新大阪駅では、2015年1月18日から2016年1月31日まで、旧13・14番のりばを新11・12番のりばに改装する工事が行われていましたが、それと並行して行われたのが、新15・16番のりばのエスカレーター増設工事。

新15・16番のりば(旧17・18番のりば)は、2012年12月16日にホームを閉鎖して1年かけて改装し、2013年12月8日に使用開始したばかりですが、2015年4月から 京都側の階段に上りエスカレーターを設置する工事が始まったんですよね。


2016年1月15日に そのエスカレーターが使用開始されましたが、エスカレーターを設置するために 階段の裏側にあった駅員室を取り壊していたので、その駅員室を再建する工事が続けられました。

今回、2016年8月に再び新大阪駅を訪れ、新15・16番のりばの様子を確認すると・・・


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京都側の階段の裏側で建設中だった駅員室が完成し、使用開始されていました!
これで、新15・16番のりばでのエスカレーター設置に伴う工事が 完了したことになります。


ということで、このエスカレーター設置関連の記事は 今回で終わりになるわけですが、最後に1つ、前から疑問に思っていたことを解決しなければなりません。

エスカレーターの設置に伴って 駅員室が取り壊されてから再建されるまでの間、代わりの駅員室はどこに設置されていたのでしょうか?



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そこで 大阪側の階段横(16番のりば側)へ行ってみると、階段の真下に当たるところに 小さな謎の部屋が・・・!


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15番のりば側にも、謎の部屋への入口がありました。


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ガラスの窓から中を覗いてみると、モニターが設置されていて、そこには 階段やエスカレーター、エレベーター前の様子が映し出されていました。
おそらく、電車のドアを閉める際、駆け込み乗車する利用客がいないか 確認するためのものではないかと思います。

駅員室が再建されるまでの間、この小さな部屋が駅員室になっていたんでしょう。
エスカレーターの設置工事中、この辺りの様子は全然確認しておらず、実際に この部屋が使用されているところを見ることができなかったのが 残念でした。

ところで、この部屋って 新15・16番のりばの使用開始当初はなかったような・・・と思い、使用開始1週間前に撮った 過去記事 の写真を見ると・・・


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ない!!!
階段の横には、高さのとても低いドアが1つありますが、あの部屋のドアではありません。

やはり、エスカレーターの設置工事を始める直前に 代わりの駅員室を 大阪側の階段下につくったんでしょうね。
新大阪駅には何度も訪れていますが、全然気づかなかったです。



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