2012年から大規模な改良工事が続く 新大阪駅の在来線ホーム。

旧17・18番のりば(現在の新15・16番のりば)の東側に 新しいホーム(新17・18番のりば)を増設し、その後 ホームの改装・線路の配線変更を繰り返して 順番にホームをずらしていきます。

今年1月、旧15・16番のりばを改装した新13・14番のりばが使用開始されました。
これに伴い 旧13・14番のりばは閉鎖され、現在 改装工事が行われています。


先日、2015年4月現在の工事の様子 を紹介したのですが、新15・16番のりばの京都側の階段に こんなものが掲示されていました。


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なんと、新15・16番のりばの京都側の階段にエスカレーターを設置するというのです!

2016年春頃まで ホーム幅が縮小されるとのことで、エスカレーターの使用開始も おそらくその頃になるでしょう。


でも、ちょっと待ってください!

新15・16番のりば(旧17・18番のりば)は、2012年12月16日にホームを閉鎖して1年かけて改装し、2013年12月8日に使用開始したばかり。

既に改装工事が終わっているはずの新15・16番のりばに追加で工事を施すとは どういうことでしょうか?


おそらく、JR西は当初、エスカレーターはホーム中程の2つだけで十分と考えていたけれど、後になって、やっぱり京都側にも必要だったと 方針転換したのでしょう。

新15・16番のりばの後に改装された新13・14番のりばは 京都側の階段に上りエスカレーターが設置されており、新15・16番のりばも 同じように設置しておけばよかっただろうなと思っていましたが、ホームの使用開始後に エスカレーターの設置工事を始めるとは驚きました。


確かに、ホームの京都側から上りエスカレーターを使うとなれば、ホーム中程にある下りエスカレーターの裏側まで行かないといけないので、京都側の階段に上りエスカレーターがあれば便利だろうなと思います。

でもですね・・・
それなら、最初から作っとけよ!!!と言いたい。

改装工事で階段をわざわざ綺麗に整備したのに、それを一部壊してエスカレーターを設置するわけですから、はっきり言って二度手間ですよね。

お金も資材も もったいないなぁ・・・って思います。


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とりあえず、新15・16番のりばの京都側の階段を撮影。
ここは 今のところ変化がありませんが・・・



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ホームでは 既にエスカレーターの設置工事が始まっていました。
なんと、階段の裏側にあった駅員室が解体されているではありませんか!

エスカレーターを設置するためとはいえ、完成してから1年3ヶ月ほどしか経っていない新しい駅員室を壊してしまうとは、何とも言えない気持ちになりますね・・・。

この工事期間中、新15・16番のりばの駅員は どこで待機したりするのでしょうか?
駅員室にあったパソコンなどは どこかに移設されたのでしょうか?  少し気になります。


今後 このブログでは、旧13・14番のりばの改装工事と合わせて、新15・16番のりばのエスカレーター設置工事についても紹介していきたいと思います。


※2016年2月4日追記※
新しいエスカレーターが、2016年1月15日に使用開始されました。
詳しくは、以下の別記事をご覧ください。

新大阪駅の新15・16番のりば、京都側の新・エスカレーターが使用開始!(2016年1月)

★次の記事★
新大阪駅 旧13・14番のりば改装工事(2015年8月) 【Part1】
新大阪駅 旧13・14番のりば改装工事(2015年8月) 【Part2】
※新15・16番のりばのエスカレーター設置工事については、Part2の記事をご覧ください。

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