
※上の写真は三原駅で撮影。
JR西日本の広島地区では、2020年10月3日から 新しい観光列車 「etSETOra」 (以下:エトセトラ)が運行を開始しました。
往路は 広島駅から呉線を経由して尾道駅まで運行されますが、復路は尾道駅から山陽線 西条駅を経由し、広島駅を越えて宮島口駅まで運行されます。
JR西日本で宮島口行きが出現するのは、2012年1月7日から2013年1月14日まで運転された 「清盛マリンビュー」 以来でしょうか?
このブログでは、これまでに 尾道・三原・広島の3駅で撮影した エトセトラ 宮島口行きの表示を紹介しましたが、各駅の発車標の表示を比較しやすいよう、1つの記事にまとめてみました。
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まずは、尾道駅の南口改札に設置されている発車標から見ていきます。
この駅の発車標は ホーム・改札口共に小型となっており、列車名欄がありません。
「Miyajimaguchi」 の文字が小さいです。


ホームの発車標は、こんな感じ。

行き先欄には通常、行き先(日本語・英語)と乗車位置が交互に表示されますが、エトセトラの場合は 乗車位置が表示されませんでした。


続いては 三原駅です。
この駅の発車標には列車名欄がありますが、そこに 「etSETOra」 と表示されることはありませんでした。
「Miyajimaguchi」 の文字は、尾道駅の表示に比べ 大きくて見やすいです。


ホームの発車標は、こんな感じ。

列車名欄に列車名が表示されないためか、「次の列車は、快速etSETOraです。」 とスクロール表示が流れます。


停車駅案内のスクロール表示は、2種類あります。


続いて、広島駅の表示を見ていきます。
シティライナーと誤認されるのを防ぐためか、狭い乗車位置欄に半角カタカナで 「エトセトラ」 と表示されていました。
「Miyajimaguchi」 の文字は、三原駅の表示に比べてカクカク・ガタガタしている印象です。




改札内の連絡跨線橋にある発車標を撮影。
こちらは 両数と列車名が交互に表示されますが、エトセトラの場合は両数が表示されませんでした。
ホームの発車標と異なり、英語表示の時は 列車名欄に 「etSETOra」 と表示されます。

最後に、尾道・三原・広島の3駅で撮影した宮島口行きの表示を、比較しやすいように並べてみました。
(表示は上から順に、尾道・三原・広島です)
日本語表示はパッと見 違いが分かりにくかったですが、こうやって並べてみると 点灯しているドットの数や位置が異なるのが分かります。

英語表示の比較です。 こちらは違いが分かりやすいですね。
尾道・広島の2駅と 三原駅とで 「g」 の書体が違うところにも注目。
以上、尾道・三原・広島の3駅の表示を紹介しました。
ちなみに、宮島口行きのエトセトラは 西条駅にも停車しますが、発車標に表示される文字のフォントなどは三原駅と同じです。
今後、西条駅でも エトセトラの表示を撮影したいと思います。