

※上の写真は2016年3月に撮影。
嵯峨野線の花園駅では、これまで 古くて厚みのある発車標が設置されていました。
ホームの発車標は、太い木の梁の上に取り付けられているのが特徴的です。
上り・下り それぞれに発車標を設置するのではなく、1つの発車標に 上り・下り 両方の発車案内が表示されていたんですよね。
しかし 2020年3月、「花園駅の発車標が更新された」 と情報提供を頂きました。
※春さん、情報提供ありがとうございます。
そこで、2020年11月7日に 花園駅を訪れ、新しい発車標を撮影してきました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
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こちらが、花園駅の新しい発車標です。
更新後は、上2段が下り(園部方面)、下2段が上り(京都方面)というように、上下線の発車案内が分離されました。
これまでと同様、木の太い梁の上に取り付けられています。


発車標を拡大して撮影。
緑色の文字が白っぽく表示されています。
見た目が3色LEDのフルカラーLED発車標です。
両端の矢印が 中を塗りつぶしたものに変わったほか、「通過」 の英語表示が 「Passing」 から 「Pass」 に変更されています。
「Local」 のフォントが 更新前と違っていますね。
更新後も、「電車がまいります」 や 「列車が通過します」 といった表示は出ませんでした。

先ほどの発車標を反対側から撮ってみました。



こちらも、発車標を拡大して撮影。
乗車位置表示(△4~7)のフォントも、更新前と違っていますね。
上に書かれている表記が 「亀岡・福知山方面」 から 「嵯峨嵐山・福知山方面」 に変更されているところにも注目。

改札口の様子です。


改札口の発車標を新旧比較。(更新前の写真は2016年3月に撮影)
こちらは、2段表示の発車標が設置されています。
右側の発車標の表記が 「亀岡・福知山方面」 から 「嵯峨嵐山・園部・福知山方面」 に変わっているところにも注目。
2016年に訪れた時は、下の段に お知らせなどのスクロール表示が流れ続けていたんですよね。
今回訪れると、下の段に 次発の電車の案内が表示されており、スクロール表示は流れませんでした。


発車標を拡大して撮影。
こちらは、京都方面の発車案内です。
ホームと同様、見た目が3色LEDのフルカラーLED発車標となっています。


園部方面の発車案内は、こんな感じ。


園部行きが発車すると、下の段に 「嵯峨嵐山行き」 の表示が出ました!
かつては、紅葉シーズンなどの臨時列車でしか見られない行き先だったんですよね。
2017年3月のダイヤ改正で、日中に嵯峨嵐山行きの普通電車が多数設定され、今では毎日見られる行き先になっています。


嵯峨嵐山行きの英語表示です。

ちなみに、更新前の英語表示は こんな感じでした。
(この記事の冒頭に貼った写真の行き先部分を拡大しています)
更新後の英語表示と異なっているのが分かります。
以上、花園駅の新しい発車標を紹介しました。
嵯峨野線では、二条駅や円町駅でも古い発車標が設置されていますが、こちらも そろそろ更新されるかもしれませんね。