おおさか東線 放出(はなてん)~新大阪駅間の建設に伴い 新しいホームの設置工事が進む 鴫野駅。
前回の撮影から3ヶ月経ちました。
今回は、2015年1月10日現在の様子をさっそく紹介します。
【前回の記事】
鴫野駅 新ホーム設置工事(2014年10月)【ホーム編】
まずは、2番のりばと新ホームとを結ぶ 仮設通路から撮った写真から。
(上の写真は放出方向、下の写真は京橋方向を撮影)
前回訪れた時 線路は仮設置状態でしたが、本設置されています。
また、架線が張られ始めています。
ホームでは 点字ブロックが整備されたほか、CPライン(ホーム端の赤い線)の整備が進んでいました。
CPラインを拡大して撮影。
新大阪駅などのような ホーム端のタイルに赤い線を引くというやり方ではなく、赤い櫛状のゴムを取り付けています。
鴫野駅は 線路がカーブした場所にあるため、列車とホームの間が広く開き、乗り降りに注意を要します。
そこで、隙間対策として櫛状ゴムを設置するというわけです。
新ホーム 放出側の様子です。
2番のりばの東端から 放出方向を撮影。
今里筋を跨ぐ橋桁の向こう側で、高架の建設工事が進みました。
写真でははっきりとは分かりませんが、おそらく完成したのではないかと思います。
架線柱が立てられているのが分かりますね。
仮設通路を渡ったところにある仮設の壁の後ろに、エスカレーターが姿を現しました!
ホーム床に敷く アスファルトの整備も始まっています。
右隣に もう1基エスカレーターがあり、さらにその隣に階段 という配置に。
現在は1番のりば・2番のりば共に 出入口が階段とエレベーターだけですが、新ホームでは それらに加えて、上り・下り 両方のエスカレーターが設けられることになります。
おそらく 改札口に近い放出側が下り、京橋側が上りでしょう。
前回の撮影時では建設中だった 待合室も完成。
エアコンと室外機が取り付けられています。
新ホームの中程~京橋側の様子を撮影。
ホームには中継信号機が設置されました。
新ホーム 京橋側の端では、京橋方に壁が取り付けられたほか、線路へ下りる小さな階段も設置されています。
この辺りでも、アスファルトと点字ブロックの整備が進んでいます。
非常ボタンが設置されました。
新ホームの端から さらに京橋側の線路を撮影。
分岐器の手前に 出発信号機が設置されています。
最後に、ホームの北端から京橋方向を撮影。
バラストが敷かれました。
以上、鴫野駅の工事の様子を紹介しました。
1月上旬時点で ここまで工事が進んでいるとなると、早ければ3月のダイヤ改正時に 新ホームが使用開始されるかもしれませんね。
3年以上に渡って続いた新ホームの設置工事が 大詰めを迎えつつあることは もう間違いないでしょう。
★次の記事★
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