JR西日本エリアでは、2011年3月12日にダイヤ改正が行われます。

改正後の時刻表がネットで公開されたので、さっそく改正前のものと比較してみました。
今回は大阪駅の時刻表です。

まずは環状線内回り。

大阪環状線・大和路線・阪和線は 久々の白紙改正となり ダイヤが激変します。

大和路快速関空/紀州路快速桜島行きの普通電車が それぞれ1時間に3本4本に増加し、逆に環状線を1周する普通電車が1時間に6本4本に減少しています。
また、全ての快速電車が大正駅に停車するようになります。


<日中のダイヤパターン>
緑字は大和路快速(奈=奈良行き、それ以外は加茂行き)、青字は関空/紀州路快速、桃字は桜島行きの普通電車、その他は環状。

改正前
3  6 9 13 17 25  27  30  33  36  43  47  50  53  56

改正後
3 6 9 14(奈)  18  21  24  29  33  36  39  44(奈)  48  51  54  59

改正前は、普通電車と後の大和路快速の間だけ 7~8分と大きく開いていましたが、改正後は運転間隔が3~4分に統一され、すっきりした感じです。



次は、JR宝塚線

従来の丹波路快速 篠山口行きに加え、新たに宝塚行きの快速が登場。
大阪始発の快速電車が1時間に2本4本と倍増します。
一方、JR東西線からの快速は 塚口駅で折り返すようになります。


<日中のダイヤパターン>
緑字は 丹波路快速 篠山口行き、橙字は快速 宝塚行き、その他は普通 新三田行き

改正前
    13   24   28        43  54  58

改正後
5 13  20 28 35 43 50 58



一方、JR京都線は、新快速が南草津に停車することを除けば あまり目立った変化はありません。

平日早朝の電車の発車時刻がいろいろ変更されています。
一部の電車の行き先が変わっているので、ここでご紹介。


5時46分発 普通 京都行きは、吹田行きに大幅短縮されます。
(吹田行きが登場するのって何年ぶり?)

7時50分発 快速 草津行きは米原行き に、8時1分発 快速 米原行きは近江塩津行きにそれぞれ延長されます。
(快速の近江塩津行きは、おそらく初登場)

その一方で 8時5分発 新快速(草津から各駅停車) 米原行きが 草津行きに短縮されます。
(草津から各駅停車にするくらいなら、快速を米原まで運転させようということか)

8時45分発の新快速は、「野洲・近江今津行き(前4両は京都から各駅停車の野洲行き、後ろ8両は湖西線 近江今津行き)でしたが、これが(12両全て)近江今津行きになり、京都での切り離し作業がなくなります。

また 19時0分発の新快速 長浜行きが米原行きに短縮され、代わりに 18時24分発 快速 米原行きが長浜行きになります。
(長浜行きの快速が朝だけでなく夕方にも姿を見せることになります)

それから、22時0分発の新快速 長浜行きが米原行きに短縮され、長浜行きの最終列車が1時間繰り上がります。

一方、20時30分発の新快速 米原行きは長浜行きに延長されます。


あと JR神戸線ですが、発車時刻についてはほとんど変化がありません。
しかし、9時台~13時台の30分発 新快速が 姫路行きから播州赤穂行きに変わり、その影響で 10時台~13時台の0分発 新快速が 播州赤穂行きから姫路行きに短縮されています。

他にも 姫路行きの電車が改正で網干行きになったり、その逆もあったりするなど、行き先が変更されている電車がいくつかあるようです。


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