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兵庫県豊岡市の北部、城崎町の中心駅である 城崎温泉駅
その名の通り 城崎温泉の最寄り駅で、冬は蟹料理の本場として特に賑わいます。

山陰本線の電化・非電化の境界駅の1つであり、電車特急である 「こうのとり」  「きのさき」 は この駅が始発・終点となっています。
(ここから先 浜坂・鳥取方面は気動車での運行となります)

今回は、そんな城崎温泉駅のホーム・改札口に設置されている電光掲示板をご紹介。




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まずは、4番のりばの電光掲示板から。
のりば番号が駅舎の反対側から順に振られているので、ここでは 駅舎側ののりばから順に紹介していきます。


主に 浜坂方面へ向かう特急 「はまかぜ」 や普通列車、当駅折り返しの福知山行き普通列車など、豊岡方面から来る列車が発着するホームです。

このホームには、2段表示の黒い電光掲示板が設置されています。
福知山駅や豊岡駅のような 「今度の発車は Departures」 ではなく、「豊岡・和田山・京都・大阪方面 / 浜坂・鳥取方面」 と 行き先が詳細に表記されてるところにも注目。

表示される文字の色やフォントは、豊岡駅と概ね同じです。
列車名欄が広いですが、表示される列車名の文字幅は狭くなっています。

ワンマン運転の普通列車は 後ろの車両のドアが開かず、一部の駅を除いて 降車時は先頭車両のドアから降りることになります。
そのため、列車名欄に 「ワンマン」 、英語表示の時は 「降車時注意」 と表示されます。



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福知山行きの普通列車の場合、列車名欄に 「豊岡方面」 (英語表示の時は 「各駅停車」) と表示されます。

上の段に 福知山行きの発車案内が表示されている間、下の段には 「豊岡江原八鹿(ようか)和田山方面は、福知山行ご乗車ください。福崎姫路方面は、途中和田山で乗換です。乗車位置は、「黄色足元表示」でお待ち下さい。 とスクロール表示が流れます。


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続いては、2・3番のりばの電光掲示板です。
このホームには、先ほどの4番のりばと異なり 3段表示のものが設置されています。

2番のりばは、豊岡行きの普通列車や 大阪行きの 「はまかぜ」 、当駅折り返しの浜坂方面行き普通列車など、主に浜坂方面から来る列車が発着します。

ワンマン運転する普通列車の発車案内が 1番上の段に表示されている間、1番下の段には 先頭車両から降りるよう促すスクロール表示が流れていました。



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2番のりばに停車中の普通 鳥取行き。
城崎温泉発の鳥取行きは快速も含め 1日に2本しか運転されません。
鳥取方面へは、基本的に途中の浜坂で乗り換えとなります。



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3番のりばからは、主に特急 「こうのとり」 「きのさき」 が発車します。
行き先欄の右隣に乗車位置欄がありますが、他の福知山支社管内の駅と異なり、特急列車の乗車位置は表示されていません。


2012年3月のダイヤ改正で、一部の普通列車が玄武洞駅を通過するようになりましたが、翌年から この列車は 「快速」 として運転されています。
誤乗防止のため、列車名欄に 「玄武洞通過」 (英語表示の時は 「停車駅注意」) と表示されます。



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快速の発車案内が1番上の段に表示されている間、1番下の段には 玄武洞駅に停車しないことを注意喚起するスクロール表示が流れていました。

豊岡駅と同様、「こうのとり」 の表示が 赤地に黒抜き文字 になっています。
列車名欄が狭く、表示が窮屈そうです。


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3番のりばに停車中の 特急 「きのさき」 を撮影。


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1番のりばは他のホームに比べ、ホーム幅が狭く ホーム有効長も短いです。

豊岡方面・浜坂方面共に本数が少なく 他の3つののりばで足りることが多いためか、一部の普通列車が発着するだけという、 「予備ホーム」 のような扱いになっています。
そのため、このホームのみ 電光掲示板が設置されていませんでした。



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跨線橋内にも、2段表示の電光掲示板が設置されています。
ウィキペディア曰く、以前1番のりばにあったものを移設したとか。


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冬に運転される臨時の特急列車 「かにカニはまかぜ」 の表示は この通り。
列車名欄の表示は和田山駅と同じですが、種別欄の表示は 「臨特急」 ではなく、単に 「特急」 となっていました。
(別記事 「
臨時特急 「かにカニはまかぜ」 の表示を集めてみた」 も参照)


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2・3番のりばから跨線橋へ上がると、豊岡のマスコットキャラクター 「玄武岩の玄さん」 が 「いらっしゃい!ようきんさった!」 とお出迎え。


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跨線橋から4番のりばへ下りると、今度はカニの暖簾(のれん)がお出迎え。


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続いては、改札のところの電光掲示板をご紹介。
電光掲示板の上には、カニが描かれた城崎温泉のPRポスター、下にはカニの暖簾と、この駅ではとにかくカニを推しまくっています。



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電光掲示板を拡大して見ていきましょう。
まずは、浜坂・鳥取方面行きの発車案内から。
こちらは乗車位置欄がないため、列車名欄が広いです。



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豊岡・福知山方面行きの発車案内。
乗車位置欄がありますが、こちらもやはり乗車位置は表示されていませんでした。



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♨ようこそ♨  Welcome
駅舎の出口付近では、かまくらの中 こたつで温まるカニが!


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さらには、焼き肉と鍋料理の食品サンプルも! (みどりの窓口で撮影)
上手く作られており、おいしそうに見えますね。



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外に出て、駅舎を撮影。
駅前広場でも、イスとベンチを使ってカニをPRしていました。



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駅周辺は、城崎の温泉街になっています。


以上、城崎温泉駅で撮影した写真を紹介しました。


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