
岐阜駅は、利用客のほとんどが利用する 「中央改札口」 の他に、「アクティブG連絡口」 という小さな改札口があります。
岐阜駅に隣接している複合商業施設 「アクティブG」 に直結する改札口です。
そこには、中央改札口やホームとは異なるタイプの発車標が設置されています。
今回は、そんな岐阜駅のアクティブG連絡口に設置されている発車標を紹介します。
※写真は2023年6月と7月に撮影しました。
広告

まずは、2023年6月に撮影した写真からご紹介。
アクティブG連絡口を、改札内側から撮影。
左側の壁に、3色LED発車標が埋め込まれているのが分かります。
中央改札口の発車標は 3色LEDから液晶ディスプレイ(LCD)に更新されていますが、アクティブG連絡口の発車標は更新されていませんでした。

この改札口は無人となっています。
そのため、裏が白い切符を持っている場合は、中央改札口の係員通路を通る必要があります。


この日は時間の都合上、高山線の発車標のみ撮影しました。
こちらは、普通 猪谷行き、特急ひだ15号 高山行き、普通 多治見行きの表示です。
「猪谷行き」 は 高山方面へ向かう普通列車で最も遠い行き先であり、1日に1本しか設定されていません。
ホームに設置されている発車標に比べ、表示される文字が細いです。


こちらは、多治見行き・下麻生行き、美濃太田行きの普通列車3本です。
「下麻生行き」 は、美濃太田駅から高山方面へ向かう列車としては最も近い行き先であり、こちらも1日に1本しか設定されていません。

一番上の段に多治見行きが表示されると、一番下の段には 「美濃太田 経由の多治見行きです」 と表示されます。
名古屋・高蔵寺経由の多治見行きは設定されていませんが、誤乗防止のためでしょう。

ここからは、2023年7月に撮影した写真をご紹介。


左側から順番に見ていきましょう。
こちらは、東海道線上り 名古屋・岡崎方面の発車標です。
普通 岡崎行き、新快速 豊橋行き、特急しらさぎ12号 名古屋行きが表示されています。
当駅始発の列車の場合は、種別の横に (当駅始発) と表示されます。
また、下りホーム・5番線から発車する上り列車の場合、のりばの番号が赤色で表示されます。


こちらは、高山線の発車案内。
一番上の段に表示されている 「飛騨金山行き」 は、1日に1本しか設定されていません。


東海道線下り 大垣・米原方面の発車案内は、こんな感じ。
新快速 米原行き、特別快速 大垣行き、特急ひだ36号 大阪行きが表示されています。
特急ひだは、ほとんどの列車が名古屋駅を発着しますが、1日1往復のみ大阪駅発着となっています。
大阪行きの特急ひだは、高山線ホーム・4番線から発車するため、のりば番号が赤色で表示されます。


特急しらさぎ13号 金沢行きの表示も撮りました。
特急しらさぎは、2024年3月16日のダイヤ改正で 全列車が敦賀止まりに短縮されています。
敦賀行きの表示については、次の記事で紹介します。

アクティブG連絡口の営業時間は 9:00~21:00までとなっており、それ以外の時間帯は シャッターが閉まっています。
(改札内側から撮影)
以上、岐阜駅のアクティブG連絡口に設置されている発車標を紹介しました。