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※上の写真は、放出駅に停車中の普通 久宝寺行き(201系)。


おおさか東線 放出~新大阪駅間の延伸開業まで、あと2年半を切りました。

新駅の駅名がどうなるのか(特に都島駅は仮称と全然違う名前になるのか、まさかの 「JR都島」 か!?)、延伸開業後のダイヤはどうなるのか(学研都市線・大和路線との直通列車は設定されるのか、朝晩の普通電車が毎時3~4本から増発されるのか)といった点も気になるところですが、もう1つ気になるのは、延伸開業後に おおさか東線を走る車両です。

現在、おおさか東線では、大和路線と同じ 黄緑色の103系201系(6両編成)が運用されていますが、延伸開業後は どんな車両が運用されるのか、今回予想してみました。


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大阪環状線では 2016年度~2018年度にかけて 新型車両の323系が投入され、現在運用されている103系・201系を全て置き換える予定です。

また、阪和線では 2016年度~2017年度にかけて、従来の225系を改良した225系2次車(5100番台)が投入され、現在運用されている103系・205系を全て置き換える予定です。

103系は老朽化していると思うので 他の路線への転属はせず、順次引退するでしょう。

このように、今後 103系の置き換えが急速に進むことから、大和路線や おおさか東線で運用されている103系も 他の車両に置き換えられて、延伸開業までに全て姿を消すのではないかと思います。


201系も かなり古そうに見えますが、2016年10月現在、大和路線や おおさか東線に新車を投入する計画がないことや、大阪環状線への323系投入で オレンジ色の201系が大量に余ることを考えると、103系と違って まだまだ長生きしそうな気がします。

延伸開業すれば 現在の車両数では足りないので、車両を増やす必要がありますが、大阪環状線から追い出された201系を 8両編成から6両編成に減車して おおさか東線に転属させれば、新車を製造するよりも安く済みます。

延伸開業後も、おおさか東線の主力車両になりそうです。


阪和線の205系は、2011年度から順次 内装などがリニューアルされたので、延伸開業までに引退する可能性は低いでしょう。
転属するなら、大和路線や おおさか東線、JR奈良線だろうと思います。


大和路線との直通列車が設定される場合は、221系になる可能性が高いでしょう。

学研都市線との直通列車が設定される場合は 201系や205系、207系、321系が運用されることも考えられますが、もし 学研都市線の直通列車に221系が運用されれば、現在は4ドアロングシート車しか走っていない学研都市線に 3ドアクロスシート車が走ることになり、クロスシート車を望む利用客に喜ばれるのではないかと思います。

学研都市線の鴫野~松井山手駅間は 各駅のホームが8両編成に対応しているので、朝ラッシュ時に 松井山手⇔新大阪駅間で 8両編成の221系を走らせば、混雑緩和も期待できます。
※京橋駅はホーム自体は8両編成対応ですが、ホームドアの設置により 7両編成までの4ドア車しか停車できなくなりました。

207系や321系が7両編成なのに対し、201系や205系は6両編成と短いので、朝ラッシュ時に6両編成の電車を学研都市線で運用すれば混雑が悪化しそうです。
(大阪環状線から来た201系を8両編成のまま女性専用車なしで運用すれば解決!?)


以上、だらだらと書きましたが、自分の予想を簡単にまとめると、

おおさか東線の普通電車・・・201系と205系(103系は延伸開業までに引退)
おおさか東線の快速・・・221系(一部は207系・321系)


個人的に、新しい路線には 新しい車両(225系とか)が走ってほしいと思いますが、延伸開業当日、一番列車が103系だったら面白いですね(笑)

※2018年11月16日追記※
おおさか東線 延伸開業後の運行体系が発表されました。
普通電車は201系で、直通快速は現行と変わらず207系・321系で運転されます。
学研都市線との直通列車は設定されないようです。
詳しくは別記事 「
おおさか東線 延伸開業後の運行体系が決定! 新大阪~奈良駅間で 「直通快速」 を1日4往復運転!尼崎~放出駅間は運転取り止め 」 をご覧ください。

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