
学研都市線の鴫野駅では、おおさか東線 放出~新大阪駅間の建設に伴い、大規模な改良工事が行われています。
まず、2番のりばの隣に新しいホーム(4番のりば)が設置され、学研都市線の下りホームとして 2015年3月29日に使用開始されました。
その後 2番のりばが改装され、2017年2月4日から学研都市線 上りホームとして使用開始されました。
2番のりばの線路の真上に仮設ホームを設置して 2番のりばを拡幅することで、3番のりばへの線路切り替えを待たずに、1番のりばの改装工事に取り掛かることができたのです。
2018年5月20日には、2番のりばの反対側(3番のりば)が 学研都市線 上りホームとして使用開始され、2番のりばは再度使用停止となりました。
1・2番のりばは、おおさか東線ホームとして使用されることになります。
今回、2018年12月8日に 鴫野駅を訪れ、1番のりばの改装工事の様子を撮影してきました。
【前回の記事】
鴫野駅 1番のりば改装工事(2018年11月4日)
鴫野駅 1番のりば改装工事(2018年7月)
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2・3番のりばのエスカレーター横~エレベーター前では、線路寄りに新たに点字ブロックを整備する工事が進んでおり、2番のりばの改装時に整備された点字ブロックが撤去されていました。
新しい点字ブロックより線路側が アスファルトから白いコンクリートに変わり、ホーム端(仮設の白い壁や柵)の下に CPライン(赤い線)が引かれています。



新しい点字ブロックの手前に 赤いコーンが立てられ、バーで仕切られています。
ホーム端にあった黒いフェンスが撤去され、仮設の緑色の柵が設置されました。


整備工事中の点字ブロックを撮影。

2番のりばの東端も、この通り 立入禁止に。



1番のりばの東側(放出側)の様子です。
非常ボタンが設置され、ホーム端にCPラインも整備されました。
エレベーター横にある抑止表示器は、ビニールのカバーが取り外されています。

1番のりばのホーム東側~中程の様子です。


1番のりばに、接近表示器や ひらがな駅名標が設置されました。
(駅名標の下の黒い点は、カメラのセンサーの汚れによるものです)


1番のりばの発車標が 階段前と ホームの西側(新大阪側)の2ヶ所に設置されました。

ちなみに、2番のりばの発車標は、依然として 路線名や方面などの表記が隠されたままとなっています。


城東貨物線を通る貨物列車は、上下線共に 1番のりばの線路を走行しています。
上の写真の貨物列車は、放出側から 城東貨物線(吹田方面)へ向かっており、1番のりばの線路を 「逆走」 しているように見えます。


階段横の様子です。
こちらも、点字ブロックの再整備が進められており、点字ブロックの上からシートを被せてあります。

階段前の様子です。 車掌がホーム前方の様子を確認するためのモニターが取り付けられました。

待合室付近から 階段がある方向を撮影。
前回の撮影時、この辺りの仮設の白い壁の一部が取り払われており、そこからでも 1番のりばを見ることができましたが、今回訪れると 再び白い壁で塞がれていました。


仮設の白い壁には、おおさか東線のPR看板が貼ってありました。


先日書いた記事で紹介した通り、改札口の発車標が新しいものに取り替えられていました。
【関連記事】
おおさか東線 放出~新大阪駅間の延伸について 【まとめ】