JR西日本の在来線は、2018年7月上旬の西日本豪雨で多くの路線が被災し、広島県・岡山県を中心に、復旧に長期間を要する線区が多数出ました。

これまでに多くの線区が復旧し、
9月30日には、山陽本線で最後まで不通だった三原~白市駅間も運転を再開しています。

2018年10月18日現在、西日本豪雨の影響で運転を見合わせているのは、呉線 三原~安芸川尻駅間、芸備線 備後落合~備後庄原駅間、三次~狩留家駅間、福塩線 府中~上下駅間 となっています。

2018年10月16日、これらの線区の運転再開見込みについて、JR西日本が新たな情報を発表したので、このブログで取り上げたいと思います。


【JR西日本 ニュースリリース】
西日本豪雨で被害を受けた線区の運転再開見込みについて

【前回の記事】
【JR西日本】 山陽本線、2018年9月30日(日)に全線復旧! 芸備線・福塩線の部分運転実施も発表!


まずは、呉線について。

前回の発表で、安浦~安芸川尻駅間の運転再開は11月中とされていましたが、運転再開予定日が2018年10月28日(日)に決定しました。

残る三原~安浦駅間も、運転再開の見込み時期が 2019年1月中→2018年12月中に前倒しされています。



続いて、芸備線福塩線 について。

これまで、芸備線 備後落合~備後庄原駅間 と、福塩線 府中~上下駅間 は、どちらも 運転再開の見込み時期が 2019年1~3月中とされていましたが、今回の発表で、2018年12月中に前倒しされました。

これにより、橋が流された区間のある 芸備線 三次~狩留家駅間以外の線区は、全て年内に復旧することになります。

なお、三次~狩留家駅間の運転再開の見込み時期は、「被災時期から少なくとも1年以上かかる」 のまま変わっていません。


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