北陸線の敦賀~金沢駅間では、敦賀駅や武生駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅といった特急停車駅でも、ホームには電光掲示板が設置されていません。
しかし、石川県にある小松駅では、福井・金沢以外の駅で唯一 ホームにも電光掲示板が設置されているのです。
今回は、そんな小松駅の電光掲示板を紹介したいと思います。
※2014年2月28日追記※
写真を追加、一部変更しました。
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まずは、1番のりばの電光掲示板から。
この前紹介した 福井駅の電光掲示板 と同じタイプです。
しかし、福井駅と大きく異なる点があります。
それは、写真のように 英語表示が出ることです。
サンダーバードの英語表示が、ちょっと独特ですね。
一部の金沢方面行き普通列車は、隣のホーム 2番のりばから発車するため、電光掲示板に その案内が書かれたシールも貼られています。
続いては、2・3番のりばの電光掲示板です。
1番のりばの電光掲示板には、「北陸線 金沢・富山方面」 と表記されていましたが、こちらは、 2番線のりばの発車は Next Train となっています。
2番のりばは、上下共用の待避線になっており、金沢方面・福井方面、両方向の普通列車が発車します。
1日に2本しか運転されない、大聖寺行きの表示を撮影。
当駅止まりの電車の場合、種別欄には何も表示されず、列車名欄に 「当駅止まり」 と表示されます。
英語表示は、京阪神地区で一般的な Not in Service ではなく、DeadheadingCar となっていました。
電車が到着する時は、通常の発車案内と、写真のような 列車がまいります。 表示が 数秒おきに交互に表示されます。
反対側 3番のりばの電光掲示板。
"通過列車" の英語表示は、Passing です。
続いては、改札口の電光掲示板。 まずは、金沢・富山方面行きの発車案内です。
こちらも英語表示が出ます。
次は、福井・大阪・米原方面行きの発車案内です。
写真のように、自由席・指定席や停車駅の案内が 英語でもスクロール表示されます。
最後に、小松駅で撮影した電車の写真をご紹介。
2番のりばに停車中の 普通 金沢行きと、1番のりばに到着した 特急しらさぎ 金沢行きです。
まあ、地元は できれば経営分離してほしくないと思っているでしょうけど。
(新幹線を建設するなら仕方なく・・・といった感じ)
要は 特急列車が走らなくなった後に採算が取れるかですよ。
新幹線も開業当初は建設費の借金返済で赤字でしょうし、
その上さらに赤字の並行在来線の経営も引き受ければ、JRの経営を圧迫するかもしれません。
鹿児島本線が 八代~川内間を除いて経営分離されなかったのは、
利用客が多く JR九州の在来線の中で儲かる路線 (特に博多~鳥栖間はドル箱)だからでしょう。
北陸本線の収益のうち 特急列車がどれだけを占めているのやら・・・
(ちなみに、JR東海の場合 全収益の85%を東海道新幹線が占めています)
金沢~富山間を経営分離しないと、
サンダーバードや しらさぎを全列車 金沢止まりにしにくくなるのではないでしょうか?
(露骨な新幹線誘導ってやつです)
JR西の本音としては 支線(特に氷見線と城端線)も経営分離したいところでは?
さすがに4つの支線との接続はとると思いますが、やっぱり運賃がなぁ・・・(>_<)
そういえば、肥薩おれんじ鉄道って 路線が熊本県と鹿児島県に跨っているんですよね。
北陸本線も、新潟県内の三セク、富山県内の三セク、石川県内の三セク、という分け方をせずに
金沢~直江津間を1つの鉄道会社が運営する方が良いような気がします。