北陸新幹線 長野~金沢駅間の延伸開業まで、あと3ヶ月を切ろうとしています。
12月8日からは JR主体での各種試運転(車両走行試験、乗務員訓練、各種設備確認など)も始まり、いよいよ開業が近づいてきたと感じます。

そんな中、昨日 (2014年12月9日) JR西日本が北陸新幹線の駅で流れる発車メロディを決定したと発表したので、このブログで 取り上げておこうと思います。

【JR西日本 ニュースリリース】
北陸新幹線 発車メロディの決定について


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以下、ニュースリリースの文章を引用・改変。

金沢駅・・・オリジナル曲
金沢市出身の音楽家・中田ヤスタカ氏が制作。
金沢の山から海にかけての起伏ある自然条件と 「伝統と創造」が調和するまちのイメージと、新車両も有する北陸新幹線の 「スピード感と快適性」 を感じ取れるよう表現したメロディ

新高岡駅・・・オリジナル曲
富山県出身の音楽家・太田豊氏が制作。
高岡市を代表する伝統工芸品である銅器 「おりん」 をメイン楽器としたメロディ。

富山駅・・・オリジナル曲
富山県出身の音楽プロデューサー・須藤晃氏が制作。
富山の豊かな自然に育まれた清流を穏やかに流れる水の調べと、ガラスの街とやまが奏でる煌びやかなイメージを融合させたメロディ

黒部宇奈月温泉駅・・・煌~水の都から~
原曲は、富山県出身の作曲家・高原兄氏が制作。
駅所在地である新川周辺エリアを題材としたTV番組のテーマ曲として使用された曲。

糸魚川駅・・・春よ来い(童謡)
原曲は、糸魚川市出身の文人・相馬御風が作詞。
在来線糸魚川駅の春季限定発車メロディとして使用中。


今回の発車メロディには、地元出身の音楽家が制作・作詞した曲が採用されました。

一番の驚きは、中田ヤスタカ氏が金沢駅の発車メロディを担当すること。
Perfume や きゃりーぱみゅぱみゅ のプロデューサーであるヤスタカ氏が、まさか 駅の発車メロディを制作するとは思いませんでした。
ヤスタカ氏らしいアレンジの 斬新な発車メロディを期待してしまいます(笑)

富山駅の発車メロディを制作する 須藤晃氏は、尾崎豊の楽曲プロデュースを手掛けた方だそうです。

新高岡駅は、やはり 「おりん」 を使ったメロディとなりました。
高岡駅の発車メロディもそうであるように、高岡市は 「おりん」 推しが凄いですね。

糸魚川駅は、事前の報道通り、童謡の 「春よ来い」 に。
「春よ来い」 というタイトルを見て、松任谷由実の曲の方を連想してしまうのは自分だけではないはず。

これらの発車メロディは、北陸新幹線の開業日である2015年3月14日から使用されます。
どんなメロディになっているのか、気になるところですね。

ちなみに、JR東日本区間の駅の発車メロディは、長野駅が 長野県歌 「信濃の国」(2015年1月頃から使用開始)、飯山駅が 「ふるさと」 だそうです。
曲は未定ですが、上越妙高駅にも発車メロディの導入が決定しています。

※2015年3月15日追記※
上越妙高駅の発車メロディは、上越市出身の小山作之助が作曲した唱歌 「夏は来ぬ」 が採用されました。

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