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※岡山駅7番のりばに停車中の普通 児島行き。8番のりばを発車した特急 「しおかぜ」 と共に。(2016年3月撮影)


JR西日本は、2020年3月14日(土)にダイヤ改正を実施します。
その概要が、今日(2019年12月13日) ついに発表されました。
ここでは 岡山・福山エリア 在来線のダイヤ改正について 取り上げたいと思います。

※記事中に貼ってある図は、いずれもJR西日本 ニュースリリースからの引用です。


【JR西日本 ニュースリリース】
2020年春のダイヤ改正について

★前回のダイヤ改正★



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①新幹線と特急 「やくも」 の接続を見直し

九州・博多・広島方面からの新幹線と、米子・出雲市方面の特急 「やくも」 の岡山駅での接続を見直し、「のぞみ」 と 「さくら・みずほ」 の両方から接続する体系とする。

また、東京・新大阪方面の 「のぞみ」 と 「さくら・みずほ」 の乗り換え時間の適正化を図る。


★広島方面からの新幹線→岡山発 「やくも」 の接続改善イメージ★
新幹線からやくもへの接続・現行

新幹線からやくもへの接続・改正


★岡山着 「やくも」 →新大阪方面行き新幹線の接続改善イメージ★
やくもから新幹線への乗り換え・現行

やくもから新幹線への乗り換え・改正



②宇野みなと線(岡山~茶屋町)、日中に列車を増発

日中の時間帯、岡山~備前西市駅間に普通列車を1往復、岡山~茶屋町駅間に快速列車を2往復、上下合わせて6本の列車を新設。

宇野線 ダイヤ改正2020

※快速の停車駅・・・岡山・大元・備前西市・妹尾・茶屋町


大元、備前西市、妹尾、茶屋町の日中時間帯における停車本数
宇野線 ダイヤ改正2020-2



③桃太郎線(吉備線)、朝ラッシュ時に一部列車を3両→4両に

岡山8:11発 総社行きの普通列車の両数を見直し、3両から4両に増強する。

なお、桃太郎線、津山線では、このほかにも両数を見直す列車がある。



④姫新線 日中の一部列車の時刻を約50分繰り上げ

新見13:39発 津山行きの発車時刻を約50分繰り上げて 新見12:50発 とし、津山駅での接続を改善する。

姫新線 ダイヤ改正2020-1
※佐用行きは、16:27発まで待たなければならない。
※岡山行きは、15:54発の快速 ことぶき(普通列車は16:37発)まで待たなければならない。
※智頭行きは、16:39発まで待たなければならない。



姫新線 ダイヤ改正2020-2



⑤その他

●姫新線・因美線の快速の停車駅を一部見直す。

●伯備線で、列車の運転時刻・運転区間を一部見直す。


山陽新聞の記事 によると、伯備線では 11時~13時台に 総社~備中高梁駅間で3往復が運転取り止めになるそうです。
岡山~備中高梁駅間の直通列車は、毎時2本→1本に減らされるとのこと。





以上、JR西日本 岡山・福山エリアのダイヤ改正の概要を書きました。



今回のダイヤ改正で 自分が特に驚いたのは、宇野みなと線の列車増発。

岡山と その2駅隣の備前西市駅を往復する普通列車と、岡山~茶屋町駅間のみを運転する快速が新設されるとは 思いもしませんでした。

備前西市行き」 の列車が登場するのは、おそらく初めてでしょう。

※この件については、別記事 「【宇野みなと線】 日中に岡山発 「備前西市行き」 を新設! 岡山~茶屋町駅間で快速を2往復運転! (2020年春のダイヤ改正) 」 で詳しく書いています。



姫新線 日中の新見発 津山行きの発車時刻を50分も繰り上げるとは、地味ながら ずいぶんと思い切ったことをしたなぁと思います。

現行の新見13:39発の列車は、終点の津山駅で 美作加茂行きこそ3分で接続していますが、それ以外は 岡山行きですら30分以上の待ち時間があり、佐用行きと智頭行きに至っては1時間以上待たなければなりません。

今回、運転時刻を大幅に繰り上げて 新見12:50発とすることで、岡山行き・佐用行き・智頭行きへの接続が劇的に改善されますね。


ニュースリリースには 津山駅での接続のみ記載されていますが、新見駅での伯備線からの接続がどうなるかも気になるところです。

岡山・倉敷方面から来る普通列車(新見12:46着)からの接続は、現行では1時間近く待ち時間がありますが、改正後は接続時間が4分ほどと 大幅に短縮されるのではないかと思います。

米子方面からの普通列車は、現行では新見駅に13時ちょうどに到着していますが、この列車の運転時刻を10~15分ほど早めて 姫新線の列車と接続させるのでしょうか?

※2020年3月9日追記※
岡山・倉敷方面からの普通列車は 新見12:47着となり、姫新線の列車との接続時間が3分と 大幅に短縮されます。
一方、米子方面からの普通列車は 新見13:00着のまま変わらず、姫新線の列車と接続しなくなります。
(姫新線の列車は、新見12:50発の次が 新見16:54発。運転間隔が4時間以上開きます)





今回のニュースリリースには、「その他」 のところに さらっと重要なことが書いてありました。


●姫新線・因美線の快速の停車駅を一部見直す。

●伯備線で、列車の運転時刻・運転区間を一部見直す。



どちらも、もっと具体的に書いてほしかったですね。


因美線では、早朝~朝の時間帯に 津山発 智頭行きの快速が2本、夕方~夜に 智頭発 津山行きの快速が2本設定されています。

基本的に、美作滝尾、三浦、知和、美作河井の4駅を通過しますが、津山6:47発の智頭行きは 美作河井駅にも停車し、智頭17:53発の津山行きは 美作河井駅と知和駅にも停車します。

快速の停車駅を統一するのでしょうか?

2駅しか通過しない智頭17:53発の津山行きは、普通列車への格下げもありそうな気がします。


姫新線 佐用~津山駅間では、早朝に津山発 上月行きの快速が2本、午前中に津山発 佐用行きの快速が1本、夕方~夜に佐用発 津山行きの快速が1本設定されています。

このうち、津山9:58発の佐用行きは西勝間田駅しか通過せず、佐用18:41発の新見行きは楢原駅しか通過しないので、普通列車へ格下げされるかもしれませんね。

津山~新見駅間でも 1、2駅しか通過しない快速が設定されており、普通列車に格下げされるかもしれません。

※姫新線・因美線の快速について、詳しくは以下の記事をご覧ください。




伯備線の改正内容は、山陽新聞の記事の方が詳しく書いてありました。

11時~13時台に 総社~備中高梁駅間で3往復の運転を取り止めるとのこと。

おそらく、岡山駅を10時40分、11時41分、12時18分に発車する備中高梁行きが 総社止まりになるのではないかと思います。

11~12時台にかけて、新見行きの運転間隔が1時間半近く開く時間帯があり(岡山11:15発の次が12:40発)、その間の備中高梁行き2本を総社行きに短縮するのは、いくら何でもやりすぎのような気が・・・

岡山発の総社行きは、桃太郎線(吉備線)でおなじみの行き先ですが、伯備線の総社行きが定期列車として登場するのは 初めてではないでしょうか?


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