北陸本線 敦賀~金沢駅間の特急 「サンダーバード」 停車駅では、これまで 福井・小松・金沢の3駅を除いて、ホームに発車標が設置されておらず、鯖江駅と松任駅に至っては、改札口にすら発車標が設置されていませんでした。

2016年10月までに 敦賀駅・武生駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅のホームと、鯖江駅・松任駅のホームと改札口に新しい発車標が設置され、
2017年春から稼働開始しています。

これまで、敦賀・武生・鯖江・福井・芦原温泉・加賀温泉・小松・松任の8駅で表示を撮影し、7回に分けて紹介してきましたが、各駅の発車標を知るのに 7つの記事全てを見るのは大変です。

そこで、各駅の表示が短時間でささっと見られるよう、1つの記事にまとめてみました。


【過去記事】
【北陸本線】 敦賀~金沢駅間の全ての特急停車駅に発車標を整備へ!2016年度末に実施!
北陸本線の特急停車駅に新しい発車標が増設される(2016年10月)


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敦賀駅
※改札口の発車標は、ホームの発車標の稼働開始後も そのまま使われているが、発車時刻の色が緑色からオレンジ色になるなど、表示が一部変更されている。
(以下、武生・芦原温泉・加賀温泉の3駅も同様)


※詳しくは過去記事 「
敦賀駅 ホームに設置された新しい発車標が稼働開始!(2017年3月)」 参照。


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武生駅
※詳しくは、別記事 「武生駅 ホームに設置された新しい発車標が稼働開始! 【2017年3月】 」 参照。


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鯖江駅
※詳しくは別記事 「鯖江駅 ホーム・改札口の新しい発車標が稼働開始! 【2017年3月】 」 参照。


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福井駅
列車到着時の表示の新旧比較

※上の写真は2014年12月、下の写真は2017年3月に撮影。
※既存の発車標がそのまま使われているが、表示は一部変更されている。

※詳しくは別記事 「福井駅 ホームの発車標の表示に変化が! 【2017年3月】 」 参照。


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福井駅 回送列車の表示の新旧比較
※上の写真は2013年3月、下の写真は2017年3月に撮影。



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芦原温泉駅
※詳しくは別記事 芦原温泉駅・加賀温泉駅 ホームの新しい発車標が稼働開始! 【2017年3月】 」 参照。


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加賀温泉駅
※詳しくは別記事 「芦原温泉駅・加賀温泉駅 ホームの新しい発車標が稼働開始! 【2017年3月】 」 参照。


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小松駅
※既存の発車標がそのまま使われているが、表示は一部変更されている。
※以前は英語表示が出ていたが、出なくなった。
※詳しくは別記事 「
小松駅 ホーム・改札口の発車標に変化! 英語表示が出なくなる 【2017年3月】 」 参照。


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松任駅
※この駅のみ ホームの発車標が全て片面表示となっている。(反対側から見れない)
※詳しくは別記事 「
松任駅 ホーム・改札口の新しい発車標が稼働開始! 【2017年3月】 」 参照。


ここで、北陸本線 8駅の発車標について まとめてみたいと思います。


福井駅・小松駅のホームと改札口、敦賀駅・武生駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅の改札口に設置されている発車標は新しい発車標の稼働開始後もそのまま使われているが、発車時刻の表示が緑色からオレンジ色に変わった。

また、以前は 列車名欄や時刻欄で 1ケタの数字が全角で表示されていたが、全て半角で統一された。
※過去記事 「敦賀駅 改札口にある古い発車標の表示に変化が!!! 」 参照。

新しい発車標に表示される文字のフォントは 既存の発車標と異なるが、表示される内容は基本的に同じ。
(既存の発車標に表示される文字のフォントは変化なし)

鯖江駅と松任駅のホームに設置された新しい発車標は、敦賀駅・武生駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅に設置されたものより一回り小さい。
また、松任駅では 各ホーム2ヶ所(計4ヶ所)に発車標が設置されたが、全て片面表示である。

単式ホームにも 島式ホームタイプの発車標が設置された。
(両端に矢印が出るスペースがある)


英語表示は出ない。
以前 英語表示が出ていた小松駅は、英語表示が出なくなった。
※2018年1月13日追記※
久々に北陸へ行くと、英語表示が出るようになっていました。(小松駅の改札口と松任駅を除く)
詳しくは、別記事 「
北陸本線 敦賀駅以北の特急停車駅、発車標に英語表示が追加される 【2018年1月】 」 をご覧ください。

列車が到着する時は、列車名欄に 列車名と 列車がまいります を数秒おきに交互に表示する。
(京阪神地区や岡山・福山地区のような 列車がまいります列車がまいります の交互表示ではない)
福井駅と小松駅では、列車到着時の表示が更新された。

通過列車の場合は、列車名欄に 「 通 過
」 と表示され、列車が通過する時は 列車が通過します と表示される。

通過列車が2本以上連続する場合、京阪神地区や岡山・福山地区の駅の発車標だと通過表示は1段にまとめて表示されるが、北陸地区の発車標は 1本1本分けて表示される。

発車前になると、一番上の段の発車案内が点滅する。(これは以前と同じ)

当駅止まりの場合は、列車名欄に 「当駅止まり」、回送列車の場合は、種別欄に 「回送」 と表示される。
(福井駅の場合、以前は列車名欄に 「回送列車」 と表示されていた)

また、当駅止まりの列車が到着すると、回送表示に変わる。

停車する貨物列車の場合、種別欄に 「貨物」 と表示される。


遅れ表示は出ない。
また、列車の両数や普通電車の乗車位置も表示されない。


以上、敦賀駅・武生駅・鯖江駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅・松任駅の新しい発車標と、福井駅・小松駅の表示の変化について紹介しました。

新しい発車標が稼働開始したら、これまで英語表示が出なかった駅で 英語表示が出るようになったり、スクロール表示で停車駅を全て案内するようになったり、遅れや普通電車の乗車位置を表示するようになったり、古い発車標が新しいものに更新されたりと、いろいろ進化するのではないかと期待していたのですが、どれも行われなかったばかりか、まさか 小松駅の表示が 「退化」 してしまうとは思いもしなかったです。

今回、金沢駅や あいの風とやま鉄道の高岡駅・富山駅には行けなかったので、7月以降に行って、発車標の表示を撮りたいと思います。


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