意味の分からない記事タイトルですが、今回も、福山駅の在来線ホームに設置されている発車標の話です。


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こちらは、2014年1月に書いた過去記事 「福山駅 在来線ホーム・改札口の電光掲示板(発車標) 【更新前】」 で紹介した 快速 サンライナー 岡山行きの表示です。

この時、「サンライナー」 の文字は赤色になっていました。


ところが、2015年4月に福山駅へ行ってみると・・・




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!!!
なんと、「サンライナー」 の文字がオレンジ色で表示されているのです!

この時 自分は思いました。
いつの間にか、文字の色が 赤からオレンジに変更されたのだと。

しかし、19時台に 再度 発車標の表示を確認すると・・・




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あれ???
今度は 赤色で表示されました。 一体どういうことでしょうか?

文字の色が変更されたのではありません。
同じ 「サンライナー」 でも、列車によって 表示される文字の色が違っているのです

といっても、車両の形式や塗装、停車駅によって 色を変えているのではありません。


注目するのは、サンライナーの1本前に発車する普通電車です。

この普通電車、後続のサンライナーに 途中の駅で追い抜かれるものもあれば、岡山駅まで逃げ切るものもありますよね。

19:12発 サンライナーの8分前に発車する 19:04発 普通 岡山行きは 前者です。
倉敷駅で8分間停車し、サンライナーに追い抜かれます。
(岡山駅 到着時刻は、先行の普通が20:10、後続のサンライナーが20:02)

一方、17:30発 サンライナーの15分前に発車する 17:15発 普通 播州赤穂行きは 後者です。
後続のサンライナーに追い抜かれることなく、岡山駅に到着します。
(岡山駅 到着時刻は、先行の普通が18:16、後続のサンライナーが18:40)


19:12発のサンライナーが赤色で、17:30発のサンライナーがオレンジ色

ということは・・・もうお分かりですね。
1本前の普通電車よりも先に岡山駅に到着するサンライナーが 赤色で表示されるのです

確かに これなら、先行の普通電車を追い抜くか否かが一目で分かりますね。

とはいっても、この表示の色の違いが何を意味するのか知っている人は、余程乗り慣れている人か鉄道ファンぐらいしかいないでしょう。
(いや、地元の鉄道ファンでも知らないかも・・・?)


隣のホーム 3・4番のりばの 「広島方面連絡」 表示 と同じです。


個人的には、先発の普通が岡山駅に先に着くのか、後発のサンライナーが先に着くかという 先着案内のスクロール表示を流せば 分かりやすくなると思いますね。

2016年春の運行管理システム導入で、発車標の 「サンライナー」 表示が変化するのかどうかも 気になるところです。


以上、「サンライナー」 の文字の色の違いについて書きました。

ところで、この記事では ここまで写真を6枚掲載しましたが、2014年1月に撮影した最初の2枚と、2015年4月に撮影した 後の4枚とで 発車標に大きな違いがあることに気づいたでしょうか?


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種別と時刻の間に書いてある表記が、 「列車名」 から 「乗車位置」 に変わっているのです。

しかし、福山駅は 乗車位置が表示されなかったはず。
そうなんです!



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福山駅の発車標に 乗車位置が表示されるようになったのです!


次の記事では、そんな福山駅の乗車位置表示について、いろいろと紹介したいと思います。

福山駅 在来線ホームの発車標に乗車位置表示が追加!!!

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