先日、JR淡路駅の建設予定地を撮影しに行きましたが、(別記事 「おおさか東線 JR淡路駅 建設工事(2014年3月)」 を参照)そのついでに 阪急淡路駅の高架化工事と 東口周辺の整備工事の様子も撮影しました。
撮影から1ヶ月以上経ってしまいましたが、このブログで紹介したいと思います。
新大阪駅から淡路駅に向かって歩くこと10分。阪急京都線のところまでやってきました。
線路の横に、建設中の高架がそびえ立っています。
一般的な高架化工事と異なり、2層構造になっているのが特徴で、一番上に下り線(梅田方面行き)が、その下に上り線(河原町方面行き)の線路が敷かれるのです。
向こうに阪急千里線の高架が見えます。
こちらも、下り線(天神橋筋六丁目方面行き)が上、上り線(北千里方面行き)が下という 2層構造の高架です。
駅南側にある踏切から淡路駅方向を撮影。
阪急京都線と千里線は このように平面交差しており、50km/h(または30km/h)以下の速度制限がかかる、千里線の電車が交差手前で信号待ちを余儀なくされるなど、ダイヤ上のネックになっています。
これを解消するため、高架が2層構造になっているのです。
高架化後の淡路駅は、2階に改札やコンコースが設けられ、3階が上り線ホーム(河原町・北千里方面行き)、4階が下り線ホーム(梅田・天神橋筋六丁目方面行き)となります。
阪急京都線の電車が平面交差を通過していきました。
駅南側の踏切から、阪急京都線の高架を撮影。
駅のすぐ南側にある踏切を渡り、千里線の高架を近くから撮影。
そびえ立つ高架の手前に、橋脚がいくつか立てられています。
踏切を東側から撮影。
写真の手前が千里線、奥が京都線の踏切です。
踏切を渡ったところで、淡路駅の方へ向かって歩いていきます。
阪急オアシスの手前から 駅の方へ向かって、新しいアーケードの設置工事が進んでいました。
淡路駅周辺は商業地として賑わう一方、駅前広場はおろか 幹線道路すらなく、狭く曲がりくねった道路ばかりで、車でのアクセスが非常に不便です。
また、木造建物が密集しており、防災上問題がありました。
そのため、高架化工事と合わせて、東口周辺の再開発が行われています。
駅の方へ続くこの道路は、かつて東淡路商店街だった場所です。
道の両側に店が立ち並んでいましたが、この付近では全て立ち退き、この通り 跡形もなくなっています。
アーケードを反対側から撮影。
左側に5階建て(?)の建物も建設中でした。
少し進むと、白いアーケードが見えてきました。
高架化&再開発のため、立ち退きを余儀なくされた東淡路商店街がこの場所に移転してきたのです。
柱などは白色を基調とし、天井がガラス張りになっていたりと、なかなか開放感のある作りですね。
白いアーケードの下から、設置工事中のアーケードを撮影。
向こうにも新たな 「東淡路商店街」 が形成されるようです。
こちら側のアーケードと向こう側のアーケードの間が大きくあいていますが、この場所に駅前広場が整備されます。
白いアーケードから東側を撮影。更地が広がっています。
先ほどの場所から、今度は西側(淡路駅方向)を撮影。
阪急オアシスの東側から、南へ続く道路を歩きます。
将来的に 淡路駅の駅前広場と幹線道路を結び 「駅前通り」 としての役割を担う、重要な道路です。
先ほどの道路を歩いていくと、交差点に出てきました。
歩道付きの非常に広い道路ですが、道の中央部が仮設の柵やガードレールで仕切られています。
車の通行量も非常に少なく、どこか異様な光景です。
一体どうしてこんなことになっているかというと・・・
阪急京都線・千里線によって、道路が分断されているのです。
高架化されないのであれば、線路の下をくぐるトンネルを建設するという手もありますが、今は高架化されるのを待つしかありません。
この道路が完成すれば、淡路駅の南側を東西に貫くだけでなく、新大阪駅北側と東淀川区東部(阪急上新庄駅や 地下鉄今里筋線 だいどう豊里駅、瑞光四丁目駅周辺)が1つの道路で結ばれます。
振り返って、淡路駅へと続く道路を撮影。
左側の仕切られた場所には、かつて建物が建ち並んでいたのでしょう。
駅前通りとして どのように整備されていくのか、気になりますね。
阪急淡路駅周辺は、高架化工事や東口周辺の再開発、JR淡路駅の建設工事と、街全体が大きく生まれ変わろうとしています。
今後も JR淡路駅建設予定地を訪れる際に、阪急淡路駅周辺の様子を撮影する予定です。
【関連記事】
阪急淡路駅の高架化工事、事業期間を7年延長へ。
高架切替は2024年度末、全体完成は2027年度末に・・・
撮影から1ヶ月以上経ってしまいましたが、このブログで紹介したいと思います。
新大阪駅から淡路駅に向かって歩くこと10分。阪急京都線のところまでやってきました。
線路の横に、建設中の高架がそびえ立っています。
一般的な高架化工事と異なり、2層構造になっているのが特徴で、一番上に下り線(梅田方面行き)が、その下に上り線(河原町方面行き)の線路が敷かれるのです。
向こうに阪急千里線の高架が見えます。
こちらも、下り線(天神橋筋六丁目方面行き)が上、上り線(北千里方面行き)が下という 2層構造の高架です。
駅南側にある踏切から淡路駅方向を撮影。
阪急京都線と千里線は このように平面交差しており、50km/h(または30km/h)以下の速度制限がかかる、千里線の電車が交差手前で信号待ちを余儀なくされるなど、ダイヤ上のネックになっています。
これを解消するため、高架が2層構造になっているのです。
高架化後の淡路駅は、2階に改札やコンコースが設けられ、3階が上り線ホーム(河原町・北千里方面行き)、4階が下り線ホーム(梅田・天神橋筋六丁目方面行き)となります。
阪急京都線の電車が平面交差を通過していきました。
駅南側の踏切から、阪急京都線の高架を撮影。
駅のすぐ南側にある踏切を渡り、千里線の高架を近くから撮影。
そびえ立つ高架の手前に、橋脚がいくつか立てられています。
踏切を東側から撮影。
写真の手前が千里線、奥が京都線の踏切です。
踏切を渡ったところで、淡路駅の方へ向かって歩いていきます。
阪急オアシスの手前から 駅の方へ向かって、新しいアーケードの設置工事が進んでいました。
淡路駅周辺は商業地として賑わう一方、駅前広場はおろか 幹線道路すらなく、狭く曲がりくねった道路ばかりで、車でのアクセスが非常に不便です。
また、木造建物が密集しており、防災上問題がありました。
そのため、高架化工事と合わせて、東口周辺の再開発が行われています。
駅の方へ続くこの道路は、かつて東淡路商店街だった場所です。
道の両側に店が立ち並んでいましたが、この付近では全て立ち退き、この通り 跡形もなくなっています。
アーケードを反対側から撮影。
左側に5階建て(?)の建物も建設中でした。
少し進むと、白いアーケードが見えてきました。
高架化&再開発のため、立ち退きを余儀なくされた東淡路商店街がこの場所に移転してきたのです。
柱などは白色を基調とし、天井がガラス張りになっていたりと、なかなか開放感のある作りですね。
白いアーケードの下から、設置工事中のアーケードを撮影。
向こうにも新たな 「東淡路商店街」 が形成されるようです。
こちら側のアーケードと向こう側のアーケードの間が大きくあいていますが、この場所に駅前広場が整備されます。
白いアーケードから東側を撮影。更地が広がっています。
先ほどの場所から、今度は西側(淡路駅方向)を撮影。
阪急オアシスの東側から、南へ続く道路を歩きます。
将来的に 淡路駅の駅前広場と幹線道路を結び 「駅前通り」 としての役割を担う、重要な道路です。
先ほどの道路を歩いていくと、交差点に出てきました。
歩道付きの非常に広い道路ですが、道の中央部が仮設の柵やガードレールで仕切られています。
車の通行量も非常に少なく、どこか異様な光景です。
一体どうしてこんなことになっているかというと・・・
阪急京都線・千里線によって、道路が分断されているのです。
高架化されないのであれば、線路の下をくぐるトンネルを建設するという手もありますが、今は高架化されるのを待つしかありません。
この道路が完成すれば、淡路駅の南側を東西に貫くだけでなく、新大阪駅北側と東淀川区東部(阪急上新庄駅や 地下鉄今里筋線 だいどう豊里駅、瑞光四丁目駅周辺)が1つの道路で結ばれます。
振り返って、淡路駅へと続く道路を撮影。
左側の仕切られた場所には、かつて建物が建ち並んでいたのでしょう。
駅前通りとして どのように整備されていくのか、気になりますね。
阪急淡路駅周辺は、高架化工事や東口周辺の再開発、JR淡路駅の建設工事と、街全体が大きく生まれ変わろうとしています。
今後も JR淡路駅建設予定地を訪れる際に、阪急淡路駅周辺の様子を撮影する予定です。
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