関西と北陸を結ぶ 特急 「サンダーバード」。

金沢方面へ向かう列車は ほとんどが金沢行きですが、1日に1本だけ 七尾線に直通する 「和倉温泉行き」 が設定されています。


2024年1月1日に発生した能登半島地震で、七尾線は一時全線が不通に。

1月22日に羽咋~七尾駅間が復旧すると、サンダーバードの乗り入れも再開しました。

2月15日に七尾~和倉温泉駅間が復旧するまでの間、通常ダイヤで設定されていない 「七尾行き」 のサンダーバードが運転されたのです。


今回、2024年1月下旬~2月上旬にかけて、大阪・新大阪・京都・敦賀・福井の5駅で特急サンダーバード 「七尾行き」 の表示を撮影しました。

この記事では、福井駅で撮影した写真を紹介します。

※能登半島地震で亡くなられた方のご冥福を心からお祈りします。
200人以上が犠牲になり、胸が張り裂ける思いです。
1日も早い復旧、復興を願っています。


★これまでの記事★



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まずは、1番のりばに設置されている発車標から。

12時1分発の特急しらさぎが発車すると、下の段に特急サンダーバード 「七尾行き」 が表示されました!


2024年2月現在、七尾線の普通列車は全て金沢駅を始発・終着としており、小松・福井方面へは乗り入れません。

金沢駅 在来線の発車標は、表示される文字のフォントが、福井駅など 北陸本線 他の特急停車駅とは異なります。

そのため、このフォントの 「七尾行き」 は、通常では見られません。


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英語表示は、こんな感じ。


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上の段の特急サンダーバードが3分遅れで運転しており、遅れ表示が出ていました。


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特急サンダーバード 金沢行きが入線してきました。

列車がまいります 表示を撮影。

京阪神地区の発車標と違って 「Train Approaching」 表示はなく、「列車がまいります」 と列車名が交互に表示されます。


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続いて、改札口に設置されている発車標を撮影。

特急サンダーバード 「七尾行き」 が 一番上の段に表示されています。


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中2階通路に設置されている発車標です。

表示される文字のフォントが、ホームや改札口に設置されている発車標と異なります。


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表示を拡大して撮影。

「七」 と 「尾」 のフォントは、金沢駅の発車標と同じです。


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英語表示です。

こちらも、フォントは 金沢駅の発車標と同じでした。


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1番のりばへ戻ってきました。

特急列車の乗車口案内表示器を撮影。

大阪駅に設置されているものとは異なり、行き先は表示されません。


2024年3月16日のダイヤ改正で 北陸新幹線 金沢~敦賀駅間が開業すると、北陸本線 金沢~大聖寺駅間がIRいしかわ鉄道に、大聖寺~敦賀駅間がハピラインふくいに経営移管されます。

特急列車が走らなくなるため、この乗車口案内表示器は撤去されるでしょう。


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再び1番のりばの発車標を撮影。

特急サンダーバード 「七尾行き」 が 上の段に表示されています。


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停車駅案内のスクロール表示も、七尾行きに対応しています。


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1番のりばに、特急サンダーバード 「七尾行き」 が入線してきました。

列車がまいります 表示を撮影。


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車両側面の種別・行き先表示です。

こちらも、七尾行きの表示が出ていました。


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福井駅を発車する 七尾行きのサンダーバードを撮影。

この列車は9両編成ですが、金沢駅で後ろ3両を切り離します。


以上、福井駅で撮影した特急サンダーバード 「七尾行き」 を紹介しました。







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