
新大阪駅の15・16番のりばと 17・18番のりばの間にあるホームは、もともと (旧)17・18番のりばとして使用されていましたが、新設されたホーム(新17・18番のりば)の使用開始後、1年かけて改装工事が行われ、12月8日に (新)15・16番のりばとして使用再開されます。
それに伴い、現在の15・16番のりばは閉鎖され、旧17・18番のりばと同様に 改装工事が行われることになります。
そこで今回は、2013年11月現在の15・16番のりばの様子を撮影してきました。
ホーム編Part1、ホーム編Part2、コンコース編の3回に分けて 紹介します。
※2013年12月5日追記※
写真が非常に多いため、ホーム編の記事を分割しました。


まずは、ホームの京都側から。
階段を下りて、ホームへ向かいます。


振り返って、京都側の階段を撮影。


ホームには、3段表示の古い電光掲示板が設置されています。
新15・16番のりばの使用開始後は、撤去されることでしょう。

新幹線から在来線に乗り換えて大阪駅へ向かう利用客が多いためか、「このホームから発車する電車は すべて大阪駅(梅田)に止まります」 との案内がされています。

乗車位置は、JR西日本標準のシンプルなものです。
以前は 点字ブロックの内側に乗車位置が印されていたようで 消した跡が残っています。

スピーカーは、黒くて長方形のタイプです。
新15・16番のりばや新17・18番のりばは、丸型のタイプが設置されており、改装工事に伴って スピーカーも取り替えられるものと思われます。

ホームには、このような黒色のベンチも設置されています。


ホーム京都側の様子です。
橋上駅舎の真下であるにも関わらず、ホーム屋根がついていますが、これは、新幹線の27番ホーム(2013年3月に使用開始)を建設するのに伴って ホーム屋根の高さを低くしたためです。

ホーム京都側の端の様子です。
現在の15・16番のりばは、新17・18番のりばや新15・16番のりばに比べ、ホームの京都側の有効長が短くなっています。

振り返って、駅舎の方を撮影。

この消火栓は、駅改良工事に伴って機能停止しています。
「消火活動の際は、最寄りのパッケージ型消火設備を使用願います」 とのこと。



普通電車と新快速が同時に入線する様子を撮影。
(新快速が遅れていたため、偶然撮影することができました)
内側線は 16番のりばへ向かってまっすぐ延びていますが、普通電車は向きを変えて 15番のりばへ向かっていきます。
新快速も、外側線から渡り線を通って16番のりばへ入線します。

階段のところまで戻ります。
続いては、ホーム中ほどの様子を紹介していきます。



階段の右側(13・14番のりば側)は、ホーム幅が狭くなっています。

階段の左側(新15・16番のりば側)の様子です。






このホームは 全体的にカーブしており、電車とホームとの間が広くあくため、「列車とのすき間に注意 お子様連れの方は特に注意」 とステッカーが貼られていたり、足元に注意するよう呼び掛ける看板が設置されています。

「終日禁煙」 の看板には、もともと 「喫煙コーナー以外でのお煙草はご遠慮下さい」 と記されていましたが、駅構内が全面禁煙になり、喫煙コーナーが撤去されたため、白いテープを貼って 文字を消しています。

新17・18番のりばを除く 新大阪駅の在来線各ホームには、常に駅員がいて、適宜 アナウンスしています。
そのためか、駅員の常駐する部屋が設けられています。


ホームに設置されているエレベーターを撮影。
このエレベーターも、改装工事に伴って更新されることでしょう。


エレベーターの近くには、下りエスカレーターがあります。


エスカレーターの下り口の床には、「この付近で立止まらないで下さい。」 と 黄色い文字と斜線で啓発しています。



エレベーターの近くには、片面表示の古い電光掲示板が設置されています。

エレベーター近くの床には 車いすのスペースが設けられています。
新15・16番のりばには、おそらくないでしょう。

下りエスカレーターからホームへ 続々と利用客が来るので、この付近は、常に混雑しています。

女性専用車の乗車位置ステッカーは、男性の誤乗防止のためか、このように非常に大きいです。






さらに進んで、上りエスカレーターとその付近の様子を撮影。



以前は、このホームに 売店(Kiosk)があったようです。
その跡地に、自動販売機が4台設置されています。


自動販売機の隣に 公衆電話が2台設置されています。
次の記事 「新大阪駅の旧15・16番のりば(改装工事前) 【ホーム編】 Part2 」では、ホームの大阪側の様子と 13・14番のりばから撮影した写真を紹介します。