駅のホームや改札口に設置されていて、電車の行き先や発車時刻などを表示する 電光掲示板。
鉄道会社ごとに違うので、興味のある方も少なくないでしょう。
今回は、JR西日本で最も利用客の多い 大阪駅の電光掲示板を紹介します。
まずは大阪環状線ホームから。
大阪環状線は 東京の山手線と異なり、環状運転する普通電車だけでなく、他の路線へ直通する快速電車も運転されています。
停車駅は、福島・西九条・弁天町・大正・新今宮・天王寺で、天王寺から先 大和路快速は大和路線へ、関空/紀州路快速は阪和線へ直通します。
関空/紀州路快速は、途中の日根野で切り離し作業を行い、前4両が関西空港行き、後ろ4両が和歌山行きとなります。
日中の時間帯は、環状線を1周する電車と大和路快速・関空/紀州路快速が、それぞれ15分間隔(合わせて5分間隔)で発車します。
大和路快速は、奈良行きと 奈良方面 加茂行きが交互に来ます。
1番のりば(環状線・内回り)
写真の電光掲示板は、2011年春の連絡橋口供用開始に伴って 新設されたもの。
JR西日本の電光掲示板は、3色LEDですが すっきりしていて見やすいです。
快速電車はオレンジ色、普通電車は緑色、発車時刻はオレンジ色、乗車位置と行き先は緑色、1番右の遅れ表示欄には、遅れ約○分 と赤色で表示されます。
(あまりに遅れすぎると、到着まで約○分 とオレンジ色で出ることも)
1番下の段には、写真のような在線位置表示 (次に来る電車がどこを走っているか)や快速電車の停車駅案内などが表示されます。
「○○方面 ××」 といった行き先表示は、他社ではあまり見られないものでしょう。
ちなみに、環状とは 大阪環状線を1周する電車のことです。
(英語表記は、Loop-Line)
午前中と 夕方以降は、3駅隣の西九条駅からJRゆめ咲線へ直通する普通電車も運転されます。
ユニバーサルシティ駅は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の最寄り駅です。
写真の大和路快速 奈良・五条行きは、途中の王寺駅で切り離し作業を行った後、前4両は そのまま大和路線を走行して奈良まで、後ろ4両は 王寺から和歌山線に入って 五条(奈良県五條市)まで運転されます。
このように、22時台と 休日の夕方ラッシュ時には、奈良方面行き電車と 和歌山線直通電車の併結運転も行われています。
2番のりば(環状線・外回り)
大阪環状線の東半分(大阪~京橋~鶴橋~天王寺)では、関空/紀州路快速や大和路快速も各駅に停車します。
乗車位置は、3扉車(主に快速電車の221系・223系・225系) が△印、4扉車(主に普通電車の103系・201系)が○印です。
大半は8両編成ですが、一部の大和路快速は短い6両編成で運転されます。
※2020年1月14日追記※
2020年3月のダイヤ改正で、全ての大和路快速が8両編成で運転されるようになります。
日中は、「環状」 と天王寺行きばかりですが、朝晩には 3駅隣の 京橋止まりの電車も運転されています。
こちらは、ホームの桜橋口寄りにある電光掲示板です。
以前は3段表示の電光掲示板が設置されていましたが、2012年2月頃に 写真のような5段表示のものに取り替えられました。
接近放送が始まると、写真のように 電車がまいります と表示・点滅します。
区間快速は大和路線、直通快速は阪和線の快速電車です。
大和路快速や関空/紀州路快速と異なり、環状線の西半分(大阪~西九条~弁天町~天王寺)でも各駅に停車します。
(区間快速は平日の朝ラッシュ時と夕方以降、直通快速は平日の朝ラッシュ時のみ運転)
3・4番のりば(JR宝塚線・JR神戸線ホーム)
写真は2012年9月13日撮影。
JR京都線・神戸線・宝塚線ホームでも、新しい電光掲示板への取り替えが進みました。
環状線ホームの電光掲示板と異なり、 在線位置表示が出ません。
3・4番のりばは、主にJR宝塚線の快速電車や豊岡・城崎温泉・鳥取方面行きの特急列車、当駅止まりの特急サンダーバードが使用するホームです。
日中は、宝塚行きの快速と 篠山口(ささやまぐち)行きの丹波路快速がそれぞれ1時間に2本(計4本)運転されています。
また、JR宝塚線へ直通する普通電車は 6番のりばから発車します。
特急 こうのとり は、新大阪駅から JR宝塚線を経由して 福知山駅・豊岡駅・城崎温泉(きのさきおんせん)駅までを結ぶ列車です。
特急 はまかぜ は、大阪駅から JR神戸線を経由し、姫路駅から播但線に入って、豊岡駅・城崎温泉駅・香住駅・浜坂駅・鳥取駅までを結びます。
特急 スーパーはくと は、京都駅から JR京都線・神戸線を経由し、上郡(かみごおり)駅から智頭急行線に入って 鳥取駅・倉吉駅までを結ぶ列車です。
特急 サンダーバード は、大阪と北陸地方(福井・金沢・富山)を結ぶ列車です。
金沢・富山方面行きは、後述の11番のりばから発車します。
英語表示は、特急が Ltd.Exp、「当駅止」が Not in Service 、丹波路快速は 快速と同じ Rapid でした。
日中の時間帯、丹波路快速は全て篠山口行きですが、夕方以降は その先の福知山まで運転されるものもあります。
姫路方面行きの新快速は、普段は隣の5番のりばから発車しますが、平日の朝ラッシュ時と夕方以降は 4番のりばから発車します。
18時台には 当駅始発の新快速も運転され、こちらは 3番のりばから発車します。
快速電車は 基本的にオレンジ色で表示されますが、新快速だけは例外で、特急と同じ 赤色になっています。
(英語表示は S.Rapid )
乗車位置は、JR神戸線の新快速・快速が白色△印、JR宝塚線の快速電車は 白色↑印です。
今度は平日の朝ラッシュ時に撮影。
この時間帯は、JR神戸線の快速も3番のりばから発車しますが、JR宝塚線の快速電車は9時20分頃まで運転されません。
その間、JR宝塚線の快速は 全てJR東西線からの直通となり、尼崎で乗り換えが必要です。
特急や回送列車の到着時には、写真のように 列車がまいります と表示・点滅します。
網干(あぼし)駅は、難読駅名ですが、車庫があるため この駅が終点の快速電車が多く、JR京都線・神戸線の利用者にとっては すっかりおなじみの行き先です。
先ほどの写真の英語表示です。
2012年7月の撮影時、3・4番のりばには 従来の電光掲示板がまだ残っていました。
種別欄が狭いので、丹波路快速の文字が とても小さいです。
また、以前 九州への寝台列車が設定されていたこともあって、山陽・九州方面 と書かれています。
確かに新しい方がLEDの色がきれいで見やすいですが、この従来のものも、新大阪駅の古臭い電光掲示板よりは新しいだけに取り替えるのがちょっともったいないような気もします。
3・4番のりばには、これまで設置されていなかった 特急列車の乗車口の電光掲示板もありました。
5・6番のりば(JR神戸線ホーム)
基本的に5番のりばから新快速と快速が、6番のりばから普通電車が発車します。
普通電車は、西明石行き(日中は須磨行き)と、尼崎からJR宝塚線へ直通する 新三田行きが交互に来ます。
新快速は 8・12両編成の3扉車(223系・225系)
快速は 6~12両編成の3扉車(221系・223系・225系)
普通電車は、7両編成の4扉車(207系・321系)です。
乗車位置は、新快速が白色△印、快速が黄色↑印、JR神戸線の普通電車が白色○印、JR宝塚線へ直通する普通電車が白色◇印となっています。
普通の文字が 白っぽいですね。
姫路・西明石・須磨の3駅は、いずれも神戸駅より遠くにありますが、行き先表示は 「神戸方面」 が付かずに、それぞれ 「姫路」 「西明石」 「須磨」 となっています。
(ただし、JR東西線内の駅では 「神戸方面 西明石」 と表示されます。
先ほど書いたとおり、ラッシュ時は新快速の発車ホームが異なるので、5・6番ホームの電光掲示板に、4番のりばから発車する新快速の案内も表示されています。
播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅は、兵庫県の西端にある 新快速の終点です。
駅の案内放送では、 「姫路方面 播州赤穂行き」 と案内されますが、電光掲示板では 「姫路方面」 を表示するスペースがないので、単に 「播州赤穂」 と表示されています。
先ほどの写真の英語表示です。
7・8番のりば(JR京都線ホーム)
写真は 2012年10月28日に撮影。
日中の時間帯は 7番のりばから普通電車が、8番のりばから新快速・快速が発車します。
新快速は、日中から夕方にかけて 毎時0分・15分・30分・45分に発車します。
日中の時間帯は 0分発が米原方面 長浜行き、15分発は湖西線経由 敦賀(つるが)行き、30分発は米原方面 近江塩津行き、45分発は京都方面 野洲(やす)行きです。
快速は 高槻で種別が 「普通」 に変わり、終点まで各駅に停車するため、京都へは 後から来る新快速が先に到着します。
先ほどの写真の英語表示です。
新大阪駅は 大阪駅の隣の駅で、新快速の停車駅でもありますが、新幹線に乗る不慣れな乗客のために
このホームから発車する電車は全て新大阪に停車するという案内が1番下の段にスクロール表示されています。
米原方面行きの新快速は、普段は8番のりばから発車しますが、平日の朝ラッシュ時と17時以降は 隣の9・10番ホームから発車するため、7・8番ホームの電光掲示板に、9・10番のりばから発車する新快速の案内も表示されています。
1番上の段、新快速の行き先・草津は、温泉で有名な草津ではなくて、滋賀県草津市にある駅のこと。
草津駅は、県内で最も利用客が多いです。
※2020年1月14日追記※
2014年度以降は、南草津駅の利用客数が 草津駅を抜いて県内最多となっています。
米原から先、ほとんどの電車は北陸線 長浜方面へ直通しますが、東海道線 岐阜方面へ進んで 大垣まで運転される快速が 1日3本設定されています。
※2020年1月14日追記※
米原から大垣方面へ直通する快速は、2016年3月のダイヤ改正でなくなりました。
(米原方面 大垣行き→米原行きに変更)
9・10番のりば(JR京都線ホーム)
写真は2012年11月5日に撮影。
このホーム、普段は JR宝塚線の当駅止まりの快速電車や大阪・新大阪・京都止まりの特急しか停車せず、閑散としています。
電光掲示板に、「新大阪・高槻・京都・東海方面」 と書かれているところにも注目。
トワイライトエクスプレス は、大阪駅と 北海道の札幌駅を結ぶ 寝台特急です。
札幌駅に到着するのは、翌日の朝9時50分頃になります。
※2020年1月14日追記※
トワイライトエクスプレスは、2015年3月をもって 大阪~札幌駅間の運行を終了しました。
先ほど書いたとおり、平日の夕方以降は このホームから新快速が発車します。
30分発の新快速は、15時以降は 米原方面 敦賀行きになります。
このように、新快速 敦賀行きには 米原経由・湖西線経由と2つあるので、乗り間違えないよう 注意が必要です。
平日の18時台は、10番のりばから大阪始発の新快速が発車します。
写真の場合、湖西線経由 敦賀行きの発車後、先に回送列車(37分発の野洲行き)が到着しますが、後から来る 米原方面 敦賀行きが先に発車します。
11番のりば(特急ホーム)
主に特急 サンダーバードが発車します。
このホームに設置されている電光掲示板は、他と違って 3段表示です。
1番下の段に 特急の停車駅案内が表示されますが、駅の自動放送では 金沢または名古屋までの停車駅しか案内されません。
特急 しなのは ほとんどが名古屋始発で、大阪始発の列車は1日に1本だけとなっています。
※2020年1月14日追記※
大阪発の特急 しなのは、2016年3月のダイヤ改正でなくなりました。
特急列車の乗車位置の電光掲示板。
禁煙マークも表示されています。
鉄道会社ごとに違うので、興味のある方も少なくないでしょう。
今回は、JR西日本で最も利用客の多い 大阪駅の電光掲示板を紹介します。
まずは大阪環状線ホームから。
大阪環状線は 東京の山手線と異なり、環状運転する普通電車だけでなく、他の路線へ直通する快速電車も運転されています。
停車駅は、福島・西九条・弁天町・大正・新今宮・天王寺で、天王寺から先 大和路快速は大和路線へ、関空/紀州路快速は阪和線へ直通します。
関空/紀州路快速は、途中の日根野で切り離し作業を行い、前4両が関西空港行き、後ろ4両が和歌山行きとなります。
日中の時間帯は、環状線を1周する電車と大和路快速・関空/紀州路快速が、それぞれ15分間隔(合わせて5分間隔)で発車します。
大和路快速は、奈良行きと 奈良方面 加茂行きが交互に来ます。
1番のりば(環状線・内回り)
写真の電光掲示板は、2011年春の連絡橋口供用開始に伴って 新設されたもの。
JR西日本の電光掲示板は、3色LEDですが すっきりしていて見やすいです。
快速電車はオレンジ色、普通電車は緑色、発車時刻はオレンジ色、乗車位置と行き先は緑色、1番右の遅れ表示欄には、遅れ約○分 と赤色で表示されます。
(あまりに遅れすぎると、到着まで約○分 とオレンジ色で出ることも)
1番下の段には、写真のような在線位置表示 (次に来る電車がどこを走っているか)や快速電車の停車駅案内などが表示されます。
「○○方面 ××」 といった行き先表示は、他社ではあまり見られないものでしょう。
ちなみに、環状とは 大阪環状線を1周する電車のことです。
(英語表記は、Loop-Line)
午前中と 夕方以降は、3駅隣の西九条駅からJRゆめ咲線へ直通する普通電車も運転されます。
ユニバーサルシティ駅は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の最寄り駅です。
写真の大和路快速 奈良・五条行きは、途中の王寺駅で切り離し作業を行った後、前4両は そのまま大和路線を走行して奈良まで、後ろ4両は 王寺から和歌山線に入って 五条(奈良県五條市)まで運転されます。
このように、22時台と 休日の夕方ラッシュ時には、奈良方面行き電車と 和歌山線直通電車の併結運転も行われています。
2番のりば(環状線・外回り)
大阪環状線の東半分(大阪~京橋~鶴橋~天王寺)では、関空/紀州路快速や大和路快速も各駅に停車します。
乗車位置は、3扉車(主に快速電車の221系・223系・225系) が△印、4扉車(主に普通電車の103系・201系)が○印です。
大半は8両編成ですが、一部の大和路快速は短い6両編成で運転されます。
※2020年1月14日追記※
2020年3月のダイヤ改正で、全ての大和路快速が8両編成で運転されるようになります。
日中は、「環状」 と天王寺行きばかりですが、朝晩には 3駅隣の 京橋止まりの電車も運転されています。
こちらは、ホームの桜橋口寄りにある電光掲示板です。
以前は3段表示の電光掲示板が設置されていましたが、2012年2月頃に 写真のような5段表示のものに取り替えられました。
接近放送が始まると、写真のように 電車がまいります と表示・点滅します。
区間快速は大和路線、直通快速は阪和線の快速電車です。
大和路快速や関空/紀州路快速と異なり、環状線の西半分(大阪~西九条~弁天町~天王寺)でも各駅に停車します。
(区間快速は平日の朝ラッシュ時と夕方以降、直通快速は平日の朝ラッシュ時のみ運転)
3・4番のりば(JR宝塚線・JR神戸線ホーム)
写真は2012年9月13日撮影。
JR京都線・神戸線・宝塚線ホームでも、新しい電光掲示板への取り替えが進みました。
環状線ホームの電光掲示板と異なり、 在線位置表示が出ません。
3・4番のりばは、主にJR宝塚線の快速電車や豊岡・城崎温泉・鳥取方面行きの特急列車、当駅止まりの特急サンダーバードが使用するホームです。
日中は、宝塚行きの快速と 篠山口(ささやまぐち)行きの丹波路快速がそれぞれ1時間に2本(計4本)運転されています。
また、JR宝塚線へ直通する普通電車は 6番のりばから発車します。
特急 こうのとり は、新大阪駅から JR宝塚線を経由して 福知山駅・豊岡駅・城崎温泉(きのさきおんせん)駅までを結ぶ列車です。
特急 はまかぜ は、大阪駅から JR神戸線を経由し、姫路駅から播但線に入って、豊岡駅・城崎温泉駅・香住駅・浜坂駅・鳥取駅までを結びます。
特急 スーパーはくと は、京都駅から JR京都線・神戸線を経由し、上郡(かみごおり)駅から智頭急行線に入って 鳥取駅・倉吉駅までを結ぶ列車です。
特急 サンダーバード は、大阪と北陸地方(福井・金沢・富山)を結ぶ列車です。
金沢・富山方面行きは、後述の11番のりばから発車します。
英語表示は、特急が Ltd.Exp、「当駅止」が Not in Service 、丹波路快速は 快速と同じ Rapid でした。
日中の時間帯、丹波路快速は全て篠山口行きですが、夕方以降は その先の福知山まで運転されるものもあります。
姫路方面行きの新快速は、普段は隣の5番のりばから発車しますが、平日の朝ラッシュ時と夕方以降は 4番のりばから発車します。
18時台には 当駅始発の新快速も運転され、こちらは 3番のりばから発車します。
快速電車は 基本的にオレンジ色で表示されますが、新快速だけは例外で、特急と同じ 赤色になっています。
(英語表示は S.Rapid )
乗車位置は、JR神戸線の新快速・快速が白色△印、JR宝塚線の快速電車は 白色↑印です。
今度は平日の朝ラッシュ時に撮影。
この時間帯は、JR神戸線の快速も3番のりばから発車しますが、JR宝塚線の快速電車は9時20分頃まで運転されません。
その間、JR宝塚線の快速は 全てJR東西線からの直通となり、尼崎で乗り換えが必要です。
特急や回送列車の到着時には、写真のように 列車がまいります と表示・点滅します。
網干(あぼし)駅は、難読駅名ですが、車庫があるため この駅が終点の快速電車が多く、JR京都線・神戸線の利用者にとっては すっかりおなじみの行き先です。
先ほどの写真の英語表示です。
2012年7月の撮影時、3・4番のりばには 従来の電光掲示板がまだ残っていました。
種別欄が狭いので、丹波路快速の文字が とても小さいです。
また、以前 九州への寝台列車が設定されていたこともあって、山陽・九州方面 と書かれています。
確かに新しい方がLEDの色がきれいで見やすいですが、この従来のものも、新大阪駅の古臭い電光掲示板よりは新しいだけに取り替えるのがちょっともったいないような気もします。
3・4番のりばには、これまで設置されていなかった 特急列車の乗車口の電光掲示板もありました。
5・6番のりば(JR神戸線ホーム)
基本的に5番のりばから新快速と快速が、6番のりばから普通電車が発車します。
普通電車は、西明石行き(日中は須磨行き)と、尼崎からJR宝塚線へ直通する 新三田行きが交互に来ます。
新快速は 8・12両編成の3扉車(223系・225系)
快速は 6~12両編成の3扉車(221系・223系・225系)
普通電車は、7両編成の4扉車(207系・321系)です。
乗車位置は、新快速が白色△印、快速が黄色↑印、JR神戸線の普通電車が白色○印、JR宝塚線へ直通する普通電車が白色◇印となっています。
普通の文字が 白っぽいですね。
姫路・西明石・須磨の3駅は、いずれも神戸駅より遠くにありますが、行き先表示は 「神戸方面」 が付かずに、それぞれ 「姫路」 「西明石」 「須磨」 となっています。
(ただし、JR東西線内の駅では 「神戸方面 西明石」 と表示されます。
先ほど書いたとおり、ラッシュ時は新快速の発車ホームが異なるので、5・6番ホームの電光掲示板に、4番のりばから発車する新快速の案内も表示されています。
播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅は、兵庫県の西端にある 新快速の終点です。
駅の案内放送では、 「姫路方面 播州赤穂行き」 と案内されますが、電光掲示板では 「姫路方面」 を表示するスペースがないので、単に 「播州赤穂」 と表示されています。
先ほどの写真の英語表示です。
7・8番のりば(JR京都線ホーム)
写真は 2012年10月28日に撮影。
日中の時間帯は 7番のりばから普通電車が、8番のりばから新快速・快速が発車します。
新快速は、日中から夕方にかけて 毎時0分・15分・30分・45分に発車します。
日中の時間帯は 0分発が米原方面 長浜行き、15分発は湖西線経由 敦賀(つるが)行き、30分発は米原方面 近江塩津行き、45分発は京都方面 野洲(やす)行きです。
快速は 高槻で種別が 「普通」 に変わり、終点まで各駅に停車するため、京都へは 後から来る新快速が先に到着します。
先ほどの写真の英語表示です。
新大阪駅は 大阪駅の隣の駅で、新快速の停車駅でもありますが、新幹線に乗る不慣れな乗客のために
このホームから発車する電車は全て新大阪に停車するという案内が1番下の段にスクロール表示されています。
米原方面行きの新快速は、普段は8番のりばから発車しますが、平日の朝ラッシュ時と17時以降は 隣の9・10番ホームから発車するため、7・8番ホームの電光掲示板に、9・10番のりばから発車する新快速の案内も表示されています。
1番上の段、新快速の行き先・草津は、温泉で有名な草津ではなくて、滋賀県草津市にある駅のこと。
草津駅は、県内で最も利用客が多いです。
※2020年1月14日追記※
2014年度以降は、南草津駅の利用客数が 草津駅を抜いて県内最多となっています。
米原から先、ほとんどの電車は北陸線 長浜方面へ直通しますが、東海道線 岐阜方面へ進んで 大垣まで運転される快速が 1日3本設定されています。
※2020年1月14日追記※
米原から大垣方面へ直通する快速は、2016年3月のダイヤ改正でなくなりました。
(米原方面 大垣行き→米原行きに変更)
9・10番のりば(JR京都線ホーム)
写真は2012年11月5日に撮影。
このホーム、普段は JR宝塚線の当駅止まりの快速電車や大阪・新大阪・京都止まりの特急しか停車せず、閑散としています。
電光掲示板に、「新大阪・高槻・京都・東海方面」 と書かれているところにも注目。
トワイライトエクスプレス は、大阪駅と 北海道の札幌駅を結ぶ 寝台特急です。
札幌駅に到着するのは、翌日の朝9時50分頃になります。
※2020年1月14日追記※
トワイライトエクスプレスは、2015年3月をもって 大阪~札幌駅間の運行を終了しました。
先ほど書いたとおり、平日の夕方以降は このホームから新快速が発車します。
30分発の新快速は、15時以降は 米原方面 敦賀行きになります。
このように、新快速 敦賀行きには 米原経由・湖西線経由と2つあるので、乗り間違えないよう 注意が必要です。
平日の18時台は、10番のりばから大阪始発の新快速が発車します。
写真の場合、湖西線経由 敦賀行きの発車後、先に回送列車(37分発の野洲行き)が到着しますが、後から来る 米原方面 敦賀行きが先に発車します。
11番のりば(特急ホーム)
主に特急 サンダーバードが発車します。
このホームに設置されている電光掲示板は、他と違って 3段表示です。
1番下の段に 特急の停車駅案内が表示されますが、駅の自動放送では 金沢または名古屋までの停車駅しか案内されません。
特急 しなのは ほとんどが名古屋始発で、大阪始発の列車は1日に1本だけとなっています。
※2020年1月14日追記※
大阪発の特急 しなのは、2016年3月のダイヤ改正でなくなりました。
特急列車の乗車位置の電光掲示板。
禁煙マークも表示されています。