JR西日本は、2021年3月13日にダイヤ改正を実施しました。

これに伴い、行き先の変更や運転取り止めによって 見られなくなった行き先や、運転を終了した車両、ひっそりと廃止された種別があります。

今回、ダイヤ改正で消えた行き先や車両、種別をまとめてみました。


【JR西日本 ニュースリリース】
2021年春ダイヤ改正について







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七尾線の国鉄車両(415系・413系)

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※金沢駅に停車中の415系。(2014年4月撮影)


七尾線の普通列車(金沢~七尾)は、これまで 国鉄車両の415系と413系で運転されてきました。

今回のダイヤ改正で 新型車両の521系に全て置き換えられ、七尾線での営業運転を終了しています。


福井発の快速 敦賀行き


北陸本線では、早朝に 福井4:49発の 「快速」 敦賀行きが運転されていました。

途中の停車駅は、鯖江・武生・南条・今庄。

敦賀~金沢駅間で唯一の快速列車でしたが、今回のダイヤ改正で運転取り止めとなっています。


北近畿地区の快速

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※快速 東舞鶴行きの方向幕。(綾部駅で2019年4月に撮影)


北近畿地区の快速は、これまで以下の駅を通過していました。

山陰本線(園部~福知山)・・・安栖里駅・立木駅・山家駅
※福知山発 園部行きの快速は、3本中2本が立木駅に停車。
(福知山9:55発と21:09発)


山陰本線(福知山~鳥取)・・・玄武洞駅・鎧駅・久谷駅・居組駅
※浜坂14:21発 豊岡行きの快速は、玄武洞駅に停車。

舞鶴線・・・真倉駅

播但線・・・長谷駅


今回のダイヤ改正で、これらの快速が全て普通列車に格下げされています。




紀州路快速 御坊行き

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※天王寺駅に停車中の関空/紀州路快速 関西空港・御坊行き。(2019年4月撮影)


和歌山方面へ向かう紀州路快速は ほとんどが和歌山行きですが、1日に1本(土休日は2本)だけ 御坊行きとなっていました。

この列車は、和歌山から先、御坊までの最終列車としての役割も兼ねていたんですよね。

しかし、今回のダイヤ改正で 和歌山~御坊駅間の最終列車の発車時刻が32分繰り上がったため、和歌山止まりに変更されました。

また、前回のダイヤ改正で 土休日夜の紀州路快速 和歌山行き1本が御坊行きになりましたが、わずか1年で和歌山行きに戻されています。




きのくに線の105系

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※紀伊田辺駅に停車中の105系。(2015年8月撮影)
※通常は新宮行きですが、きのくに線 三輪崎~新宮駅間で 線路脇の土砂が台風16号の高波によって流出したため、この日は紀伊勝浦行きに変更されていました。



きのくに線 紀伊田辺~新宮駅間の普通電車は、これまで国鉄車両の105系で運転されてきました。

今回のダイヤ改正で、新型車両の227系に全て置き換えられ、きのくに線での営業運転を終了しています。


特急はるか 米原行き

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※特急はるか 米原行きの方向幕と行き先表示。(新大阪駅で2016年2月に撮影)


関空特急はるかは ほとんどが京都~関西空港駅間で運転されていますが、これまでは 朝に米原発の関西空港行きが、夜に関西空港発の米原行きが2本ずつ設定されていました。

新型コロナウイルスの感染拡大による利用客減の影響で、2020年4月24日から 米原発着のはるか号が運休となっています。

今回のダイヤ改正で、これまで米原行きだった列車が野洲行きとして運転を再開し、はるか号は野洲~米原駅間の運転がなくなりました。





関空快速 大阪行き

大阪方面行きの図
関西空港駅を発車する関空快速は、天王寺駅に到着後、大阪環状線を一周する電車が多いです。
※一部、京橋止まりとなる電車や 大阪環状線に入らない電車(天王寺行き)もあります。

そんな中、関西空港23:32発の関空快速のみ 「大阪行き」 となっていました。

この電車は、2016年3月のダイヤ改正で これまで天王寺止まりだった関空快速を 大阪まで延長したものです。

日根野から大阪方面への最終列車であり、大阪環状線 西側の外回りの終電としての役割も兼ねていましたが、今回のダイヤ改正で運転取り止めとなっています。
(改正後は、関西空港23:09発 関空快速 京橋行きが 日根野から大阪方面への最終列車となっています)




播州赤穂発の総社行き

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※播州赤穂駅の発車標。 総社行きは 「岡山方面 総社」 と表示されていました。
(2020年11月撮影)


前回のダイヤ改正で、伯備線では 日中の備中高梁行き3本が 総社~備中高梁駅間で運転取り止めとなりました。

これに伴い、播州赤穂発の備中高梁行き2本が 総社行きに変更されていたんですよね。

今回のダイヤ改正で、2本とも岡山行きに変更され、赤穂線から伯備線へ直通する総社行きが消滅しています。




仁万行き

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※出雲市駅に停車中の普通 仁万行き。(2018年10月撮影)

山陰本線 山陰地区では、1日に1本だけ 出雲市発の普通 「仁万行き」 が設定されていました。

今回のダイヤ改正で、運転区間を益田まで延長する形で 仁万行きが消滅しています。




下関発の博多行き(JR九州)

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※下関駅に停車中の普通 博多行き。(2018年3月撮影)

下関駅から九州方面へ向かう普通列車は、1日に1本だけ 22時台に 「博多行き」 がありました。

この列車は、鹿児島本線 海老津~博多駅間の最終列車としての役割も兼ねていましたが、今回のダイヤ"見直し"で 福間~博多駅間が運転取り止めとなっています。

なお、今回登場した下関発の 「福間行き」 も、1日に1本しか設定されていない行き先です。




当面の間 運休中の行き先、臨時列車化された行き先

新型コロナウイルスの感染拡大による利用客減の影響で、2021年2月1日から 多くの特急列車が当面の間 本数を減らして運行しており、一部はダイヤ改正で臨時列車化されています。

そこで、当面の間 運休している行き先や、臨時列車化された行き先についてもまとめました。

【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
北陸新幹線 「つるぎ」、在来線特急 今後の運転計画について (2021年4月23日~5月9日)
北陸新幹線 「つるぎ」、在来線特急 5月以降の運転計画について




①特急くろしお 京都行き

新宮・白浜方面からの列車は ほとんどが新大阪行きですが、新宮6:29発の列車のみ 京都まで運転されていました。

しかし、2021年2月1日から当面の間、新大阪~京都駅間で区間運休となっています。

2021年4月23日~5月9日は、京都まで運転される予定です。



②特急くろしお 紀伊田辺行き

和歌山から先へ向かうくろしお号は 白浜行きと新宮行きがほとんどですが、新大阪21:15発の列車のみ紀伊田辺行きとなっていました。

2021年2月1日から当面の間運休となり、3月13日のダイヤ改正で臨時列車化されています。

金曜と土休日に運転するとしていましたが、コロナの影響で ダイヤ改正後も運転されていません。

2021年4月23日~4月30日に運転される予定です。



③特急きのさき 豊岡行き

京都駅を発車するきのさき号は 福知山行きと城崎温泉行きがほとんどですが、京都18:28発の列車のみ 豊岡行きとなっていました。

2021年2月1日から 全区間で当面の間運休となり、ダイヤ改正で 京都~福知山駅間のみ運転を再開しています。

2021年4月23日~5月9日は、豊岡まで運転される予定です。







以上、2021年春のダイヤ改正で消えた行き先や種別・車両を紹介しました。


今回のダイヤ改正では、嵯峨野線 京都~嵯峨嵐山駅間で 日中の普通電車が毎時4本から3本に減少しました。

そのため、「嵯峨嵐山行き」 が全滅するかと思われましたが、京都15:54発の1本だけ残っています。





また、北陸本線で 朝の時間帯だけ運転される 金沢発の 「松任行き」 は、今回のダイヤ改正で土休日運休となっています。


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