
美祢線では、かつて 厚狭発の 「東萩行き」 が1日に1本だけ設定されていました。
長門市駅から山陰線 東萩方面へ直通する唯一の列車でしたが、2021年3月のダイヤ改正で 長門市行きに変更されています。
今回は、2020年12月に厚狭駅で撮影した 「東萩行き」 をご紹介。
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まずは、在来線口(北口)に設置されている発車標から。
一番下の段に、東萩行きの表示が出ていました。
一番上の段の山陽線 「宇部行き」 も、1日に1本しかない行き先ですが、2022年3月のダイヤ改正で運転取り止めとなります。


行き先表示を拡大して撮影。
2022年1月現在、このフォントの東萩行きが見られるのは 新下関駅だけです。
(観光列車 「○○のはなし」)


美祢線では、ワンマン運転を行っています。
そのため、列車名欄には 両数と 「ワンマン」 が交互に表示されます。


新幹線口(南口)の発車標は、こんな感じ。


「ワンマン」 「Conductorless train」 表示も撮影。

在来線ホームへ戻ると、1番のりばに東萩行きが停車していました。
隣のホーム 2番のりばから、東萩行きの車両を撮影。
1両のキハ120形気動車です。

1番のりばへ行き、後ろから東萩行きの車両を撮影。

方向幕を拡大して撮ってみました。

今度は、前から車両を撮影。

しゃがんで撮ると、こんな感じに。
ちなみに、この東萩行きは 長門市駅に8時47分に到着するのですが、発車時刻は9時39分。
なんと、52分も停車していたのです。
その後に発車する厚狭8:34発の列車は 長門市駅に9時37分に到着し、東萩行きに接続していました。
それなら、7:34発ではなく8:34発の列車を東萩行きにしたら良かったのでは? と思いますが、7:34発が1両なのに対し、8:34発は2両編成。
長門市駅で後ろの車両を切り離したり、2両のまま東萩方面へ直通させるより、1両の7:34発の列車を そのまま 長門市9:39発の東萩行きとして使用する方が 効率が良かったのかもしれませんね。




在来線口(北口)の発車標を改めて撮影。
一番上の段には、2番のりばから発車する 「宇部新川行き」 が表示されています。
この駅を発車する宇部新川行きは1日に3本ありますが、厚狭発の宇部新川行きは1本だけです。

東萩行きと宇部新川行きの車両が並んだので、撮ってみました。
以上、厚狭駅で撮影した 「東萩行き」 を紹介しました。