大和路線の終着駅である JR難波駅。
JRの難波駅、ではなく JR難波(じぇいあーるなんば)と正式名称に 「JR」 が入っています。
JRで唯一 ミナミにある駅ですが、難波の中心部からちょっと離れているため 利用客はあまり多くなく、「難波」 を名乗っているわりに 存在感が薄いです。
(天王寺~難波駅間の移動は 地下鉄 御堂筋線の方が便利)
1994年までは、湊町(みなとまち) という駅名でした。
今回は、そんなJR難波駅の電光掲示板をちょっとご紹介。
改札口に設置されている電光掲示板。
この駅の電光掲示板は、他の駅に比べて古いです。
今度の発車は って、まるでJR東日本みたいですね・・・。
1・2番のりばの電光掲示板と駅名標。
JR難波駅は地下にあります。
ホームに設置されている電光掲示板は、写真のような 2段表示のものです。
乗車位置は 4扉車(103系・201系)が○印、3扉車(221系)が△印です。
大和路線の普通電車は基本的に4扉車ですが、写真のように 3扉車が使用されることもあります。
普通電車は2番のりばから発車することが多いです。
日中は王寺行きのみですが、朝晩には奈良行きや柏原(かしわら)行きも運転されます。
また、平日の早朝には 奈良からJR奈良線に直通して、京都まで運転される普通電車が3本設定されています。
(JR奈良線内は区間快速 または 快速として運転)
3・4番のりばの電光掲示板です。
日中の時間帯、快速は3番のりばから発車します。
奈良行きの快速は朝晩だけで、日中は王寺行きと 高田行き(王寺から和歌山線に直通) が、それぞれ1時間に2本(計4本)運転されます。
※2020年1月18日追記※
2014年3月のダイヤ改正で、日中の王寺行きの快速が廃止されました。
また、日中の髙田行きの快速も 2020年3月のダイヤ改正で運転取り止めとなる予定です。
これにより、日中の時間帯は 普通電車の毎時4本のみがJR難波駅を発着することとなります。
ちなみに、2008年3月までは 阪和線の関空快速がこの駅まで乗り入れていました。
再び1・2番のりばの電光掲示板。
写真の快速は、前4両が奈良行き、後ろ4両は 王寺から和歌山線に直通する 五条行きです。
このように、奈良方面行き電車と 和歌山線直通電車の併結運転も行われています。
JR難波駅の北側は行き止まりになっていますが、ここから新たに地下線を掘って梅田まで結ぶ計画(なにわ筋線計画)があります。
完成すれば、この駅から 南方向だけでなく 北方向へも行けるようになり、利用客増&活性化が期待できます。
ひょっとして、JR西日本は なにわ筋線が完成するまで、この駅の古い電光掲示板を取り換えないつもりなんでしょうかね・・・
※2020年3月22日追記※
2020年1月に再びJR難波駅を訪れると、電光掲示板が新しいものに取り替えられていました。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。