前回の記事で、広島駅で撮影した芸備線の快速 「みよしライナー」 の車両や 発車標の表示を紹介しましたが、その撮影中に珍事が起きました。
★前回の記事★
15時44分発の下深川行きが発車した後、発車標に目をやると・・・
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備後落合行き!?
広島発の備後落合行きは かつて存在しましたが、2019年現在は設定されていません。
それどころか、三次駅を越えて運転される列車そのものが 1日に2本と非常に少ないんですよね。
(5時43分発の備後庄原・府中行きと、14時5分発の府中行き)
今となってはもう見られないと思っていたので、まさか広島駅の発車標に表示されるとは思いもしませんでした。
16時25分発の普通列車は 通常だと三次行きですが、この日に限って備後落合まで延長運転を行うのでしょうか?
英語表示は こんな感じ。
ちなみに、三次駅の発車標の表示は こんな感じ。(2017年1月撮影)
「Bingo-Ochiai」の表示が 広島駅の発車標と異なっています。
列車名欄には、両数と列車名が交互に表示されます。
備後落合まで延長運転するなら、普通じゃなくて みよしライナーの方が良いような気がしますが・・・。
中央改札口の発車標も この通り。
9番のりばの発車標も撮影。
快速 みよしライナーが発車して しばらくすると、備後落合行きの列車が到着しました。
到着した普通列車を撮影。
三次駅以東(備後落合方面)で使われるキハ120形ではなく、三次~広島駅間の主力車両であるキハ40・47形です。
列車側面のLED表示は 三次行きになっています。
9番のりばの発車標を改めて撮影。
発車時刻の数分前になって、「9番のりばの列車は普通 三次行きです」 と 駅員のアナウンスが流れました。
すると・・・
あれ???
なんと、発車標の行き先が 備後落合行きから三次行きに変わったのです。
どうやら 行き先は はじめから三次行きであり、発車標の備後落合行きは "誤表示"だったようです。
やはりそうでしたか・・・。 どうりでおかしいと思いましたよ。
もし本当に 備後落合まで延長運転するのであれば、JR西日本が事前に公式ホームページなどで公表するでしょう。
広島発の備後落合行きは運転されませんでしたが、広島駅で おそらく2度と見られないであろう 「備後落合行き」 の表示を撮ることができてラッキーでした。
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