリースより引用しています。

【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
「えっと」 せとうちの魅力を感じることができる新観光列車「etSETOra(エトセトラ)」の概要が決定しました!

★過去記事★




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ニュースリリースによると、運転開始日は 2020年10月3日(土)

土日・祝日だけでなく、月曜と金曜にも運転されます。


定員は40人(1号車・2号車、各20人)。

全車グリーン車指定席の快速列車で、乗車券の他に 普通列車用の指定席グリーン券が必要になります。



運行時刻についても発表されました。

往路は 広島駅を9時32分に発車し、呉線を経由して 尾道駅に12時32分に到着します。

途中の停車駅は、呉・安芸津・竹原・忠海・三原

瀬戸内マリンビューの停車駅だった 広・安芸川尻・安浦が、エトセトラの停車駅から外されています。


復路は 尾道駅を13時45分(平日は14時24分)に発車し、山陽線 西条駅を経由して 宮島口駅に16時7分(平日は16時40分)に到着します。

途中の停車駅は、三原・西条・広島です。


車内サービスについては 7月下旬頃に発表されます。


etoSETOraロゴ2(JR西日本 ニュースリリース)
エトセトラのロゴデザインです。

JR西日本曰く、「人・街・食・伝統・素材・風習などの様々な思いが、ひとつのレールで繋がり、また違う地域を訪れることで、更に大きな繋がりを持つ。そんな思いを、「et SETO ra」の文字が繋がることで表現した」 とのこと。


etoSETOra(JR西日本 ニュースリリース)
ロゴデザインの決定に伴い、列車外観のイメージが更新されました。

これまでは 列車前面の丸い部分が黒くなっていましたが、そこにエトセトラのロゴが入っています。


以上、エトセトラの概要について書きました。

瀬戸内マリンビューでは 2号車が自由席となっており、普通運賃や青春18きっぷだけで乗車できたのですが、エトセトラは予想通り全車指定席になりました。

移動手段としては気軽に利用できず、敷居の高さを感じます。


驚いたのは、エトセトラの運行区間。

自分はてっきり、広島~尾道駅間は 往路・復路共に呉線を経由すると思っていたので、復路が山陽線 西条経由になるとは思いもしませんでした。

宮島口駅への乗り入れは復路のみで、往路は広島発というのも意外です。


運行開始が楽しみですが、やはり 新型コロナウイルスの影響を受けないか 心配になりますね。

湿度の高い梅雨の時期でも感染者が増えるということは、空気が乾燥する秋以降 大変なことになるのではと懸念しています。

今はただ、エトセトラが予定通り運行開始できるよう願うばかりです。

※2020年10月27日追記※
10月3日から、予定通り運行を開始しました。




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