
※播但線 姫路~寺前駅間の普通電車。103系です。 (2016年4月に寺前駅で撮影)
JR西日本が 2021年3月13日に実施するダイヤ改正。
新型コロナウイルスの感染拡大による利用客の減少を受け、京阪神地区では 嵯峨野線や湖西線、JRゆめ咲線で普通列車が減便となり、広島・山口地区では 多くの路線で減便の嵐となっています。
そんな中、日中に普通列車を増発する路線がありました。
播但線の姫路~寺前駅間です。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
2021年春ダイヤ改正について (JR西日本 福知山支社)
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※JR西日本 ニュースリリースより引用。
今回のダイヤ改正で、姫路13:29発の福崎行きと、福崎10:09発・13:43発の姫路行きが新たに設定されました。
これにより、姫路~福崎駅間は 日中の全ての時間帯で毎時2本となったのです。

※赤色は特急はまかぜ、黄色は今回増発された列車。
姫路駅と福崎駅の時刻表(平日)を新旧比較してみました。
まずは、姫路駅から。
これまでは、12:52発から13:52発まで 普通列車の運転間隔が1時間も開いていました。
改正後は 13:29発の福崎行きが増発され、日中に毎時1本の時間帯がなくなっています。

福崎駅の時刻表は、こんな感じ。
これまでは、9:40発から10:40発まで1時間間隔になっていたほか、13~14時台に 運転間隔が1時間近く開いていました。
改正後は 10:09発と13:43発の姫路行きが増発され、日中に毎時1本の時間帯がなくなっています。
今年のダイヤ改正は、コロナによる利用客の減少を受けて、多くの鉄道会社が 一部線区の減便を行っています。
そんな中で、JR西日本が 日中に播但線の普通列車を増発するという判断をしたことに驚きました。
なお、終電の繰り上げに関しては 播但線も例外ではなく、姫路発 寺前行きの終電が30分以上繰り上がっています。
(姫路0:08発 寺前0:51着 → 姫路23:33発 寺前0:17着)
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