2014年8月16日、京都府福知山市や兵庫県丹波市を中心に豪雨災害に見舞われ、福知山線の篠山口~福知山駅間が終日運転見合わせとなりました。
8月19日には篠山口~石生(いそう)駅間で、27日には全線で運転を再開しましたが、石生~福知山間が不通になっている間、福知山行きの普通電車・丹波路快速が 石生行きとして運転されていました。
石生駅は 丹波市のほぼ中央、旧氷上町域の外れに位置し、柏原(かいばら)駅 (特急 「こうのとり」 の全列車が停車) の北隣の駅です。
かつては、特急 「北近畿」 の一部列車が停車していましたが、2011年3月のダイヤ改正で 「こうのとり」 になって以降は、全列車が通過しています。
石生行きが登場するのは極めて珍しく、もしかすると今回が初めてだったかもしれません。
そんな激レア行き先を1週間にわたって見ることができたのです。
今回は、大阪駅と JR宝塚線の相野駅・篠山口駅で 石生行きの表示を撮ってきたので、このブログで紹介したいと思います。


大阪駅
夜7時台に大阪駅を訪れると・・・出ました! 石生行き!
通常ダイヤでは存在しない行き先であることに加え、初見では絶対に読めない駅名なので、表示を見て戸惑った人もいたでしょう。
宝塚駅より先へ向かう電車の場合、行き先に 「宝塚方面」 が付くのですが、急きょ用意された行き先だったためか、「宝塚方面 石生」 ではなく、単に 「石生」 と表示されていました。
英語表示は 「Iso」 。
Oの上に - が付いていないので、「いそ(磯)」 と読めてしまいそう。
(ただし、ウィキペディア曰く、地元では、「いそ」 や 「いそお」 と呼ばれることもあるとか)
福知山行きの快速電車が全て石生行きになったわけではなく、大阪16:54発の丹波路快速など、篠山口止まり(篠山口以北は運転取り止め)になったものもありました。


続いては、改札口に設置されているフルカラーLEDの電光掲示板。
こちらの英語表示は 「Isō」 と、Oの上に - を付けています。

中2階通路に設置されているディスプレイの表示も撮影。



しばらくすると、石生行きの丹波路快速がホームに入ってきました。
8両編成ですが、終点・石生まで行くのは前寄りの4両。
後寄りの4両は篠山口駅で切り離します。


電車に 「石生行き」 の表示が用意されていないためか、LED方向幕は 正面・側面共に無表示でした。


相野駅
JR宝塚線のうち、尼崎~新三田駅間は 2011年春に運行管理システムが導入され、ホームに設置されている電光掲示板の表示が変更・統一されています。
しかし、新三田から先の広野~篠山口駅間は 福知山支社の管轄であるためか、運行管理システムが導入されておらず、篠山口・相野の2駅を除いて 電光掲示板が設置されていません。
その2駅も、電光掲示板の表示が 尼崎~新三田駅間と大きく異なっています。
相野駅では、英語表示が 「Isou」 になっていました。


篠山口駅
電光掲示板に表示される文字のフォントは相野駅とほぼ同じですが、こちらは 英語表示が 「Iso」 でした。


隣のホーム・1番のりばの電光掲示板。
主に新大阪行きの 特急 「こうのとり」 が発着するホームですが、 「こうのとり」 が全て運休しているため、快速電車の発車案内のみが表示されています。
19時前に撮影しましたが、次の電車は20:47発までありません。
それにしても、丹波路快速の英語表示が 「Rapid」 で、快速の英語表示が 「Rapid Service」 と変な区別の仕方をしているのは何故・・・。
以上、「石生行き」 の表示を紹介しました。
★次の記事★
【1日に1本だけ】 篠山口駅・相野駅で 普通 「松井山手行き」 を撮る (2014年8月)
8月19日には篠山口~石生(いそう)駅間で、27日には全線で運転を再開しましたが、石生~福知山間が不通になっている間、福知山行きの普通電車・丹波路快速が 石生行きとして運転されていました。
石生駅は 丹波市のほぼ中央、旧氷上町域の外れに位置し、柏原(かいばら)駅 (特急 「こうのとり」 の全列車が停車) の北隣の駅です。
かつては、特急 「北近畿」 の一部列車が停車していましたが、2011年3月のダイヤ改正で 「こうのとり」 になって以降は、全列車が通過しています。
石生行きが登場するのは極めて珍しく、もしかすると今回が初めてだったかもしれません。
そんな激レア行き先を1週間にわたって見ることができたのです。
今回は、大阪駅と JR宝塚線の相野駅・篠山口駅で 石生行きの表示を撮ってきたので、このブログで紹介したいと思います。


大阪駅
夜7時台に大阪駅を訪れると・・・出ました! 石生行き!
通常ダイヤでは存在しない行き先であることに加え、初見では絶対に読めない駅名なので、表示を見て戸惑った人もいたでしょう。
宝塚駅より先へ向かう電車の場合、行き先に 「宝塚方面」 が付くのですが、急きょ用意された行き先だったためか、「宝塚方面 石生」 ではなく、単に 「石生」 と表示されていました。
英語表示は 「Iso」 。
Oの上に - が付いていないので、「いそ(磯)」 と読めてしまいそう。
(ただし、ウィキペディア曰く、地元では、「いそ」 や 「いそお」 と呼ばれることもあるとか)
福知山行きの快速電車が全て石生行きになったわけではなく、大阪16:54発の丹波路快速など、篠山口止まり(篠山口以北は運転取り止め)になったものもありました。


続いては、改札口に設置されているフルカラーLEDの電光掲示板。
こちらの英語表示は 「Isō」 と、Oの上に - を付けています。

中2階通路に設置されているディスプレイの表示も撮影。



しばらくすると、石生行きの丹波路快速がホームに入ってきました。
8両編成ですが、終点・石生まで行くのは前寄りの4両。
後寄りの4両は篠山口駅で切り離します。


電車に 「石生行き」 の表示が用意されていないためか、LED方向幕は 正面・側面共に無表示でした。


相野駅
JR宝塚線のうち、尼崎~新三田駅間は 2011年春に運行管理システムが導入され、ホームに設置されている電光掲示板の表示が変更・統一されています。
しかし、新三田から先の広野~篠山口駅間は 福知山支社の管轄であるためか、運行管理システムが導入されておらず、篠山口・相野の2駅を除いて 電光掲示板が設置されていません。
その2駅も、電光掲示板の表示が 尼崎~新三田駅間と大きく異なっています。
相野駅では、英語表示が 「Isou」 になっていました。


篠山口駅
電光掲示板に表示される文字のフォントは相野駅とほぼ同じですが、こちらは 英語表示が 「Iso」 でした。


隣のホーム・1番のりばの電光掲示板。
主に新大阪行きの 特急 「こうのとり」 が発着するホームですが、 「こうのとり」 が全て運休しているため、快速電車の発車案内のみが表示されています。
19時前に撮影しましたが、次の電車は20:47発までありません。
それにしても、丹波路快速の英語表示が 「Rapid」 で、快速の英語表示が 「Rapid Service」 と変な区別の仕方をしているのは何故・・・。
以上、「石生行き」 の表示を紹介しました。
★次の記事★
【1日に1本だけ】 篠山口駅・相野駅で 普通 「松井山手行き」 を撮る (2014年8月)