※関西で運転されている新快速(225系)。 京都駅で撮影。
JR東日本の首都圏の路線は、山手線が全列車11両編成、京浜東北線(横浜線直通を除く)・埼京線・中央線快速・中央総武線各駅停車が 全列車10両編成で運転されるほか、東海道線・高崎線・宇都宮線・常磐線・横須賀線・総武快速線で 15両編成の電車が走っていたりと、編成両数がとにかく多いです。
それでは、関西は何両なのか? と疑問に思う人もいるだろうということで、今回は JR西日本 関西各線の編成両数について まとめてみました。
ここでは、6両編成以上の電車が運転される路線に絞って書きたいと思います。
※★マークのついた電車はロングシート車。 その他はクロスシート車です。
最新更新日 2024年6月29日
※和田岬線を追加しました。
※最後の文章で、千里中央を箕面萱野に変更しました。
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北陸線(敦賀~米原)
新快速・・・4両(長浜~米原駅間の一部は8両)
普通(221系・223系・225系、長浜駅以南で運転)・・・6両、8両
※平日朝の播州赤穂発 普通 近江塩津行き1本は米原から4両。
普通(521系、敦賀~米原駅間で運転)・・・2両
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線
新快速・・・12両(平日の一部は8両)
※米原駅と 姫路駅(もしくは網干駅)で 車両の増結・切り離し作業を行う。
※北陸線 米原~敦賀駅間の新快速は4両で運転。(米原~長浜の一部は8両)
普通(221系・223系・225系、京都・高槻~西明石駅間は快速)・・・6両、8両、10両、12両
※早朝・深夜に西明石~姫路駅間のみ運転する普通電車の一部は4両で運転。
普通(★207系・★321系)・・・7両(うち1両は女性専用車)
普通(京都~草津駅間の草津線直通列車)・・・4両、6両、8両
普通(521系、米原~敦賀駅間のみ運転)・・・2両
山陽線(姫路~上郡)・赤穂線(相生~播州赤穂)
新快速・・・8両(姫路~網干駅間は12両あり)
普通(JR神戸線直通)・・・6両、8両(姫路~網干駅間は10両、12両あり)
普通(姫路以西のみ運転、岡山方面直通含む)・・・3両、4両、6両、7両
和田岬線
普通・・・6両(★207系)
※和田岬線の103系は、2023年3月18日をもって運行を終了しました。
湖西線
新快速・・・12両(一部は8両、平日朝の敦賀行き1本は京都から4両)
快速(JR京都線内は新快速)・・・12両(朝の大阪方面行き)、8両(夜の敦賀行き)
※新快速と快速は、途中の近江今津駅で車両の増結・切り離し作業を行う。 近江今津~敦賀駅間は4両で運転。
※朝の時間帯には 京都駅で車両の増結・切り離し作業を行う新快速もある。
普通(221系・223系・225系、山科~永原駅間で運転)・・・4両、6両、8両
普通(521系、近江今津~近江塩津・敦賀駅間のみ運転)・・・2両
※湖西線での207系・321系(7両編成)の運用は、2016年3月のダイヤ改正でなくなりました。
草津線
普通(221系・223系・225系)・・・4両、6両、8両
※湖西線・草津線の113系・117系は、2023年3月末で運行を終了しました。
嵯峨野線
普通・快速(221系・223系)・・・4両、6両、8両
JR奈良線
みやこ路快速・快速・区間快速・普通(221系)・・・4両、6両
普通(★205系)・・・4両
※2018年3月のダイヤ改正から、JR奈良線で205系が運用されています。
※2022年3月12日のダイヤ改正で、JR奈良線の103系は定期運用を終了しました。
JR宝塚線
丹波路快速・快速・区間快速・普通(223系・225系)・・・4両、6両、8両
※223系・225系の普通運用は朝晩の一部のみ。
※福知山線 篠山口~福知山駅間の丹波路快速は、全て4両で運転。
※区間快速は 2020年3月のダイヤ改正で新設されました。(宝塚駅以北の各駅に停車)
快速・普通(★207系・★321系、快速は主にJR東西線直通)・・・7両(うち1両は女性専用車)
JR東西線・学研都市線
快速・区間快速・普通(★207系・★321系)・・・7両(うち1両は女性専用車)
※JR東西線・学研都市線への直通快速の乗り入れは、2019年3月のダイヤ改正で終了しました。
大阪環状線
普通(★323系)・・・8両(うち1両は女性専用車)
大和路快速・区間快速・普通(221系、大和路線直通)・・・8両
関空/紀州路快速・関空快速・紀州路快速・快速・普通(223系・225系、阪和線直通)・・・8両
※2018年3月のダイヤ改正前は、早朝のB快速 新大阪行きと 快速 和歌山方面 湯浅行きが4両編成で運転されていました。
※大阪環状線・JRゆめ咲線の103系は 2017年10月3日に、201系は 2019年6月7日に営業運転を終了しました。
※以前は6両編成の大和路快速もありましたが、2020年3月14日のダイヤ改正でなくなりました。
JRゆめ咲線(桜島線)
普通・・・8両(★323系、うち1両は女性専用車)
大和路線
大和路快速・区間快速・・・8両
快速・・・4両、6両、8両(6両編成の列車は女性専用車あり)
※一部の快速電車は、途中の王寺駅で切り離し作業を行い、前4両が奈良方面行き、後ろ4両が王寺から和歌山線に直通する高田方面行きとなる。
※快速は 基本的に221系で運用されるが、201系(6両)での運用もあり。
直通快速(221系)・・・8両
※おおさか東線経由の直通快速は、2023年3月18日のダイヤ改正で207系・321系から221系に変更されました。
普通(★201系・221系)・・・6両(うち1両は女性専用車)
※221系で運転される普通電車の一部は4両で運転。
※早朝・深夜に学研都市線の電車(7両の207系・321系)が木津~奈良駅間に乗り入れ。
阪和線・関西空港線・羽衣線
関空/紀州路快速・・・8両
※関空快速 4両、紀州路快速 4両を併結運転。 途中の日根野駅で連結・切り離し作業を行う。
快速・関空快速(単独運転)・紀州路快速(単独運転)・直通快速・・・8両
※一部は日根野~関西空港・和歌山駅間 4両で運転(日根野駅で連結・切り離し作業を行う)。
※快速・関空快速の一部は天王寺~日根野駅間も4両で運転。
区間快速・・・4両、6両(うち1両は女性専用車)
普通・・・6両(うち1両は女性専用車)、4両
シャトル(日根野~関西空港駅間のみ運転)・・・4両
※以上は、223系 または 225系で運転。
阪和線の103系・205系は、2018年3月のダイヤ改正で営業運転を終了しました。
また、「B快速」 という種別もなくなりました。
※日根野発 紀伊田辺行きの始発電車と、紀伊田辺発 日根野行きの最終電車は、117系2000番台 2両編成で運転されていましたが、2020年3月のダイヤ改正で営業運転を終了しました。
羽衣線 普通(鳳~東羽衣)・・・4両(225系)
※103系(3両編成)は 2018年3月のダイヤ改正で営業運転を終了しました。
おおさか東線
普通(221系)・・・6両(うち1両は女性専用車)
※おおさか東線の普通電車は、2022年3月12日のダイヤ改正で 201系から221系に変更されました。
直通快速(221系)・・・8両
※おおさか東線の直通快速は、2023年3月18日のダイヤ改正で207系・321系から221系に変更されました。
和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)
普通・快速(和歌山線・万葉まほろば線内は各駅に停車)・・・2両(★227系)、4両(主に221系、★227系)、6両(★201系、うち1両は女性専用車、朝の時間帯に王寺~高田~奈良駅間で運転)
※221系は和歌山線の五条~和歌山駅間には入線しない。
※2019年3月16日から新型車両 227系が和歌山線で営業運転を開始しました。
これに伴い、和歌山線の117系は営業運転を終了しています。
105系も 順次227系に置き換えられ、2019年9月末に 営業運転を終了しました。
(10月26日にラストランイベントあり)
播但線(姫路~寺前)
普通(103系)・・・2両、4両(★103系、朝の1往復のみ 221系6両編成で運転)
以上、JR西日本 関西各線の編成両数について書きました。
関西で12両編成の電車が運転されるのは、JR西日本だけです。
ちなみに、大阪メトロ(地下鉄)の御堂筋線では 、直通先の北大阪急行(江坂~箕面萱野駅間)と合わせて、全列車10両編成で運転されているほか、阪急神戸線や近鉄奈良線・阪神なんば線でも ラッシュ時に 一部の列車が10両編成で運転されます。
※かつては、南海高野線と 直通先の泉北高速鉄道で ラッシュ時に10両編成の電車が走っていましたが、2013年7月に運用終了しました。
※阪急京都線・宝塚線は、2022年12月17日のダイヤ改正で、10両編成での運行を終了しました。
(同ダイヤ改正以降は、最大で8両編成)
※近鉄大阪線は、2024年3月16日のダイヤ改正で、10両編成での運行を終了しました。
(同ダイヤ改正以降は、最大で8両編成)
大阪メトロの他の路線では、堺筋線が8両、谷町線・中央線・四つ橋線が6両、千日前線・長堀鶴見緑地線・今里筋線が4両となっています。