※この記事は、2011年4月8日に書いた過去記事 「レアな行き先」 をリニューアルしたものです。
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写真:播州赤穂駅(再掲載)


JR西日本・京阪神地区(アーバンネットワーク)の 自分が知ってるレアな行き先をまとめてみました。
この記事では、1日に1~2本しか設定されていない行き先をご紹介。

※2020年2月22日追記※
記事があまりにも長すぎるので、分割しました。
通常ダイヤで設定されてない行き先については、以下の記事をご覧ください。
【JR西日本】 通常は見れない 関西のレアな行き先 【まとめ】


最新更新日 2020年2月22日


北陸線・琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線湖西線JR宝塚線
吹田行き
JR宝塚線からJR京都線へ直通する普通電車は ほとんどが高槻行き・京都行きですが、早朝に1本 吹田止まりの電車があります。

神戸行き・甲子園口行き
JR神戸線 下りの普通電車は、ほとんどが須磨駅・西明石駅まで運転されますが、神戸止まりの普通電車が朝と夜に1本ずつ(計2本、土休日は夜の1本のみ)、甲子園口止まりの普通電車が朝と夜に1本ずつ(計2本、土休日は朝の1本のみ)運転されています。

上郡行き(新快速)
姫路から先へ行く新快速は、播州赤穂行きや網干行きが多いですが、1日に1本、夜の時間帯に新快速 上郡行きが設定されています。
相生発の上郡行きは多数設定されていますが、大阪・姫路方面から直通する上郡行きは1日4本だけです。
※新快速 上郡行きが1本、姫路発の普通 上郡行きが18時台に1本、米原発の普通(高槻~明石駅間は快速)上郡行きが夜に2本。

長尾行き・放出行き・京田辺行き
JR神戸線からJR東西線へ直通する普通電車は、大半が四条畷行き・松井山手行きで、それ以外は少ないです。
「長尾行き」 が朝に3本、日中に1本(土休日は日中の1本のみ)、「放出行き」 が朝に2本、夜に1本(土休日は夜の1本のみ)、「京田辺行き」 が朝に1本、夜に1本(土休日は夜の1本のみ)、それぞれ設定されています。

奈良行き・木津行き(JR神戸線の普通電車)
2017年春のダイヤ改正で、西明石駅発の奈良行き(平日のみ)と木津行きの普通電車が夜に1本ずつ設定されました。(奈良行きは西明石21:01発、木津行きは西明石21:21発)
これらはいずれも尼崎から区間快速となり、JR東西線に入ります。

同志社前行き(JR神戸線の普通電車)
こちらも、2017年春のダイヤ改正で登場。
土曜・休日の夜に2本設定されています。(西明石20:02発、20:42発)
いずれも尼崎から快速となり、JR東西線に入ります。

近江今津行き(新快速)
JR京都線から湖西線へ直通する新快速は ほとんどが敦賀行きですが、朝の時間帯に、上郡発(土休日は播州赤穂発)近江今津行きの新快速が1本設定されています。

京都行き(新快速)
大阪から京都方面へ向かう新快速は、ほとんどが琵琶湖線・湖西線へ直通しますが、京都0:55着となる新快速の最終電車のみ京都止まりとなっています。
また、強風の影響などで湖西線への直通運転が中止となった場合、湖西線経由 敦賀行きの新快速が京都行に変更されます。

西明石行き
(新快速)

大阪から姫路方面へ向かう新快速は、ほとんどが姫路駅まで運転されますが、西明石1:10着となる新快速の最終電車と、平日朝ラッシュ時の1本は途中の西明石止まりとなっています。

湖西線経由 姫路方面 網干行き(新快速)
2016年3月のダイヤ改正で、日中の新快速が姫路駅以西に乗り入れなくなったため、湖西線経由の新快速(敦賀発・永原発・近江今津発)は ほとんどが姫路行きとなり、網干行きは1日1本、敦賀13:23発の新快速のみとなりました。(湖西線経由の播州赤穂行きは全廃)
2018年4月現在、湖西線経由の網干行きは、土休日の敦賀14:23発・16:23発の2本のみとなっています。(平日は設定なし)

米原・敦賀行き(新快速)
「米原方面 敦賀行き」 ではなく、「米原・敦賀行き」。
平日の朝ラッシュ時に1本設定されています。
京都駅で切り離し作業を行い、前8両が米原行き、後ろ4両が湖西線経由の敦賀行きとなります。

敦賀行き(快速)
京都駅を発車する湖西線経由の敦賀行きは、ほとんどが新快速ですが、1日に1本、夜に敦賀行きの 「快速」 が設定されています。
平日は大阪駅始発で、JR京都線内は新快速として運転。 土休日は京都駅始発。
湖西線内での新快速と快速の違いは、おごと温泉駅に停車するかしないかだけです。

姫路行き・大阪行き(湖西線経由の快速)
敦賀駅を発車する姫路行きは、ほとんどが新快速ですが、1日に1本、朝に姫路行き(土休日は大阪行き)の 「快速」 が設定されています。
JR京都線・JR神戸線内では新快速として運転されます。
2011年3月のダイヤ改正前までは、新旭・近江高島・北小松の3駅を通過しており、新快速よりも停車駅が少なくなっていました

大阪行き(新快速)
琵琶湖線・JR京都線の新快速 大阪行きが、土休日の夜に1本設定されています。(長浜21:57発)
2018年3月のダイヤ改正で、湖西線 土休日の新快速2本(永原8:54発、敦賀9:23発)が
姫路行きから大阪行きに変更されました。

福井行き(湖西線)
朝の時間帯に1本 敦賀を越えて 福井駅まで運転されるものがあります。(近江今津8:14発)

米原行き(湖西線)
朝の時間帯に、近江今津7:08発 米原行きが1本設定されています。
湖西線から北陸線 長浜・米原方面へ直通する唯一の電車です。
(近江塩津駅で進行方向が逆になります)
ちなみに、夕方には長浜発 近江今津行きが1本設定されています。


JR宝塚線では、2013年3月16日のダイヤ改正前まで、平日の朝に 新三田発の普通 草津行きが1本設定されていました。
草津行きは、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線でも数少ない行き先で、JR宝塚線からの直通は これが唯一でした。

東海道線 名古屋地区では、2013年3月16日のダイヤ改正前まで、平日の朝6時台に 米原発の新快速 名古屋方面 岡崎行きが1本設定されていました。
また、米原発の快速 名古屋方面 金山行きも 平日の朝に3本設定されていました。
(JR西日本の路線ではありませんが、米原駅を発車していたので 記事に書きました)

JR神戸線・JR京都線・JR宝塚線では、2016年3月26日のダイヤ改正前まで、平日の夕方以降に 西明石発の普通 近江舞子行きが2本、土休日の夜に 新三田発の普通 近江舞子行きが1本設定されていました。
後者は、JR宝塚線からJR京都線を経て湖西線へ直通する 唯一の電車でした。
2018年4月現在、近江舞子行きの電車は 全て京都駅が始発駅となっています。

湖西線では、2016年3月のダイヤ改正前まで、朝6時台に堅田発 西明石行きが1本設定されていました。
この電車は 207系・321系で運行されていました。
また、2013年3月のダイヤ改正までは、土休日の朝6時台に 堅田発 新三田行きが1本設定されていました。


山陽本線(姫路~上郡)・赤穂線
岡山方面 備中高梁行き
播州赤穂発の備中高梁行きが朝に2本、夜に1本設定されています。
ちなみに、山陽線 上郡経由の備中高梁行きは設定されていません。

岡山方面 糸崎行き
岡山・福山エリアと広島エリアではすっかりおなじみの糸崎行きですが、相生駅始発は1日に2本しかありません。(相生15:25発、16:59発)
また、播州赤穂発の糸崎行きも 夜の1本だけです。(播州赤穂19:56発)

2018年3月17日のダイヤ改正前は、相生16:59発の広島行きが設定されていました。
関西の在来線の唯一の広島行きでしたが、ダイヤ改正で糸崎止まりに変更されています。

福山行き
こちらも1日に1本、夜の時間帯に運転されます。(姫路駅 20:36発)
また、播州赤穂発の福山行きも 午前中に2本設定されています。




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大阪環状線阪和線きのくに線
2015年3月のダイヤ改正前は、大阪環状線で 内回りの森ノ宮行きが設定されていました。
(平日は朝9時台に1本、土休日は22時台に1本)

また、2018年3月のダイヤ改正前は、早朝に和歌山発 B快速 新大阪行きが1本設定されていました。
西九条から梅田貨物線に入って新大阪へ向かうため、大阪駅は経由しませんでした。
2018年3月のダイヤ改正では、阪和線の「B快速」 という種別もなくなりました。

大阪行き(関空快速)
関西空港駅を発車する関空快速の多くは、天王寺駅到着後に 大阪環状線を一周する「大阪方面行き」 で、「大阪方面 京橋行き」 や 大阪環状線に入らない 「天王寺行き」 もありますが、関西空港23:32発の関空快速のみ 「大阪行き」 となっています。
この列車は もともと天王寺行きでしたが、2016年3月のダイヤ改正で大阪行きに延長されました。

和泉府中行き
阪和線の普通電車は 大半が鳳行きで、朝晩に 熊取行きや日根野行き、和泉砂川行き、和歌山行きもありますが、和泉府中行きは 天王寺20:23発の1本だけです。(土休日は20:23発と22:23発の2本)

東岸和田行き
夜の時間帯に、京橋発の快速 東岸和田行きが1本設定されています。
2018年3月のダイヤ改正で、普通 東岸和田行きが平日の午前中に1本設定されました。
(天王寺9:35発)

和歌山方面 海南行き(紀州路快速)
2014年3月のダイヤ改正までは、和歌山発 海南行きの普通電車が 土休日の朝に1本設定されていました。
その後、海南行きは一旦消滅しましたが、2015年3月のダイヤ改正で、平日朝の紀州路快速 和歌山行き1本を
海南まで延長運転する形で、海南行きが復活しました。
(途中の日根野駅まで関空快速と併結運転)

和歌山方面 御坊行き(紀州路快速)
阪和線から きのくに線へ直通する数少ない快速電車の1つで、夜22時台に1本設定されています。
以前は新大阪発の快速  御坊行きで、新大阪~西九条駅間は梅田貨物線を通っていましたが、2018年3月のダイヤ改正で 新大阪発の阪和線快速が運転取り止めとなり、代わって 関空/紀州路快速 関西空港・御坊行きが新設されました。

和歌山方面 湯浅行き(紀州路快速)
先ほどの御坊行きと同様、阪和線から きのくに線へ直通する快速電車で、朝の時間帯に1本設定されています。
以前は新大阪発の快速  湯浅行きで、新大阪~西九条駅間は梅田貨物線を通っていましたが、2018年3月のダイヤ改正で 新大阪発の阪和線快速が運転取り止めとなり、代わって 平日に関空/紀州路快速 関西空港・湯浅行きが新設されました。
(土休日は天王寺6:49発の快速 湯浅行き。平日・土休日共に環状線内の運転なし)


大和路線関西線(加茂~亀山)万葉まほろば線和歌山線
奈良方面 京都行き
平日の朝の時間帯に、木津駅からJR奈良線へ直通する普通電車が3本設定されています。
これらの電車は、奈良駅で 種別が 「快速」 または 「区間快速」に変わります。

JR東西線経由 西明石行き・宝塚行き・新三田行き(奈良駅始発)
学研都市線ではおなじみの行き先ですが、早朝に 大和路線・奈良発の区間快速 西明石行き(土休日は宝塚行き)と快速 新三田行きが設定されています。(それぞれ、1日に1本しかありません)

柘植行き
加茂駅を発車する上り列車は ほとんどが亀山行きで、伊賀上野行きも かなり少ないですが、1日に1本しかないのが この柘植行き。22時台に運転されています。

粉河行き
和歌山駅始発の粉河行きは数多く設定されていますが、王寺駅始発 高田・五条経由の粉河行きが 夜に1本運転されています。(王寺駅 22:10発)



JR東西線・学研都市線
奈良行き(京田辺・木津経由)
夜の時間帯、学研都市線 京田辺・木津経由の奈良行きが2本設定されています。
(奈良にある車庫に入るため)

甲子園口行き
JR東西線からJR神戸線へ直通する普通電車は ほとんどが西明石行きですが、土休日の早朝・深夜に1本ずつ(計2本)、尼崎の2駅隣 甲子園口止まりの電車が設定されています。
2018年3月のダイヤ改正前は、土休日の早朝に区間快速 甲子園口行きが1本設定されていました。
(ダイヤ改正で新三田行きに変更されています)


嵯峨野線
胡麻行き

嵯峨野線の快速は ほとんどが園部行きで、園部から先へ直通する電車も少ないですが、その中でも 胡麻行きは 朝に1本しか設定されていません。(京都7:35発)

以前は、嵯峨嵐山行きもレアな行き先でした。
毎年11月は紅葉シーズンで 嵯峨嵐山を訪れる人が多く、通常のダイヤでは輸送力が足りないので、土休日に 嵯峨嵐山行きの臨時列車が運転されていました。
2017年3月4日のダイヤ改正で、日中に京都~嵯峨嵐山駅間で普通電車が増発され、「嵯峨嵐山行き」 が毎日運転されるようになったため、レアな行き先ではなくなっています。


加古川線
谷川行き
加古川線は、西脇市駅を境に運行形態が分かれていて、基本的に 谷川方面へは西脇市駅で乗り換えが必要ですが、昼間に加古川~谷川駅間を走破する電車が1本運転されています。
ちなみに、粟生(あお)行きも 平日の朝晩に計4本と かなり少ないです。


特急列車・SLなど
和倉温泉行き(特急サンダーバード)
北陸新幹線の開業前、和倉温泉行きのサンダーバードは1日に6本運転されていましたが、開業後は1日1本のみとなっています。
(残りの5本は金沢~和倉温泉駅間のみを走る特急 「能登かがり火」 で代替)
ちなみに、北陸新幹線の開業前は1日に1本、サンダーバードの魚津行きと、しらさぎの富山・和倉温泉行きが設定されていました。

久美浜行き・宮津行き(特急はしだて)
どちらも1日に1本しか設定されていません。(久美浜行きは京都12:25発、宮津行きは京都20:37発)
京都~綾部駅間では 特急 「まいづる」 東舞鶴行きと併結運転します。
久美浜行きは、終点の久美浜駅から快速 豊岡行きとなるため、実質的には 宮津経由 豊岡行きとなっています。

豊岡行き(特急きのさき・こうのとり)
どちらも1日に1本しか設定されていません。(京都17:28発、新大阪18:01発)
また、京都19:28発の福知山行きが豊岡駅まで延長運転されることがあります。


東京行き、高松・出雲市行き、琴平・出雲市行き
寝台特急 「サンライズ瀬戸・出雲」 の行き先です。
サンライズ瀬戸の下りは通常 高松行きですが、東京駅を金曜・土曜に発車する列車などは、琴平駅まで延長運転されます。
下りのサンライズ瀬戸・出雲は、関西では姫路駅しか停車しません。
また、臨時のサンライズ出雲が単独で運転されることがあります。

2018年7月の西日本豪雨の影響で伯備線が不通になった時は、サンライズ瀬戸が単独で運転されました。
(7月18~31日)


京都方面 米原行き(特急はるか)
上りの特急はるかは、ほとんどが京都行きですが、1日に2本、夜の時間帯に 琵琶湖線の米原まで運転される列車があります。

京都行き(特急くろしお)
2018年3月17日のダイヤ改正で、特急くろしおは 京都~新大阪駅間の本数が、1日に2往復から1往復に削減されました。
これにより、京都行きの くろしおは、新宮6:30発(京都11:17着)の1本だけとなっています。


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