昨年(2012年)の1月、京都府とJR西日本が、JR奈良線JR藤森~宇治新田~城陽山城多賀~玉水の3区間・計14キロを新たに複線化することで合意したと発表し、このブログでは 、「JR奈良線 複線区間拡大へ」 という記事でお伝えしましたが、最近になって このJR奈良線複線化が再び話題になっています。

6月14日に 京都府が、JR奈良線で新たに複線化する区間について、JR西日本や沿線市町とおおむね合意したことを公表。
京都駅の改良工事、棚倉駅の一線スルー化のほか、新たに 六地蔵駅で改良工事を行うことが明らかになりました。

19日には、JR西日本が 6月の定例社長会見で JR奈良線について触れ、地元の7つの自治体の協力のもと、複線化事業を進めていく合意のめどが立ったと発表。
踏切の安全対策や 京都駅・六地蔵駅のホーム改良の詳細についても発表されました。



自分が特に注目したのは、京都駅 JR奈良線ホームの改良工事。
8・9番のりばのホーム幅が、これまでの4メートルから 5.5メートルに拡幅されます。

さらに、8・9番のりばから橋上駅舎に まっすぐ移動できるよう、橋上駅舎につながる エスカレーター・階段・エレベーターが新設されます。
現在、8・9番のりばから橋上駅舎へ移動するのに 新幹線乗り換え口の手前を通って 迂回しなければなりませんが、この改良で 乗り換えの利便性が向上し、混雑緩和が期待できます。

工事が始まれば 風景が一変するだろう ということで、今回は、そんな京都駅のJR奈良線ホームへ行き、8・9番のりばを中心に 写真をいろいろ撮影したので、このブログで紹介したいと思います。


027
030
JR奈良線ホームへ行ってみると・・・いました!  噂の水色103系!
阪和線から転属し、この春から JR奈良線で運用されています。

個人的に、水色103系は 阪和線で走ってる印象が強いので、JR奈良線で見かけると、かなり違和感ありますね。


053
057
058
もちろん、以前からお馴染みの黄緑色103系も!
JR奈良線は、大阪環状線や大和路線・阪和線以上に103系の天国になっています。

JR奈良線を走る103系は 全て4両編成です。
そのため、下の写真を見ると 9番のりばと10番のりばで 電車の停車位置が大きくずれているのが分かります。


041
055
こちらは、8番のりばに停車中の みやこ路快速 奈良行き。
普通電車と異なり、6両編成での運用もあります。

日中は、みやこ路快速が 毎時2本・30分間隔で運転されていますが、17時台からは、JR小倉(JRおぐら)・新田にも停車する 快速 に、19時台からは、宇治から各駅に停車する 区間快速 に変わり、23時台からは、普通電車のみ運転と、京都から奈良まで行くのに 所要時間がどんどん延びてしまうのが難点です。

京都~城陽駅間が完全に複線化されれば、みやこ路快速が 夕方以降も運転されるようになるでしょうか?



067
068
ここからは、JR奈良線ホームを見ていきましょう。

まずは、橋上駅舎へ続く 階段から。
8・9番のりばに電車が到着する度、この階段に人が押し寄せ 混雑します。


071
改良工事後は、この付近にエスカレーターや階段が設置されるのでしょうか?


069
070
8・9番のりばの様子です。


078
065
JR奈良線ホームには エレベーターが設置されていないので、8・9番のりばから 車イスで橋上駅舎へ向かう場合、10番のりば側にある スロープを通って 迂回しなければならず、不便です。


063
ホームの中央から 橋上駅舎方向を撮影。
こうして見ると、ホームの狭さを 改めて感じますね。


066
JR奈良線ホームの駅名標です。


035
036
こちらは、JR奈良線ホームの乗車位置。
最近になって 新たに整備されたのでしょうか? 今回訪れて、初めて見ました。



048
049
8・9番のりばに設置されている 古い電光掲示板。
種別欄が2文字分しかないため、 みやこ路快速の表示が窮屈そうですね。


043
乗車位置は 行き先欄に表示されます。
ホームの改良工事が始まれば、この古い電光掲示板も 新しいものに取り替えられるでしょうか?


051
052
電車がまいります 表示は、こんな感じです。


061
062
ホームに設置されているスピーカーを撮影。
これまで、上の写真のような JRマークのついたスピーカーが設置されてきました。

しかし 今回訪れると、新たに 下の写真のような 黒いスピーカーが!
ひょっとして、この駅でもスピーカーが取り換えられるのでしょうか?



073
線路に目をやると、7番のりばと8番のりばの間が大きく開いています。
以前は 線路が敷かれていましたが、撤去されているようです。
この空いた場所に 8番のりばの線路が新たに敷かれ、ホームが拡幅されることでしょう。



042
039
ホーム中央には 地下通路へと続く階段がありますが、階段だけで ホーム幅のほとんどを占領してしまっています。
そのため、階段の左側を通ることが出来ない上、階段の右側も 非常に狭くなっているのです。


040
黄色い点字ブロックの外側より 内側の方が狭いという状態。
通行の際 足元に注意するよう喚起するためか、橙色の斜線が引かれています。
乗車位置も、この付近だけ整備されていません。

9番のりばに電車が到着すると、後ろの車両から降りてきた人が、この狭い場所に集中し、混雑します。
それに加えて、階段自体の幅も狭いため、混雑して なかなか前へ進めず、乗り換えに より一層 時間がかかってしまうのです。



038
階段を後ろから撮影。
ホームが拡幅されれば、左側の狭い通路を通らずに、右側を通って 向こう側へ行くことができるようになります。

個人的には、この階段も 1mほど右側へずらして、左側のホーム幅を確保してほしいところ。


060
ホームの奈良寄りを撮影。
8番のりば側は、柵が立てられています。


074
最後に、10番のりばを撮影。


075
10番のりばに設置されている 奈良線の案内図。
よく見ると、木津駅の右側に書かれている主要駅が 加茂ではなく笠置になっています。

また、案内図の関西本線の右端に 「至・亀山」 ではなく、至・名古屋 と書かれているところにも注目。
かつて 急行かすがが 名古屋~奈良駅間を運転した名残でしょうか?

さらに、高田駅から分岐する 和歌山線を見ると・・・
至・白浜・串本!?
和歌山を通り越して、まさかの きのくに線直通ですか!?

この案内図、国鉄時代に設置されたのかと思いきや、2001年開業のJR小倉駅が ちゃんと記載されているんですよね。

他にも、備考のところを見ると、桜井線のところは テープを貼って わざわざ 万葉まほろば線 としているのに対し、関西本線のところは  「大和路線」  に変えてなかったり、一方で、片町線は 始めから  「学研都市線」  と記載されていたりと、謎の多い案内図だと感じました。


広告