
※広島駅に停車中の快速 みよしライナー 三次行き。(2020年10月撮影)
JR西日本が 2021年3月13日に実施したダイヤ改正。
芸備線では、日中の時間帯に 下深川~志和口駅間で減便となったほか、快速 「みよしライナー」 の本数が減らされています。
今回は、その件について このブログで取り上げたいと思います。
※2021年5月11日追記※
記事のタイトルを変更しました。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
2021年春のダイヤ改正について (JR西日本 広島支社)
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今回のダイヤ改正で、芸備線では 以下のような変化がありました。
①日中の時間帯のダイヤを見直し。下深川~志和口駅間で減便。
概ね9~15時台に広島駅を発車する列車が、下深川~狩留家駅間で5本(土休日は4本)、狩留家~志和口駅間で2本(土休日は1本)削減されています。

※JR西日本 ニュースリリースより引用。
②快速 「みよしライナー」 、一部の列車が運転取り止めに。
平日は4往復から2往復に、土休日は 三次行き5本・広島行き6本から 両者4本ずつに、それぞれ減便されています。

③広島発の最終列車を繰り上げ。
以下のように、最終列車の発車時刻が繰り上がりました。
三次行き
広島22:11発→広島21:09発 ※62分繰り上げ。
志和口行き
広島23:11発→広島22:39発 ※32分繰り上げ。
下深川行き
広島23:46発→広島23:20発 ※26分繰り上げ。
その他の時間帯においても、運転本数や運転区間が一部見直されています。
広島駅

※オレンジ色は快速 みよしライナー。ダイヤ改正で行き先が変更された列車を黄色で示しています。
狩留家行きは分かりやすいよう、薄い黄緑色をつけました。
14:05発の三次・府中行き(2両編成)は、前の車両が三次行き、後ろの車両は府中行き。
まずは、広島駅 平日9~15時台の時刻表から見ていきましょう。
発車時刻と本数は改正後も変わっていませんが、行き先が変更された列車が多数あります。
狩留家行きは6本→3本と半減。
逆に、下深川行きは 3本→8本と2倍以上に増えています。
日中に2本設定されていた志和口行きは、10:25発が狩留家行きに、12:05発が三次行きに変更されました。
これにより、志和口行きは1日に1本だけ(22時台の最終列車のみ)となっています。
また、日中の三次・府中行きが下深川行きに変更され、三次から福塩線に直通する列車が 早朝の始発列車(5:43発 備後庄原・府中行き)のみとなりました。
発車時刻と本数は改正後も変わっていませんが、行き先が変更された列車が多数あります。
狩留家行きは6本→3本と半減。
逆に、下深川行きは 3本→8本と2倍以上に増えています。
日中に2本設定されていた志和口行きは、10:25発が狩留家行きに、12:05発が三次行きに変更されました。
これにより、志和口行きは1日に1本だけ(22時台の最終列車のみ)となっています。
また、日中の三次・府中行きが下深川行きに変更され、三次から福塩線に直通する列車が 早朝の始発列車(5:43発 備後庄原・府中行き)のみとなりました。

土休日9~15時台の時刻表は、こんな感じ。
芸備線 三次~広島駅間は、2017年春のダイヤ改正から 平日と土休日で異なるダイヤとなっています。
(2018年の西日本豪雨で被災して以降、平日と土休日で同一のダイヤとなっていましたが、前回のダイヤ改正で 再び異なるダイヤとなっています)
こちらも、多くの列車の行き先が変更されました。
狩留家行きが6本→3本になった一方、下深川行きは3本→7本に増えています。
日中に1本ずつ設定されていた行き先は、どちらも消滅。
10:25発の志和口行きは狩留家行きに、14:05発の三次・府中行きは下深川行きに変更されています。
また、11:50発から15:04発にかけて、三次行き(三次・府中行きも含む)と 区間列車(下深川行き、狩留家行き)が入れ替わっています。
狩留家~三次駅間の快速 みよしライナー通過駅では、14:35発から16:25発まで 運転間隔が1時間50分も開くようになりました。

平日16~23時台の時刻表は、こんな感じ。
18時台と20時台の快速 みよしライナーは、どちらも普通 狩留家行きに変更されました。
また、19時台は 普通 三次行きが 19:05発・19:25発と2本連続で発車していましたが、後者が下深川行きに変更され、その次の列車(19:45発)が 下深川行きから三次行きに変更されています。
三次行きは 22:11発が運転取り止めとなり、最終列車の発車時刻が1時間以上繰り上がりました。
21:09発の三次行きは、終点の三次駅到着が23時5分。
コロナ禍で夜間の利用が減少しているとはいえ、最終列車としては早すぎだと思いますね。
22:33発の狩留家行きは、発車時刻を6分繰り下げた上で志和口行きに変更されています。

土休日16~23時台の時刻表は、こんな感じ。
19:05発の快速 みよしライナーが、普通 下深川行きに変更されました。
また、20:07発と20:27発の列車の行き先が入れ替わっています。
(三次行きが下深川行きに、下深川行きが三次行きに変更)
これにより、18:25発から20:27発まで 三次行きが概ね1時間間隔での運転となりました。

※5:43発の列車・・・平日と土曜は備後庄原・府中行き。日曜・祝日は三次・府中行き。
(下)は下深川行き、(狩)は狩留家行き、(志)は志和口行き、(府)は三次・府中行き。
行き先が書いていない列車は三次行き。オレンジ色は快速 みよしライナー。
改正前の平日と土休日、改正後の平日と土休日のダイヤを比較しやすいよう、平日と土休日の新旧時刻表を並べてみました。
三次駅

※行き先は全て広島行き。 オレンジ色は快速 みよしライナー。
続いて、三次駅 広島方面の時刻表を比較します。
平日ダイヤでは、6:39発の普通列車と 16:09発・18:10発の快速 みよしライナーが運転取り止めとなっています。
特に18時台は、16時台と違って 普通列車の運転がありません。
普通列車への格下げではなく、列車そのものの運転がなくなるとは思いもしませんでした。
これにより、17:18発から19:04発まで 運転間隔が1時間46分も開いてしまっています。
三次発の18時台って そんなに需要がないのでしょうか?
9時台は 平日が9:06発、土休日が9:28発と異なっていましたが、改正後は 平日・土休日共に 9:27発に変更されています。
土休日ダイヤでは、8:55発・18:12発の快速 みよしライナーが運転取り止めに。
特に前者(8:55発)は 2017年のダイヤ改正で増発されたものでしたが、今回のダイヤ改正で運転取り止めとなっています。
最終列車は、平日・土休日共に 21:49発→21:51発と2分繰り下がりました。
志和口駅

※6:42発の列車・・・平日と土曜は備後庄原・府中行き。日曜・祝日は三次・府中行き。
行き先が書いていない列車は三次行き。オレンジ色は快速 みよしライナー。
続いて、志和口駅 三次方面の時刻表を新旧比較します。
平日ダイヤでは、9:55発の列車が10:14発に変化。
到着時刻は9:54着のままですが、この駅で20分も停車するようになっています。
おそらく、9:56発の広島行きが10:15発に繰り下がった影響でしょう。
12~16時台は、広島発の三次行きと狩留家、下深川行きの列車が入れ替わったため、平日・土休日共に ダイヤが大きく変化しています。
平日12:59発の列車は、志和口止まりだった列車を三次まで延長したものです。
これまでは13:05着でしたが、下深川駅での停車時間が10分→2分に短縮されたことで、到着時刻が12:58に繰り上がりました。
18時台以降は、平日・土休日共に 快速 みよしライナーの一部運転取り止めと 最終列車繰り上げによって、ダイヤが変化しています。

※行き先は全て広島行き。オレンジ色は快速 みよしライナー。
下線ありは当駅始発。(分かりやすいよう、薄い黄緑色をつけています)
広島方面の時刻表は、こんな感じ。
これまでは、日中に広島発 志和口行きが2本(土休日は1本)設定されていたため、その折り返しとなる当駅始発の列車がありました。
改正後、当駅始発は 朝一番の列車(5:34発)のみとなっています。
平日は 13:12発の列車が運転取り止めとなった上、13:57発の列車が14:07発に繰り下がったため、12:25発から14:07発まで 運転間隔が1時間42分も開きました。
最終列車は、平日・土休日共に22:47発→22:50発と3分繰り下がっています。
狩留家駅

続いて、狩留家駅 三次方面の時刻表を比較します。
この駅は 快速 みよしライナーが通過します。
11~15時台は、ダイヤが大きく変化しました。
日中の志和口行きが運転取り止めになったため、普通列車の本数が6本→4本(土休日は6本→5本)に減少しています。
土休日の11~15時台は これまで概ね60分間隔でしたが、改正後は45~57分間隔となり、60分を超えなくなっています。
ただし、15時台の列車が41分発→8分発に変更されたため、15時台から17時台にかけて 運転間隔が2時間近く開きました。
19時台以降も、快速 みよしライナーの一部運転取り止めや 最終列車繰り上げの影響で、ダイヤが変化しています。

※下線ありは当駅始発。(分かりやすいよう、薄い黄緑色をつけています)
広島方面の時刻表は、こんな感じ。
平日7:24発の列車が、三次発から狩留家発に変更されています。
9~15時台は、当駅始発の列車が6本→3本(土休日は6本→2本)となり、普通列車の本数が12本→7本(土休日は11本→7本)に減少しました。
逆に、平日の夜は 19時台と21時台に当駅始発の列車が増発されています。
9~15時台は、当駅始発の列車が6本→3本(土休日は6本→2本)となり、普通列車の本数が12本→7本(土休日は11本→7本)に減少しました。
逆に、平日の夜は 19時台と21時台に当駅始発の列車が増発されています。
23時台は 三次からの最終列車の後に、広島22:33発 狩留家行きの折り返しとなる普通列車が発車していました。
改正後は、この狩留家行きが志和口まで延長されたため、広島行きの最終列車の発車時刻が5分繰り上がっています。
ただし、三次からの最終列車は 23:07発→23:15発と 発車時刻が8分繰り下がりました。
下深川駅

最後に、下深川駅の時刻表を見ていきます。
まずは 三次方面から。
日中の時間帯、これまでは 普通列車が10・11時台に毎時1本、9時台と12~14時台に毎時2本、15時台に3本設定されていました。
改正後、平日は 9~14時台にかけて毎時1本となり、15時台も3本→2本に減少しています。
土休日は 12時台と14時台を除いて毎時1本に。
特に15時台は、15:02発の列車が14:57発に繰り上がったため、3本→1本となっています。
(到着時刻は14:56着のままですが、停車時間が6分→1分に短縮されました)

広島方面の時刻表は、こんな感じ。
快速 みよしライナーは、下深川から先 広島まで各駅に停車します。
列車の本数と発車時刻は、運転取り止めとなった 平日17:12発・土休日9:52発の快速 みよしライナーと 23時台を除き、改正前と概ね変わりません。
ただし、9~16時台では 当駅始発の列車が4本→9本(土休日は3本→7本)と2倍以上に増えています。
19:12発の快速 みよしライナーは、狩留家発(土休日は当駅始発)の普通列車に変更されました。
ただし、9~16時台では 当駅始発の列車が4本→9本(土休日は3本→7本)と2倍以上に増えています。
19:12発の快速 みよしライナーは、狩留家発(土休日は当駅始発)の普通列車に変更されました。
以上、芸備線 広島~三次駅間のダイヤ改正について書きました。
今回、主要駅の時刻表を新旧比較してみて、狩留家~三次駅間の本数が意外と少ないことに驚きました。
日中は 広島~三次を走る列車が毎時1本以上はあって良いと思うのですが、60分間隔では供給過剰なのでしょうか。









