京都府北東部に位置する 舞鶴市
明治時代以降に軍港の街して発展した東舞鶴と、戦国時代から城下町として栄え、商業の街として発展した西舞鶴という
2つの街から構成されている都市です。

東舞鶴駅は、舞鶴線と小浜線の終点で、京都と舞鶴市を結ぶ特急 「まいづる」 の始発・終着駅でもあります。
一方、西舞鶴駅は、舞鶴線のほか、北近畿タンゴ鉄道 (以下 「KTR」 )宮津線が乗り入れます。

※2015年11月28日追記※
KTR線は、2015年4月に  WILLER TRAINS(ウィラートレインズ)に経営移管され、「京都丹後鉄道」(略称は丹鉄) という鉄道名になりました。
宮津線の西舞鶴~宮津駅間には 宮舞線という愛称が付いています。
(KTR自体は 鉄道施設を保有・管理する会社として残っています)



今回、そんな東舞鶴駅と西舞鶴駅を訪れ、ホームや改札口に設置されている電光掲示板を撮影してきました。
この記事では、東舞鶴駅の電光掲示板をご紹介。



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まずは、ホームの電光掲示板から。
この駅は、島式ホーム1面2線の構造の高架駅で、舞鶴線・小浜線の電車が 2つののりばを区別なく発着します。

表示される文字のフォントは 福知山駅と同じですが、ホームに設置されている電光掲示板は、3段表示の古いタイプです。
上2段に 舞鶴線 綾部・福知山・京都方面行きの発車案内、下1段に 小浜線 敦賀方面行きの発車案内が表示されます。

ワンマン運転される電車の場合、列車名欄に 「ワンマン」 と表示されますが、英語表示は出ませんでした。


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舞鶴線の普通電車の多くが、綾部駅で 園部行きの普通電車に連絡しており、真ん中の段には、その案内がスクロール表示されます。


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1番のりばに停車中の 普通 福知山行きを撮影。緑一色の電車です。


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こちらは、1番のりばに停車中の 普通 敦賀行きです。


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普通電車の一部は、綾部駅で 福知山方面から来る京都行きの特急列車と接続しますが、これらは 「リレー号」 と呼ばれ、2時間に1本しかない特急 「まいづる」 を補完する役割があります。

2012年3月のダイヤ改正で、利用客が特に少ない真倉(まぐら)駅を通過する普通電車が設定されましたが、翌年のダイヤ改正で この電車は 「快速」 として運転されるようになりました。
列車名欄に 「真倉通過」 と赤色で表示されますが、
リレー号」 表示と同様、英語表示は出ないようです。


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基本的に、ホームの西舞鶴寄りに福知山方面行きが、小浜寄りに敦賀方面行きが停車します。
写真を見ると、2番のりばの手前に2両編成の舞鶴線の電車が、1番のりばの奥に小浜線の電車が停車しており、停車位置が大きく異なるのが分かるでしょう。



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2番のりばに停車中の 普通 リレー号 綾部行き(223系5500番台)。
この日は大雨が降っており、2番のりば側にいると雨で濡れてしまうので、1番のりば側から撮影しました。



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綾部行きのLED方向幕も撮影。雨でだいぶ濡れてます。


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こちらは、西舞鶴行きの表示です。
1日2本しか設定されていない レアな行き先ですが、そのうち1本は 夜に小浜線から直通してくる電車。
写真にある14時台の電車は、東舞鶴発 西舞鶴行きというわずか1駅だけの運用になっています。

そんな西舞鶴行きの英語表示はどうなっているのかと言うと・・・


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まさかの無表示・・・(´・ω・`)
1日に2本という少なさもあってか、「Nishi-Maizuru」 表示は用意されていないようでした。


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そしてこちらが、西舞鶴行きの普通電車です。
この日は223系5500番台での運用。
LED表示が見たかったので、ラッキーでした。



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電車側面のLED表示は この通り。


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階段を下りて、改札口へ。 ここにも 古い電光掲示板が設置されています。
この駅では 自動改札機が設置されておらず、ICOCAなどのICカードも使えません。


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まずは、小浜線の発車案内。
ホームのものと異なり、2段表示になっています。



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続いて、舞鶴線の発車案内。
西舞鶴行きは、こちらも英語表示が出ていませんでした。



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