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※写真は、三次駅に停車中の普通 広島行き。(2017年1月撮影)

芸備線は、2018年7月の西日本豪雨の影響で、白木山~狩留家駅間にある 「第1三篠川橋梁」 が流出し、三次~狩留家駅間で運転見合わせが続いています。

JR西日本は、この区間の運転再開見込みについて、被災時期から少なくとも1年以上かかる と発表していました。

2018年11月5日、JR西日本が「当社と広島県との間で、河川事業との連携・調整を図りつつ、第1三篠川橋梁の復旧工事に着手できる見通しが立った」 と発表したので、このブログで取り上げておきたいと思います。


【JR西日本 ニュースリリース】
芸備線 第1三篠川橋りょう復旧工事について


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芸備線 橋梁(JR西日本 ニュースリリース)

※上の画像はJR西日本 ニュースリリースより引用。


JR西日本によると、新しい橋梁の設置に合わせて、川幅を広げる工事が行われます。

そのため、橋の長さは 被災前の橋梁が約86mだったのに対し、新しい橋梁は約110mと、24mほど長くなります。

逆に、橋脚の数は 被災前の5本から2本に減ります。
(被災前よりも太いものが設置されます)

全体の工事費は 約13億円。


運転再開は、工事が順調に進捗すれば2019年秋頃になる見込みとのことです。

2018年11月現在も、被災時期から かなり時間が経ったように思えますが、芸備線の全線復旧は 1年後・・・まだまだ先ですね。

橋梁が復旧する前に、三次~白木山駅間の一部区間で部分運転できないものかと思いましたが、そうなると、三次~広島駅間を移動するのに 2回乗り換えないといけないので、全線復旧まで 乗り換えが1回で済む現行のままかもしれませんね。

工事が順調に進んで、1日でも早く復旧することを願っています。


※2019年1月19日追記※
不通区間のうち、三次~中三田駅間が 2019年4月上旬に暫定的に運転を再開することになりました。
詳しくは、以下の別記事をご覧ください。





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